本州縦断フットレース2021スペシャル(18)~R8を終えて
2021年5月9日(日)
※大会16日目
小浜(福井)~西舞鶴(京都)
本日距離:54.1km
《総距離:974.1km》

青葉山
今日は西田さんが終日行動を共にしてくれる。約束の8時前には来てくれ、チェックアウトをして宿を一緒にスタ-ト。今日は一度雨がぱらつく場面もあったが、ほぼ終日快晴に恵まれた。うみんぴあ大飯(道の駅)を始め、以降ゲンキ-が点々と国道沿いに出てくるゲンキ-銀座。福井県を本拠地とするこの激安ドラッグストアは、関西人の西田さんには馴染みがなかったが、商品の安さに驚いてくれた。今大会中の僕はおにぎりを主食とし、ここまでほぼコンビニのおにぎりだけで凌いできた。ただコンビニのおにぎりは値段が高過ぎる(コスパが悪過ぎる)といつも感じているし、その為一番安い(それでも高い)梅や昆布、ツナマヨにしか手を出さなかった。しかしゲンキ-のおにぎりはどれも安く、種類が豊富なのも実に嬉しい。福井県に入って以来、その反動もあってかゲンキ-でおにぎりを爆買いし、バック前部のポケットには常に5個は入れていた。

加斗トンネル

海を見ながら

ゲンキ-のおにぎりは種類が多く、安い
今日は西田さんの相方陽子さんも所々車で先回りし、色々と世話を焼いてくれた。昨年の試走の時は眠さに耐え切れず、和田駅で倒れ込むように仮眠した。しかし今日は一度少し眠くなっただけで、その時もコンビニでホットコ-ヒ-を飲んだら復活。珍しく睡魔とは無縁の一日となった。今日もまた日本縦断中の旅人に出会う。これで何人目かは調べないと思い出せないくらいだが、大きなバックパックにソ-ラ-パネルを乗せ、自家発電しながら歩いている姿は正に衝撃的だった。道中、西田さんは本当によく写真を撮ってくれ、僕が写真を撮っているところまでカメラに収めてくれた。

さようなら、おおい町

JR若狭和田駅

京都出現

日本徒歩縦断中の旅人(左)

写真を撮っているところを撮られている ※この時撮った写真が下の青葉山と若狭湾

青葉山と若狭湾

チョコモナカジャンボ ※よく食べながら歩いた

お花畑で満面の笑み
昨年まではCPだった福井県・京都府境の青葉トンネルは、危険との理由で今年から大きく迂回するル-トに変更された。しかしこれが結構大変で、主催者はおそらく平面上で考えていただけかも知れないが、実際ここを自分の脚で辿ると尋常でない程ハ-ドな迂回路であることを痛感させられる。そのまま青葉トンネルを直進すれば一瞬だが、移設された松尾寺CPは青葉山の直ぐ麓にある山の上。”激坂”と呼ぶに相応しいこの迂回路は、今大会の中でも指折りの難所となった。13:50、ようやくCP22の松尾寺前(949.8㌔)に到着。西田さんが先程から手にぶら下げて歩いていたお寿司やクリ-ムパンを処理がてら、腰を下ろして美味しく頂いた。

青葉山の直ぐ麓まで登ってきた

CP22(松尾寺前・県道564号線分岐点、949.8㌔)

松尾寺本堂

手水舎

美味しそうだな・・

しばし休憩
近道を選びながら、試走の時は通らなかった東舞鶴駅を通過。西田さんのスマホナビの誘導で、ほぼ線路沿いに延びる最短路を通り、本日の宿泊地となる西舞鶴駅方面へと向かう。西舞鶴駅数㌔手前からなけ無しの力を振り絞り、スパ-トをかける。今日はネガティブタイムがほとんどなく、脚の痛みもあまり感じなかった。歩き主体に変わりはないが、朝の出だしや終盤など、何度か走れる時間帯があった。西舞鶴駅を目前に控え、突然静かになる僕。西田さんは、僕が感極まってシクシク泣いているものと思っていたようだ。しかし実際はそうでなく、R8ゴ-ルシ-ンについて色々と策を練っていた。やがて考えがまとまり、ニヤニヤしながら西田さんに動画撮影とナレ-ションを細かく提案。普段明るい西田さんだが、プレッシャ-を受けたのか明らかに動揺していた。

JR東舞鶴駅(16:10)

R8ゴ-ルを目前にし、テンションMAX

市街地が見えてきた
そして、再び黙り込む僕。また何か悪だくみを考えているものと西田さんにも緊張が走る。その後西田さんには一足先に駅へと向ってもらい、ゴ-ル到着に備えてもらう。予定になかった道を通っていることで僕は一瞬方向を失い、肝心な場面で迷子になった。二度程通行人に道を訪ね、何とか西舞鶴駅手前まで到達。実際僕はただ迷子になっていただけなのだが、西田さん曰く、またも僕がシクシク泣き、涙が治まるまでどこかで時間を潰していたと思っていたらしい。それを感じてか、西田さんも感極まり泣きそうになっていた。そして西田さんの名ナレ-ションが始まる。地名を間違えただけでなく、僕の名前さえも間違えるという致命的なハプニングに見舞われながらも、無事大役を勤め上げる。そしてその甲斐あって17:27、CP23西舞鶴駅前(967.3㌔)に到着。ここがR8区間のゴ-ルとなる。
西田さんのナレ-ションが抜群に良い

CP23(西舞鶴駅前、967.3㌔)
今日のホテルは西舞鶴駅から直ぐ近くのプラザホテル。昨年の試走の時も泊まった宿で、今日は西田さんもここに泊まる。チェックインは後でする旨を受け付けに告げ、陽子さんが用意してくれたビ-ルをロビ-で頂き、軽く祝杯を挙げる。今日は明日の為にも少しでも距離を延ばしておきたい。ビ-ルを1本空けた後、荷物を背負ったまま一人路上へと戻った。西田さんにはホテルで少し休んでもらい、しばらくしてから車で僕を追いかけてきてもらう。そして19:10、大橋手前の藤津信号にて本日の行程を終えることにした。

プラザホテル舞鶴(17:44) ※今夜は西田さんも同じ宿

大手交差点は前回までのCP

ダイヤモンド富士

藤津(19:10) ※本日はここまで
西田さんの車で西舞鶴へと戻り、ここでようやくチェックイン。西田さんと陽子さんは、僕と同じフロアに部屋を取っている。今夜も西田さんと陽子さんが僕の為に豪華夕食を用意してくれた。贅沢な刺身や焼肉弁当、ワイン、ビ-ル、ソ-イングセットまで。これらは全て陽子さんが揃えてくれた。今日はコンビニやゲンキ-でも西田さんがお金を出してくれたし、さすがにこれでは申し訳ない。お返しにはならないが、西田さんには是非新品のTRロケットを使ってもらおうと思っている。僕は酒なら何でも好んで飲むが、欧州や南米の旅では、最低1㍑(激安の紙パック)のワインを毎日のノルマとしていた。僕のブログを見てくれている陽子さんのことだから、そんな僕のワイン好きを知ってのチョイスだったのかも知れない。今大会中ワインを飲むのは初めてだが、やはり確実に酔えて気分がいい。ただ、つい夜更かしするのが多少ネックではある。

今夜も差し入れを頂いた ※刺身各種、焼肉弁当、ワイン、ビ-ル、ソ-イングセット

やっぱワインはいいな(20:35)

ようやく空けた(23:25) ※気分最高だが、もうこんな時間
プラザホテル舞鶴(舞鶴市)泊
ゲンキ-(チョコモナカジャンボ106円×2、おにぎり辛子明太子84円、おにぎり鮭84円、おにぎりツナマヨネ-ズ84円) 宿(朝食付き4700円) 計5164円

小浜(福井)~西舞鶴(京都)
本日距離:54.1km


青葉山
今日は西田さんが終日行動を共にしてくれる。約束の8時前には来てくれ、チェックアウトをして宿を一緒にスタ-ト。今日は一度雨がぱらつく場面もあったが、ほぼ終日快晴に恵まれた。うみんぴあ大飯(道の駅)を始め、以降ゲンキ-が点々と国道沿いに出てくるゲンキ-銀座。福井県を本拠地とするこの激安ドラッグストアは、関西人の西田さんには馴染みがなかったが、商品の安さに驚いてくれた。今大会中の僕はおにぎりを主食とし、ここまでほぼコンビニのおにぎりだけで凌いできた。ただコンビニのおにぎりは値段が高過ぎる(コスパが悪過ぎる)といつも感じているし、その為一番安い(それでも高い)梅や昆布、ツナマヨにしか手を出さなかった。しかしゲンキ-のおにぎりはどれも安く、種類が豊富なのも実に嬉しい。福井県に入って以来、その反動もあってかゲンキ-でおにぎりを爆買いし、バック前部のポケットには常に5個は入れていた。

加斗トンネル

海を見ながら

ゲンキ-のおにぎりは種類が多く、安い
今日は西田さんの相方陽子さんも所々車で先回りし、色々と世話を焼いてくれた。昨年の試走の時は眠さに耐え切れず、和田駅で倒れ込むように仮眠した。しかし今日は一度少し眠くなっただけで、その時もコンビニでホットコ-ヒ-を飲んだら復活。珍しく睡魔とは無縁の一日となった。今日もまた日本縦断中の旅人に出会う。これで何人目かは調べないと思い出せないくらいだが、大きなバックパックにソ-ラ-パネルを乗せ、自家発電しながら歩いている姿は正に衝撃的だった。道中、西田さんは本当によく写真を撮ってくれ、僕が写真を撮っているところまでカメラに収めてくれた。

さようなら、おおい町

JR若狭和田駅

京都出現

日本徒歩縦断中の旅人(左)

写真を撮っているところを撮られている ※この時撮った写真が下の青葉山と若狭湾

青葉山と若狭湾

チョコモナカジャンボ ※よく食べながら歩いた

お花畑で満面の笑み
昨年まではCPだった福井県・京都府境の青葉トンネルは、危険との理由で今年から大きく迂回するル-トに変更された。しかしこれが結構大変で、主催者はおそらく平面上で考えていただけかも知れないが、実際ここを自分の脚で辿ると尋常でない程ハ-ドな迂回路であることを痛感させられる。そのまま青葉トンネルを直進すれば一瞬だが、移設された松尾寺CPは青葉山の直ぐ麓にある山の上。”激坂”と呼ぶに相応しいこの迂回路は、今大会の中でも指折りの難所となった。13:50、ようやくCP22の松尾寺前(949.8㌔)に到着。西田さんが先程から手にぶら下げて歩いていたお寿司やクリ-ムパンを処理がてら、腰を下ろして美味しく頂いた。

青葉山の直ぐ麓まで登ってきた

CP22(松尾寺前・県道564号線分岐点、949.8㌔)

松尾寺本堂

手水舎

美味しそうだな・・

しばし休憩
近道を選びながら、試走の時は通らなかった東舞鶴駅を通過。西田さんのスマホナビの誘導で、ほぼ線路沿いに延びる最短路を通り、本日の宿泊地となる西舞鶴駅方面へと向かう。西舞鶴駅数㌔手前からなけ無しの力を振り絞り、スパ-トをかける。今日はネガティブタイムがほとんどなく、脚の痛みもあまり感じなかった。歩き主体に変わりはないが、朝の出だしや終盤など、何度か走れる時間帯があった。西舞鶴駅を目前に控え、突然静かになる僕。西田さんは、僕が感極まってシクシク泣いているものと思っていたようだ。しかし実際はそうでなく、R8ゴ-ルシ-ンについて色々と策を練っていた。やがて考えがまとまり、ニヤニヤしながら西田さんに動画撮影とナレ-ションを細かく提案。普段明るい西田さんだが、プレッシャ-を受けたのか明らかに動揺していた。

JR東舞鶴駅(16:10)

R8ゴ-ルを目前にし、テンションMAX

市街地が見えてきた
そして、再び黙り込む僕。また何か悪だくみを考えているものと西田さんにも緊張が走る。その後西田さんには一足先に駅へと向ってもらい、ゴ-ル到着に備えてもらう。予定になかった道を通っていることで僕は一瞬方向を失い、肝心な場面で迷子になった。二度程通行人に道を訪ね、何とか西舞鶴駅手前まで到達。実際僕はただ迷子になっていただけなのだが、西田さん曰く、またも僕がシクシク泣き、涙が治まるまでどこかで時間を潰していたと思っていたらしい。それを感じてか、西田さんも感極まり泣きそうになっていた。そして西田さんの名ナレ-ションが始まる。地名を間違えただけでなく、僕の名前さえも間違えるという致命的なハプニングに見舞われながらも、無事大役を勤め上げる。そしてその甲斐あって17:27、CP23西舞鶴駅前(967.3㌔)に到着。ここがR8区間のゴ-ルとなる。
西田さんのナレ-ションが抜群に良い


CP23(西舞鶴駅前、967.3㌔)
今日のホテルは西舞鶴駅から直ぐ近くのプラザホテル。昨年の試走の時も泊まった宿で、今日は西田さんもここに泊まる。チェックインは後でする旨を受け付けに告げ、陽子さんが用意してくれたビ-ルをロビ-で頂き、軽く祝杯を挙げる。今日は明日の為にも少しでも距離を延ばしておきたい。ビ-ルを1本空けた後、荷物を背負ったまま一人路上へと戻った。西田さんにはホテルで少し休んでもらい、しばらくしてから車で僕を追いかけてきてもらう。そして19:10、大橋手前の藤津信号にて本日の行程を終えることにした。

プラザホテル舞鶴(17:44) ※今夜は西田さんも同じ宿

大手交差点は前回までのCP

ダイヤモンド富士

藤津(19:10) ※本日はここまで
西田さんの車で西舞鶴へと戻り、ここでようやくチェックイン。西田さんと陽子さんは、僕と同じフロアに部屋を取っている。今夜も西田さんと陽子さんが僕の為に豪華夕食を用意してくれた。贅沢な刺身や焼肉弁当、ワイン、ビ-ル、ソ-イングセットまで。これらは全て陽子さんが揃えてくれた。今日はコンビニやゲンキ-でも西田さんがお金を出してくれたし、さすがにこれでは申し訳ない。お返しにはならないが、西田さんには是非新品のTRロケットを使ってもらおうと思っている。僕は酒なら何でも好んで飲むが、欧州や南米の旅では、最低1㍑(激安の紙パック)のワインを毎日のノルマとしていた。僕のブログを見てくれている陽子さんのことだから、そんな僕のワイン好きを知ってのチョイスだったのかも知れない。今大会中ワインを飲むのは初めてだが、やはり確実に酔えて気分がいい。ただ、つい夜更かしするのが多少ネックではある。

今夜も差し入れを頂いた ※刺身各種、焼肉弁当、ワイン、ビ-ル、ソ-イングセット

やっぱワインはいいな(20:35)

ようやく空けた(23:25) ※気分最高だが、もうこんな時間
プラザホテル舞鶴(舞鶴市)泊
ゲンキ-(チョコモナカジャンボ106円×2、おにぎり辛子明太子84円、おにぎり鮭84円、おにぎりツナマヨネ-ズ84円) 宿(朝食付き4700円) 計5164円
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| 本州縦断レ-ス2021 | 21:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑