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岩茸と剣先イカ

先週今週の山行で、仲間と採ってきた岩茸。そんな岩茸の絶品料理を、初めて仲間に味わってもらった。幻の高級食材、岩茸。頻繁に山に通う登山者でさえも、おそらく名前すら知らない人がほとんどだろうと思う。そして大概の人はその生涯の中で、一度食べれればいい方だろうとも思う。僕の岩茸歴は長いが、長らく食べていなかったので久々の堪能となった。岩茸料理はとにかく下処理が大変で、採ってきた岩茸を一晩水に浸け(不要物を浮かせる為)、その後も手作業で念入りに不要物を取り除かなければならない。時間をかけてどれだけ取り除いたとしても、結局多少のジャリジャリ感は残ってしまい、そこは仕方ないとこれまでずっと諦めていた。しかし今回はその不快な感触が一切なく、友人に食べさせるからと、きっと母がいつもよりも念入りに下処理に時間を割いてくれたのだろうなと容易に想像が付いた。岩茸料理と言えば、『茶碗蒸し』と『すまし汁』が抜群に美味い。一度仲間にも食べさせてやりたいと思っていただけに、皆喜んでくれたので本当に良かった。
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岩茸の茶碗蒸しと酢の物  ※岩茸は今週、先週の山行で採ったもの
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自分らで採った岩茸だけに感慨深い
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子育て奮闘中のタッちゃん
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キュウリの上に岩茸を乗せて

今日も波宅にてBBQ。康介先生が子守で参加出来ず残念だったが、釣り師ほっしゃんが船釣りで獲ってきた剣先イカを、自ら刺身にして振る舞ってくれた。普段山菜やホタルイカなど頻繁に採ってくる僕ではあるが、僕の場合は採るだけで、調理はいつも実家の母に任せてしまう。しかし、本来はそうでない。調理、後片付けに至るまで全て行ってこそ、家族に(人に)喜んでもらえるのだと痛感させられた。期待していた鮎は釣れなかったようで、とても残念だった。昨年の年の瀬には釣りたての鰤(ブリ)を貰ったこともあるし、お世辞ではなく、釣り師ほっしゃんのことを僕は心から尊敬している。
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牛肉とキノコ
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調理までするのが本物の男

釣った剣先イカを自ら捌く
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刺身
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仮眠中

今日は13時に買い出し集合と前回より時間を早めたので、宴のお開きは深夜0時と決めていた。こうして無理にでも決めておかないと、結局朝まで飲み続けることになるので、ある程度の決め事は必要となる。僕がおもむろにハ-モニカを手に取った。登山を始めた20代の頃はよく山頂やテント場で恥じらいもなく吹いていたが、ここ10年以上は家でも全く吹いていなかった。その為少し練習してこの日に挑んだつもりだったが、やはり家で吹くのと、人様の前で吹くのとではまるで緊張感が違った。おかげで思うように演奏出来ず、何とも不甲斐無い結果に終わった。ガスコンロで湯を沸かし、ブリ(市販品)や剣先イカ、豚肉をしゃぶしゃぶにして食べる。昼間から食べ続けているが、柚子ポン酢がさっぱりして、この場に及んでも美味しく食べれた。そして出汁(残り湯)で、えのきだけや剣先イカの脚、卵などを入れて雑炊を作って食べた。仲間はポテトチップスも網の上で軽く炙って食べていた。仲間は翌深夜0時スタ-トで、新穂高から秘湯・高天原温泉を目指すのだという。標準CTで30時間弱。毎週のように地元北アを駆け回り、その山行などを振り返りながら、自然の恵みを存分に味わう。大山脈の麓で暮らす住人にとって、これ以上の過ごし方はないだろう。
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豚しゃぶ
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締めは雑炊

ハ-モニカ(故郷)
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