やはり見切りが必要だ
今日は3/2(水)。前回(2/28)に続けて、ホタルイカ捕り第2弾。中1日での徹夜はかなり辛いが、条件が良いので行くしかない。その点富山市民が心底羨ましいが、飛騨で暮らす余所者としてはそれなりの覚悟と代償は必要となる。平日、それも徹夜覚悟で遥々向うからには、『今日こそは絶対に捕れる!』というある程度の自信がなければ正直厳しい。しかしそれすら期待倒れに終わることがほとんどである。元々は今日出向く予定ではなかった。しかし昼間、何気なしに浜の天気や風の状況を確認してみたら、次の瞬間気持ちは固まっていた。仕事場を18時に発ち、一路富山を目指す。ダイソ-や信次郎に寄り、いつもの浜に着いたのが21時半。今夜はちょうど新月でもあり、条件が揃っているからか、前回とは比にならない程の車が目につく。テントを張った強者までいて、皆今日のビックチャンスに懸けていることが分かる。長靴を履き、浜辺を偵察。既に海に入っている人も少しはいるが、全く出ていない様子。波は穏やかで濁りは無く、海水は透き通って見える。やはり今日は最高のコンディション、後はホタルイカの登場を待つだけだ。

某浜(21:28) ※この日の満潮は翌2:11

気合いの証 ※おそらく2、3日留まるつもりだろう
1時間車で仮眠を取った後、再度浜辺の偵察に出る。しかし状況は変わらずで、海に入る人は多くなったが、まだほとんど捕れていない様子だった。どうせ海に入っても無駄だ・・と、浜辺で見合わせている人も多い。僕もそのたちで、ク-ラ-ボックスに腰掛け、状況を見守っていた。実力云々ではなく、誰一人捕れた仕草をする人がいなかった。今宵の満潮は日付が変わってからの2:11。前回も出始めたのが満潮過ぎだったので、今回も良くてせいぜい0時から。しかし現実的には満潮を迎えた2時3時が出始める頃だろうと思っていた。浜辺でしぶとく1時間半程待機していたが、一向に出る気配はない。それにただ寒いだけなので、ここは一旦引き上げ車へと戻る。右隣の車は相変わらずエンジンをかけ、車内待機をしている。再び仮眠に就くも全く寝付けず、翌1時、行動を再開。右隣の車は結局この浜を諦めて、どこかへ走り去っていった。そろそろ出てもおかしくない時間帯だ。本腰を入れて海に入るも、ホタルイカの姿は皆無。無駄な徘徊は最小限に抑え、座っている時間が大半を占めた。この頃掲示板を頻繁に見ていたが、どの浜も似たようなものだった。満潮時刻(2:11)を迎えるも、一向にホタルイカの気配無し。前回のパタ-ンを考えると、これから出始めるだろうとも思ったが、2時半を過ぎ、僕はこの浜に見切りをつけた。

一体どうなってるんだ(22:53)
そして、某漁港へと移動。空のバケツを持って引き上げてきた若者に状況を尋ねると、『数匹しか見てません・・』との言葉が返ってきた。数匹だけでも、いるだけ先程の浜より展望は明るい。埠頭の張り師達のバケツを覘いてみると、少ないなりには捕れていた。この浜は遠浅ではないし、足下は安定せず、歩くには適さない。それでも何とか浜で格闘し、直ぐに1匹目を確保。これでボウズだけは免れた。しかしその後しばらく姿を見せず、再び諦めモ-ドに入りかけるも、30分くらいして少しずつ出るようになってきた。この浜では2時間以上海に入り、『もしかしたら100匹いくか・・』という状態まで上げることが出来た。今回の戦いは当てが全く外れ、かなり厳しいものとなった。それは僕だけではなく、この日出陣した全ての捕り師に言えることだろう。途中からゼロを意識していたし、最初の浜に居続けたら、おそらく実際ゼロで終わっていただろうと思う。思い切った見切りが功を奏し、結果良い方向に繫がった。終わってみればそこそこ楽しめたし、最低限今日の朝飯分くらいは確保出来たから良しとしよう。

某漁港(翌2:51)

埠頭に張り付く、張り師達

待望の1匹目(3:00)

バケツの中を元気よく泳ぐ

苦戦を強いられたが、今回もやり切った(5:42)

朝の漁港(6:00)

本州縦断フットレ-ス(青森~下関1550㌔)では、ここがCP15(城址公園前交差点、666.2㌔)となる

城址公園前のセブンでご褒美(6:34) ※この後睡魔に襲われ、ダム湖駐車場で1時間仮眠

今回の収穫は86匹(9:17) ※浜を変えなかったら、おそらくゼロだった

捕って食べて申し訳ないけど、人間が捕らなければ浜に上がって鳥の餌になる

某浜(21:28) ※この日の満潮は翌2:11

気合いの証 ※おそらく2、3日留まるつもりだろう
1時間車で仮眠を取った後、再度浜辺の偵察に出る。しかし状況は変わらずで、海に入る人は多くなったが、まだほとんど捕れていない様子だった。どうせ海に入っても無駄だ・・と、浜辺で見合わせている人も多い。僕もそのたちで、ク-ラ-ボックスに腰掛け、状況を見守っていた。実力云々ではなく、誰一人捕れた仕草をする人がいなかった。今宵の満潮は日付が変わってからの2:11。前回も出始めたのが満潮過ぎだったので、今回も良くてせいぜい0時から。しかし現実的には満潮を迎えた2時3時が出始める頃だろうと思っていた。浜辺でしぶとく1時間半程待機していたが、一向に出る気配はない。それにただ寒いだけなので、ここは一旦引き上げ車へと戻る。右隣の車は相変わらずエンジンをかけ、車内待機をしている。再び仮眠に就くも全く寝付けず、翌1時、行動を再開。右隣の車は結局この浜を諦めて、どこかへ走り去っていった。そろそろ出てもおかしくない時間帯だ。本腰を入れて海に入るも、ホタルイカの姿は皆無。無駄な徘徊は最小限に抑え、座っている時間が大半を占めた。この頃掲示板を頻繁に見ていたが、どの浜も似たようなものだった。満潮時刻(2:11)を迎えるも、一向にホタルイカの気配無し。前回のパタ-ンを考えると、これから出始めるだろうとも思ったが、2時半を過ぎ、僕はこの浜に見切りをつけた。

一体どうなってるんだ(22:53)
そして、某漁港へと移動。空のバケツを持って引き上げてきた若者に状況を尋ねると、『数匹しか見てません・・』との言葉が返ってきた。数匹だけでも、いるだけ先程の浜より展望は明るい。埠頭の張り師達のバケツを覘いてみると、少ないなりには捕れていた。この浜は遠浅ではないし、足下は安定せず、歩くには適さない。それでも何とか浜で格闘し、直ぐに1匹目を確保。これでボウズだけは免れた。しかしその後しばらく姿を見せず、再び諦めモ-ドに入りかけるも、30分くらいして少しずつ出るようになってきた。この浜では2時間以上海に入り、『もしかしたら100匹いくか・・』という状態まで上げることが出来た。今回の戦いは当てが全く外れ、かなり厳しいものとなった。それは僕だけではなく、この日出陣した全ての捕り師に言えることだろう。途中からゼロを意識していたし、最初の浜に居続けたら、おそらく実際ゼロで終わっていただろうと思う。思い切った見切りが功を奏し、結果良い方向に繫がった。終わってみればそこそこ楽しめたし、最低限今日の朝飯分くらいは確保出来たから良しとしよう。

某漁港(翌2:51)

埠頭に張り付く、張り師達

待望の1匹目(3:00)

バケツの中を元気よく泳ぐ

苦戦を強いられたが、今回もやり切った(5:42)

朝の漁港(6:00)

本州縦断フットレ-ス(青森~下関1550㌔)では、ここがCP15(城址公園前交差点、666.2㌔)となる

城址公園前のセブンでご褒美(6:34) ※この後睡魔に襲われ、ダム湖駐車場で1時間仮眠

今回の収穫は86匹(9:17) ※浜を変えなかったら、おそらくゼロだった

捕って食べて申し訳ないけど、人間が捕らなければ浜に上がって鳥の餌になる

徹夜明けの朝食(10:03) ※画像クリックで拡大

炊き込みご飯 ※ご飯のみ、2年前の沖漬けを使用

生姜醤油 ※ホタルイカ本来の味を楽しめ、ご飯にも合う

ポテトサラダ ※とても美味くて子供にも大好評。お勧め

酢味噌

バタ-炒め ※ご飯に合わないし、味変程度に少しでいい

以前は目など取り除いていたが、今では下処理は何もしない
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| ホタルイカ | 17:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑