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海とプ-ル~インドネシア編(22)

2020年1月10日
サヌ-ル



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赤実のドラゴンフル-ツは僕も初めて食べた  ※食べる前に是非知っておくべきことがある
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プ-ルサイドで日向ぼっこ


バリ島で過ごす、優雅な休日
僕自身バカンスには全く興味がないが(家族は皆行きたがっている)、確かに海は綺麗だし(サンゴ礁がないのが残念)、物価は安いし(町中は高い)、プ-ル付きの宿にでも泊まれれば、最高の余暇を過ごすことが出来る。
ここサヌ-ルは、バリの南部リゾ-トで最も古くから愛されているエリア。
ビ-チ沿いには、専属の庭師によって見事に手入れされた大きな庭園や豪華なプ-ルを持つ高級ビラがずらりと並び、裏庭がビ-チの遊歩道と接している為、『敷地の目の前は海』という恵まれた環境が整っている。
しかしそんな贅沢をしなくても、メインストリ-ト沿いには安い宿も幾らかは存在し、中にはプ-ル付きの宿もある。
昨日の宿探しで無事6軒目に投宿したプ-ル付きの宿で、僕らは今南国ム-ドに浸りながら、自分らなりの格安バカンスを楽しんでいる。


ここは昨夜辿り着いたバリ島南部の町、サヌ-ル。
さすがはリゾ-ト地というだけはあり、メインストリ-トは多くの観光客で賑わっていた。
通り沿いにはお洒落なレストランが建ち並んではいるが、どこも決まって値段が高い。
完全に場違いな町に来てしまった・・と後悔の念は直ぐに現れた。
夜のビ-チで海を眺めてみるも、波は高く、昨夜の時点では何一つ良い印象は持てなかった。

そして迎えた今日、10時前にナナを起こす。
ここ数日ハ-ドな行程が続いていたので、どれだけでも寝かせてやりたかったが、さすがにこのまま放っておいたら、昼過ぎまででも寝ていそうな感じだった。
宿の朝食はミ-ゴレン(目玉焼きのせ)、それにスイカとコ-ヒ-、紅茶。
外のテ-ブルで洋楽を聴きながら頂く食事は、何とも贅沢なものだった。
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のんびり就寝中
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宿の朝食

ドラゴンフル-ツ(赤実)を食す  ※ナナには不評
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宿のプ-ル
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敷地内の通路
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涼しげな池
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この一番奥が僕らの部屋

食事を終えた後、早速ビ-チへと向かう。
僕らの宿はメインストリ-ト沿いにあり、ビ-チまでは小路を5分程歩くことになる。
ビ-チを目の前にすると、波は穏やかで、昨夜抱いた印象とはまるで違った。
場所を選び、バリ島の海へ体を浸してみる。
白い砂浜に、遠浅の海がどこまでも広がっていた。
しかし海藻が異様に多く、かなり気色悪い。
評判の高いサヌ-ルですらこうなのだから、他の町でもあまり期待は持てないだろう。
ペナンの海程酷くはないが、今思えばスリランカの海がとても良かっただけに、バリ島の海もたいしたことないなと落胆は大きかった。

足も置きたくない海藻の群生は避け、海中を潜りながら、サンゴの岩場を探す。
一見同じ黒ずみだとしても、海藻とサンゴ礁とではその海の持つ価値はまるで異なってくる。
所々小魚や、縦に平らな魚も泳いでいたが、心ときめくようなカラフルな魚はおらず、代わりにヘビのような不気味な生物が、何匹か海底に張り付いていた。
何度か場所を変えながら、サンゴ礁を求めては海に潜る。
しかし残念ながらこのビ-チにはサンゴ礁は一切存在せず、結局はバリ島全体のビ-チでも珊瑚は期待出来ないらしい。

ナナは直ぐに海に飽きてしまったようで、明らかにテンションが落ちてきた。
波はないし(高波で遊びたい)、たいした魚もいない、そして何よりあの海藻が嫌いなのだろう。
マリ-ンデスクを覘きながら、遊歩道を歩いて宿へと戻る。
良さ気なビラが何軒も目に留まるが、明らかに高いことは今更言うまでもないが、もしかしたら大型の高級ホテルよりも、平屋のこちらの方が値が張るのかもしれない。

宿に戻り、気を取り直してプ-ルで寛ぐとする。
長さは8m程しかないが、雰囲気はいい。
プ-ルは徐々に深くなり、半分まで進むと、つま先立ちでないと立てないくらいの深さになる。
泳いでも直ぐに到達するので必然的にタ-ンの繰り返しとなるが、この深さはタ-ンの練習には丁度良かった。
プ-ルの水は常時溢れ、かけ流しの温泉のように満たされている。
プ-ルサイドに植えられている大きな樹木から、ピンク色の花びらが1枚水面に舞い落ちた。
よく考えられた演出だと思えるくらい、樹木の種類と配置、枝の伸びる方向、花びらの落ち方は完璧だった。
石の置物もバリっぽく、リクライニングベッドに寝そべり、2時間以上プ-ルライフを満喫した。
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THE バカンス

メインストリ-トを歩き、マリ-ンデスクを数軒覘き、明日のスノ-ケリング1DAYトリップを申し込んだ。
二人ともスノ-ケリングは初めてであり、今回の旅のハイライトになりそうだ。
市場方面へと歩くと、ロ-カル食堂も目についた。
サヌ-ルではカップ麺生活になるだろうと覚悟していただけに、この貴重な数少ないロ-カル感の発見は嬉しかった。
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イスラム国家のインドネシアにあって、バリ島だけはヒンドゥ-教
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町の至る所にお供えが置いてある
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マクドナルド

町外れの郵便局まで出向き、ここでようやくジャワ島で書いていたポストカ-ドを投函。
その後は何軒かの店で食事をハシゴしながら、歩いて宿へと戻ってきた。
もちろん、夜もプ-ルに入るつもりだ。
2人とも、気分的には海よりプ-ルの方が圧倒的に楽しい・・との意見で一致した。
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現地版フライドチキン店 ACK
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ソフトクリ-ム  ※笑える程小さかった
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わくわく(アイス)にはまった
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ス-パ-の店員は民族衣装を着用
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当然だが、バリにもロ-カル食堂は存在した  ※町中からは離れる
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ミ-アヤム(Rp.8000)  ※庶民価格が大変有り難い
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シンドゥ-市場のナイトマ-ケット
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屋台はどこも観光客プライスで割高
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ミ-バッソ(Rp.15000)  ※完全にぼったくりだが、この屋台街では安い方
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宿のガネ-シャ
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ナイトプ-ル

これまでの行程中、たいてい毎日雨が降っていたが、この島に来て、さすがはバリ島だなと感じ始めている。
この時期は雨季だと言うのに、何故だか晴れ間が多い。
バリが人気があるのも、何だか少し分かる気がしてきた。
しかしその最大の要因が、『海』ではなく『宿のプ-ル』であることはおそらく間違いないだろう。
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今日1日で結構焼けた


サヌ-ル・Pondok Narita泊-Rp.225000


デボジット(スノ-ケリングツア-の一部Rp.300000) 郵便局(エアメ-ルRp.10000) ACK(AMANセットRp.10500、ミニソフトRp.5000) ス-パ-マ-ケット(わくわくRp.2000×2) 夕食(ミ-アヤムRp.8000) 夕食(ミ-バッソRp.15000)  計Rp.352500

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