音楽とビ-ル~中欧周遊編(28)
2019年1月14日
クトナ-ホラ~ブルノ

世界遺産 ブルノのトゥ-ゲントハ-ト邸 (2001年登録)
チェコ第2の都市、ブルノ。
この町での宿探しにはさほど苦労しなかったが、何せ町に辿り着くまでに少々手こずった。
しかしこの町で見つけた宿はそんなことを忘れさせてくれるくらい、僕は結構気に入っている。
最上階にある唯一の屋根裏部屋には、高さのあるダブルベットとシングルベットが置いてある。
シングルベットの方は屋根と同じ高さに位置し、屋根に積もった雪や通りの夜景を寝ながらにして望むことが出来、中々おつなものだ。
部屋から階段を下りると、直ぐ下のフロアには共同のキッチン兼リビングル-ムがあり、キッチンはお洒落に仕立てられ、無料のコ-ヒ-、紅茶含め、器具は一式が揃っている。
客人はほとんど来ず、ラジオからはいかした洋楽が次々と流れてくる。
どれも大概聴いたことのある曲ばかりで、気分は自ずとハイテンション。
僕は音楽がない静まり返った空間は超苦手で、普段仕事中も事務所では常にインタ-ネットラジオから洋楽を流している。
チェコはビ-ルが異常に安く、町の立ち飲み屋も大変気に入った。
この国の国民1人当たりのビ-ル消費量は世界一であり、日本人の3倍にも及ぶ。
チェコではビ-ルを『飲むパン』とも呼び、朝食代わりにビ-ルを飲むことすらもあると言う。
やはりビ-ルはジョッキで飲むのが一番美味いと感じている。
ジョッキで飲めば、一晩で1.5㍑や2㍑くらい実に容易い。
ス-パ-で売ってある常温のビックボトル(激安のペットボトル)のビ-ルさえも、こうしてジョッキで飲むと、店で飲むサ-バ-の生ビ-ルと味は大して変わらない。
音楽と、ビ-ル。
この2つさえあれば、僕は他に何もいらない。
ラジオからは又もいかした曲が流れてきた。
最近寝不足気味ではあるが、何だか寝る時間が勿体ないように思えてならない。

音楽とビ-ル
クトナ-ホラ~ブルノ

世界遺産 ブルノのトゥ-ゲントハ-ト邸 (2001年登録)
チェコ第2の都市、ブルノ。
この町での宿探しにはさほど苦労しなかったが、何せ町に辿り着くまでに少々手こずった。
しかしこの町で見つけた宿はそんなことを忘れさせてくれるくらい、僕は結構気に入っている。
最上階にある唯一の屋根裏部屋には、高さのあるダブルベットとシングルベットが置いてある。
シングルベットの方は屋根と同じ高さに位置し、屋根に積もった雪や通りの夜景を寝ながらにして望むことが出来、中々おつなものだ。
部屋から階段を下りると、直ぐ下のフロアには共同のキッチン兼リビングル-ムがあり、キッチンはお洒落に仕立てられ、無料のコ-ヒ-、紅茶含め、器具は一式が揃っている。
客人はほとんど来ず、ラジオからはいかした洋楽が次々と流れてくる。
どれも大概聴いたことのある曲ばかりで、気分は自ずとハイテンション。
僕は音楽がない静まり返った空間は超苦手で、普段仕事中も事務所では常にインタ-ネットラジオから洋楽を流している。
チェコはビ-ルが異常に安く、町の立ち飲み屋も大変気に入った。
この国の国民1人当たりのビ-ル消費量は世界一であり、日本人の3倍にも及ぶ。
チェコではビ-ルを『飲むパン』とも呼び、朝食代わりにビ-ルを飲むことすらもあると言う。
やはりビ-ルはジョッキで飲むのが一番美味いと感じている。
ジョッキで飲めば、一晩で1.5㍑や2㍑くらい実に容易い。
ス-パ-で売ってある常温のビックボトル(激安のペットボトル)のビ-ルさえも、こうしてジョッキで飲むと、店で飲むサ-バ-の生ビ-ルと味は大して変わらない。
音楽と、ビ-ル。
この2つさえあれば、僕は他に何もいらない。
ラジオからは又もいかした曲が流れてきた。
最近寝不足気味ではあるが、何だか寝る時間が勿体ないように思えてならない。

音楽とビ-ル
今日は中々大変な一日でもあった。
朝6時半、駅近くの大型ペンションをチェックアウト。
6:58発予定の列車はしばし遅れ、7:09にようやくクトナ-・ホラを発つ。
到着は更に遅れ、9:55にブルノ到着。

6:58発の列車を待つ

熟睡中

ブルノ到着
”ブルノ”という地名を記した駅名は幾つかあり、手前で降りようともしたが、居合わせた青年の助言もあって思い留まる。
そして次の駅で乗客は皆一斉に下車し、ここがブルノ本駅か・・と僕も続く。
危なかった、一つ手前の駅で降りるところだった。
スマホを持たない僕は『地球の歩き方』の地図だけを頼りに、早速宿探しにかかる。
しかし通り名だけでなく、そもそも方角すら合っておらず、又かとこのガイド本の精度を疑った。
擦れ違う通行人に何度尋ねても、全く話がかみ合わない状況が続く。
親切な青年はスマホを手にし、僕に現在地を示してくれた。
その結果、どうやらここは降りたはずのブルノ本駅ではないことが判明する。
『オ-マイガ-
!』、僕は咄嗟に天を仰いだ。

降りるべき駅を間違えた
そのリアクションが余程面白かったようで、ナナは初めて生で聞いたオ-マイガ-に感動し一人ニヤニヤしていたが、僕はとてもそれどころではなかった。
一旦駅へと戻り、鉄道で本駅へ行けるのか?と尋ねてみるが、『バスでしか行けない』と即答。
その後駅前でバスを待つ現地の人に尋ねてみると、トラムでも行けることが分かった。
何人かに尋ねているうちに、どうやら1番のトラムで行けることが判明。
しかしどこでその1番のトラムに乗れるのかも分からなかったが、偶然1番トラムが走る姿を見つけ、線路を辿り、その乗り場を突き止めた。
路上にある券売機の使い方がまるで理解不能だったが、ここでも通行人の協力を得て解決。
めでたく1番のトラムに乗車し、無事ブルノ本駅に到着した。
1時間と25Kčのロスは痛かったが、いい勉強と経験にはなった。

ボタンが多過ぎて、券売機の使い方が全く分からない

無事1番トラムに乗車

ブルノ本駅 ※これでようやく振り出しに戻る

さてと、これから宿探し ※正面に聖ペテロ聖パウロ大聖堂
宿は何とか直ぐに決まったが、『予約が一杯で連泊は出来ない』と言われ、とても残念だった。
身軽になった井出達で、明日宿泊する宿も押さえておく。

聖ヤコブ教会

内部は19世紀ネオゴシック様式の祭壇

十字架聖像
これから、世界遺産のトゥ-ゲントハ-ト邸へと歩いて向かう。
ここは近代建築の傑作として名高い個人邸宅で、ドイツの建築家により1930年に建てられた。
個人の邸宅が世界遺産だなんて随分大袈裟な気もするが、後世の建築に大きな影響を及ぼしたのだと言う。
今日が閉館日であることは知っていたが、折角なので外からでも眺めておきたいと思っていた。
高級住宅街のような通りを歩きながら、いい家だな・・と見とれていた邸宅が目的地だった。
道路に面した邸宅前には案内板が設置され、日本語で説明を聞くことが出来た。

カラフルな家並み

トゥ-ゲントハ-ト邸 ※本日は閉館の月曜日

看板の音声ガイド(日本語)を聞く

これがメインのシルエット ※看板の写真より

フェンス越しに敷地内を望む

遠越しにシュピルベルク城
ブルノではカツカツ観光することもなく、比較的のんびりと過ごすことが出来た。
宿と食べ物さえ充実していれば、その町の印象はより一層良くなってくる。
既に23時を回っているが、ロ-カル人風の年配男性が、ガ-リックのいい匂いを漂わせながら、美味しそうな料理を作っている。
ペンネしか作れない僕とは雲泥の差だ。
ラジオからは”We Are The World”が流れてきた。
音楽とビ-ルに満たされたこの空間が、僕には最高に心地良い。
出来ることならいつまでも、ここで黄昏ていたい程に。

町には

様々なモニュメント

回転寿司 ※店内を見ただけ

お洒落なキッチンと

音楽のあるリビング

生ビ-ルと鶏脚は最高の組み合わせ

チェコに住んだものなら、僕は間違いなくこんな体型になるだろう

聖ペテロ聖パウロ大聖堂

ジャガ-

シュピルベルク城

夜景 ※左端に聖ペテロ聖パウロ大聖堂

再び来店
ブルノ・Hostel Mitte泊-900Kč
トラム(大人20Kč、子供5Kč) 宿代(900Kč) 宿代(明日の宿900Kč) 立ち飲み屋(鶏脚42Kč、生ビ-ル500ml34Kč) アジア系食堂(ホットドック15Kč) ス-パ-マ-ケット(ビ-ル1.5㍑17.9Kč、オレンジジュ-ス2㍑5.9Kč) アジア系食堂(ホットドック15Kč×2、焼きそば30Kč) 計1999.8Kč
朝6時半、駅近くの大型ペンションをチェックアウト。
6:58発予定の列車はしばし遅れ、7:09にようやくクトナ-・ホラを発つ。
到着は更に遅れ、9:55にブルノ到着。

6:58発の列車を待つ

熟睡中

ブルノ到着
”ブルノ”という地名を記した駅名は幾つかあり、手前で降りようともしたが、居合わせた青年の助言もあって思い留まる。
そして次の駅で乗客は皆一斉に下車し、ここがブルノ本駅か・・と僕も続く。
危なかった、一つ手前の駅で降りるところだった。
スマホを持たない僕は『地球の歩き方』の地図だけを頼りに、早速宿探しにかかる。
しかし通り名だけでなく、そもそも方角すら合っておらず、又かとこのガイド本の精度を疑った。
擦れ違う通行人に何度尋ねても、全く話がかみ合わない状況が続く。
親切な青年はスマホを手にし、僕に現在地を示してくれた。
その結果、どうやらここは降りたはずのブルノ本駅ではないことが判明する。
『オ-マイガ-


降りるべき駅を間違えた
そのリアクションが余程面白かったようで、ナナは初めて生で聞いたオ-マイガ-に感動し一人ニヤニヤしていたが、僕はとてもそれどころではなかった。
一旦駅へと戻り、鉄道で本駅へ行けるのか?と尋ねてみるが、『バスでしか行けない』と即答。
その後駅前でバスを待つ現地の人に尋ねてみると、トラムでも行けることが分かった。
何人かに尋ねているうちに、どうやら1番のトラムで行けることが判明。
しかしどこでその1番のトラムに乗れるのかも分からなかったが、偶然1番トラムが走る姿を見つけ、線路を辿り、その乗り場を突き止めた。
路上にある券売機の使い方がまるで理解不能だったが、ここでも通行人の協力を得て解決。
めでたく1番のトラムに乗車し、無事ブルノ本駅に到着した。
1時間と25Kčのロスは痛かったが、いい勉強と経験にはなった。

ボタンが多過ぎて、券売機の使い方が全く分からない

無事1番トラムに乗車

ブルノ本駅 ※これでようやく振り出しに戻る

さてと、これから宿探し ※正面に聖ペテロ聖パウロ大聖堂
宿は何とか直ぐに決まったが、『予約が一杯で連泊は出来ない』と言われ、とても残念だった。
身軽になった井出達で、明日宿泊する宿も押さえておく。

聖ヤコブ教会

内部は19世紀ネオゴシック様式の祭壇

十字架聖像
これから、世界遺産のトゥ-ゲントハ-ト邸へと歩いて向かう。
ここは近代建築の傑作として名高い個人邸宅で、ドイツの建築家により1930年に建てられた。
個人の邸宅が世界遺産だなんて随分大袈裟な気もするが、後世の建築に大きな影響を及ぼしたのだと言う。
今日が閉館日であることは知っていたが、折角なので外からでも眺めておきたいと思っていた。
高級住宅街のような通りを歩きながら、いい家だな・・と見とれていた邸宅が目的地だった。
道路に面した邸宅前には案内板が設置され、日本語で説明を聞くことが出来た。

カラフルな家並み

トゥ-ゲントハ-ト邸 ※本日は閉館の月曜日

看板の音声ガイド(日本語)を聞く

これがメインのシルエット ※看板の写真より

フェンス越しに敷地内を望む

遠越しにシュピルベルク城
ブルノではカツカツ観光することもなく、比較的のんびりと過ごすことが出来た。
宿と食べ物さえ充実していれば、その町の印象はより一層良くなってくる。
既に23時を回っているが、ロ-カル人風の年配男性が、ガ-リックのいい匂いを漂わせながら、美味しそうな料理を作っている。
ペンネしか作れない僕とは雲泥の差だ。
ラジオからは”We Are The World”が流れてきた。
音楽とビ-ルに満たされたこの空間が、僕には最高に心地良い。
出来ることならいつまでも、ここで黄昏ていたい程に。

町には

様々なモニュメント

回転寿司 ※店内を見ただけ

お洒落なキッチンと

音楽のあるリビング

生ビ-ルと鶏脚は最高の組み合わせ

チェコに住んだものなら、僕は間違いなくこんな体型になるだろう

聖ペテロ聖パウロ大聖堂

ジャガ-

シュピルベルク城

夜景 ※左端に聖ペテロ聖パウロ大聖堂

再び来店
ブルノ・Hostel Mitte泊-900Kč
トラム(大人20Kč、子供5Kč) 宿代(900Kč) 宿代(明日の宿900Kč) 立ち飲み屋(鶏脚42Kč、生ビ-ル500ml34Kč) アジア系食堂(ホットドック15Kč) ス-パ-マ-ケット(ビ-ル1.5㍑17.9Kč、オレンジジュ-ス2㍑5.9Kč) アジア系食堂(ホットドック15Kč×2、焼きそば30Kč) 計1999.8Kč
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