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白山

【山域】大倉山(2038m)、白山(2702m)
【日時】平成22年10月2日
【天候】晴れ
【岳人】穂乃花(小3)、僕


平瀬道登山口(6:15)  前夜、道の駅飛騨白山に到着。誰もいない道の駅、足湯に浸かり菓子をつまみ酒を飲む。翌日夜明け前に起床、空には満点の星。今日の天気は期待出来そうだな。穂乃花は寝かせたまま大白川の登山口まで移動。駐車場は多くの登山者で既に満杯状態。今週も怪我が完治しない岳登を諦め、やる気満々の穂乃花を引き連れての山行となる。僕自身白山は二度目だが、昨年岳登と登った時は終日雨風が強く、楽しい思い出が何一つない。いきなり急登の連続。穂乃花は順調にグイグイ飛ばして行く。時折振り返ると、先週登った乗鞍が雲の上に浮かんで見える。今日は大気が澄んでいるのか、遠く離れた飛騨の名峰がくっきり神秘的に見て取れる。標高が上がるにつれ樹木は紅葉を成し、やがて右前方に目指す白山がその雄姿をはっきりと現した。登山道脇にある大倉山山頂の標識。ここまで来れば避難小屋も近い。
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平瀬道登山口
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乗鞍と御嶽
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槍穂高  ※中央の窪みが大切戸
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白山が見えた
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大倉山

大倉山避難小屋(8:27、8:43)  避難小屋は土間とベンチ、板敷きで形成され、携帯用トイレの使用専用ブ-スがあり、その部屋には携帯トイレが積まれている。専用のゴミ箱も屋外に設置されており、使用者は定額の利用料を木の箱に納める。又、現在平瀬道の登山道整備が行なわれているようであり、工事看板や工事道具が至る所で目に付いた。平瀬道を黙々と歩いていると、周囲で荒れた山肌が2つ程目に付いた。その一つは別山だと分かったが、もう一つは最後まで明らかにならなかった。位置的に三方崩山ではないだろうか、名前からしても・・。雪の無いカンクラ雪渓を過ぎ、痩せた尾根を慎重に通り越す。昭文社の山の地図で”危険”と記された箇所の事だろうが、注意さえすれば何も問題はない。痩せ尾根から30分程で、賽の河原。森林限界を越え、低い樹木は完全に秋の色に染まっていた。
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大倉山避難小屋
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三方崩山かな・・
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別山を左に従え
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賽の河原

室堂(10:10、10:40)  ようやく室堂の建物が見えてきた。トンビ岩コ-スの分岐道標のすぐ先に水場があった。冷たい水を飲み、顔を洗う。登山道から聞き覚えのある声が飛んできた。同じ町で調査士業を営むK先輩だった。最近山登りにはまったらしい。白山に行きたいと言っていたので、今日当たり会う様な気はしていた。温厚で人懐っこい先輩と記念写真を撮り別れた。流石は人気の白山。ビジタ-センタ-前のベンチでは多くの登山者が秋晴れの下、思い思いの過し方をしている。センタ-内で休憩後、鳥居をくぐり目の前にそびえる白山最高峰・御前峰へ向かった。登るにつれ、次第に眼下に広がる室堂平。色づき始めた広葉樹がハイ松の緑と調和して、秋の高原を彩っていた。室堂の後方石川県側は雲の絨毯に覆われ、まるでここ室堂が神の領域かのように思えてくる。絨毯から一際高く舞い上がる積乱雲、やがて視界の効いた別山までも激しく包み込んでしまった。
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水場1
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室堂ビジタ-センタ-
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鳥居の先に御前峰

御前峰(11:13)  そして山頂到着。穂乃花お疲れ、今日も良く頑張ったな!広い山頂は既に多くの登山客で溢れ返っていた。
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霊峰白山 御前峰  ※眼下に室堂、奥は別山


御前峰(11:50)  それにしても今日は最高の登山日和だ。岳登にもこの景色を見せてあげたかった。続々と登山者が山頂に到着してくる。賑やかな数十人の大集団も到着。石標を前に何列にも並び、横断幕を掲げ、両手を挙げ、奇声を発し記念撮影をしていた。何かの記念登山のような、旅行会社のツア-のような感じであった。『11時50分出発で~す!』 この言葉が耳に入り、集団の前に下山にかかる事にした。別の一角ではその集団とは別の集団が、ギタ-弾きの伴奏と共に山の歌を合唱し大いに盛り上がっていた。
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大汝峰と剣ヶ峰
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雲の絨毯
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白山(御前峰) ※山頂には真新しい石柱と古い木柱がある
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山頂のギタ-弾き
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室堂へ下る

室堂(12:11、12:25)  室堂センタ-の正面右手にも水場があり、ここでタンクの水を満たす。南竜ヶ馬場への分岐を慎重に通過。昨年は視界最悪の中、下ばかり向いて歩いていた挙句、この道標を見落とし南竜ヶ馬場方面に下ってしまった。痩せ尾根、カンクラ雪渓を越え避難小屋に到着。
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水場2  ※この奥にトイレもある
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南竜ヶ馬場分岐
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痩せ尾根
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カンクラ雪渓
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紅葉

大倉山避難小屋(13:28、13:46)  避難小屋では4人のパ-ティ-が真昼間からシュラフに包まり、板敷きを占拠していた。疲れていたのだろうか。居心地の悪い小屋を早々と発つ。綺麗な紅葉に見とれ、眼下には真っ青な大白川ダムも視界に入ってきた。『それにしてもあれは三方崩山だよな・・』などと一人呟く。白山に舞い降りたエイリアンも健在だった。不思議なキノコに頭をひねり、急な階段を駆け下りると駐車場が見えてきた。
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エイリアン
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不思議なキノコ

平瀬道登山口(15:05)  朝方駐車場を埋めていた車の数はかなり減っている。皆もう日帰りしたのだろう。綿のような白い植物が辺りを飛び散っている。着替えや後片付けをしている最中も、その物体は容赦なく車の中にまで入り込んでくる。下山の余韻に浸る間もなく、逃げるように大白川を後にした。
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大白川駐車場

道の駅・桜の郷荘川  下山後の温泉は何処がいいかな・・。登山口にある大白川温泉の露天風呂、道の駅飛騨白山に併設された平瀬温泉しらみずの湯、道の駅荘川に併設された桜香の湯。迷った末、あのヌルヌル感とさくらソフトが忘れられず荘川に向かっていた。さくらソフト(300円)を食べ、温泉で疲れを癒す。駐車場で街灯の灯りの下、夕食&宴会を楽しんだ。穂乃花については山よりこちらの方が楽しみのようだ。明太子スパゲティを作り、お菓子や缶詰をつまみながら酒も随分進んだ。
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さくらソフト
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宴会



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