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ヴィエリチカ岩塩坑~中欧周遊編(24)

2019年1月10日
クラクフ~ヴィエリチカ~クラクフ



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世界遺産 ヴィエリチカ岩塩坑 (1978年登録)
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塩で作られた『最後の晩餐』


クラクフの南東約15kmにある小さな町、ヴィエリチカ。
この町の地下には1250年頃から1950年代まで稼働していた世界有数の規模の岩塩採掘場が広がっている。
地下64~325mに掘られた岩塩坑の総距離は300kmにも及び、そのうち2.5kmが観光客に開放されている。


今日も遠出して世界遺産を訪れるということで、連泊と言えどのんびりもしていられず、僕は昨日と同じ5時半には起床した。
起床後は『地球の歩き方』を読みながらこの先の計画を練ったりしていたら、昨日の日記を書く暇もなく、あっと言う間に7時半の朝食開始時刻を迎えてしまう。
僕は食べ放題となるとつい調子に乗ってしまう性格で、昨日の朝食では大人げない取り方をしてしまった。
今日はその反省を活かし、確実に食べれる分だけを取り、昨日よりはスマ-トに、早く食事を終えることが出来た。
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朝食会場へは勿論一番乗りで
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宿の朝食が僕らの唯一の栄養バランスの源

部屋で少し休んだ後、雪道を歩いて駅へと向かう。
しかし列車ではヴィエリチカへ向かう便がなく、仕方なくバス乗り場目掛け、仕切り直すことに。
ショッピングセンタ-の正面玄関を出ると、道向かいに304番のバスが運良く停まっていた。
早速バスに乗り込んだものの、車内の券売機では紙幣が使えないことを知る。
僕は手持ち硬貨が足りず、同じ境遇のアジア系女性と共に困り果てていると、無情にもバスは発車してしまった。
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円形の砦 バルバカン  ※ヨ-ロッパに3ヶ所しか残っていない

ならば運転手から切符を買おうとしたがそれも叶わず、唖然とする僕とアジア系女性。
アジア系女性は流暢な英語を駆使し、手当たり次第居合わせた乗客に小銭への両替を頼み、何とか無事両替え出来ていた。
僕は手持ちの4PLNで最低限自分の切符だけは買っておき、忘れず刻印もしておく。
タダ乗りしようなんてことは当然全く思っていないが、実状ナナはタダ乗りの状態となっている。
検札官はいつどこの停留所で乗ってくるか分からない。
突然現れないことだけを祈り、心臓をバクバクさせながら早く目的地に着かないかなと願うことくらいしか、僕に成す術はなかった。

昨年の東欧の旅ではこのシステムを知らず、切符は持っていたが刻印をしていなかったが故、結局は不正乗車扱いされ、何とか高額な罰金だけは免れたものの、大声で怒鳴られ叱られ途中の道端で降ろされた。
今回は”刻印がない”どころか子供はその切符すら持っておらず、状況は更に悪い。
最悪罰金も覚悟していたが、何とか無事目的地にて下車。
後を追いかけてくる検札官の姿もない。
せめて札を使えるようにしてくれるか、せめて運転手から買えるようにしてもらいたい。

バスを降りた道向かいには鉄道駅が見えた。
岩塩坑は坂道を上った直ぐ先にあった。
早速窓口で入場チケットを買い、11:00スタ-トの英語ガイドツア-を申し込む。
坑内は複雑に入り組んでいる為か、ツア-に参加しないと見学は出来ないことになっている。
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ヴィエリチカ岩塩坑

そして、いよいよツア-が始まった。
ツア-は先頭を男性ガイドが英語で説明しながら歩き、ツア-参加者はヘッドホンでその声を聞きながら後をついて歩く。
静まり返った洞窟内は響きが良く、生でもガイドの声は充分に聞こえる程だ。
長い階段を下ると、次第に見学箇所が現れ出した。
池のような水溜りがあったり、壁や天井に鍾乳石のような塩の結晶が出ていたりした後、やがてこのツア-最大の見所となる礼拝堂に到着。
ここでは床も天井のシャンデリアも祭壇も、全て塩で出来ているのだと言う。
シャンデリアがどのように塩で作られているのか定かではないが、『最後の晩餐』のレリ-フ等、この空間は確かに見応えがあった。
坑内での写真撮影は別途有料だが、事前に申告してお金を払っている人は少なく、僕を含め大半はこっそりと撮影していた(たぶんバレバレ)。
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様々なモニュメントは
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全て塩で出来ている
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英語のガイドツア-に参加
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舐めてみたら、確かに濃い塩水だった
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宗教画
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祭壇
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採掘跡の巨大な空間を利用した礼拝堂
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『最後の晩餐』のキリスト

ツア-はその後もトイレ休憩を挟みしばらく続き、2時間程で終了。
予想通りあまり感動はなかったが、こうして貴重な遺産を見れたことは良かったと思う。
ツア-が解散した後は、出口に向け自由行動となる。
ここまで来れば坑内とは言え、迷うことがないからだろう。
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坑内には池もある
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鉱物の展示即売

ガイドに貰ったク-ポンを使い、セルフのレストランにて試しに『ピエロギ』を食してみる。
これはポ-ランド風餃子のことで、確かに普通に美味い。
ただ、ク-ポン割引が全くされておらず、その上お釣りはごまかされるし、高い料理に悔いだけが残った。
その後は劇場で3D映画を観たりゲ-ムで遊んだりし、エレベ-タ-で地上階へと上り、ヴィエリチカ岩塩坑の観光を終えた。
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ピエロギ

帰りは鉄道でクラクフへと戻ることにする。
ス-パ-でチキンフルを偶然見つけ、ここは迷わず購入。
珍しく明るいうちに宿に戻って来れたので、部屋でナナに今日の日記を書かせ、その後夜の町を散策に出かける。
雪景色の中で見る歴史ある建造物、そのライトアップされた姿はどれも最高に綺麗だった。
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戻りは鉄道で
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ポンチキ
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露天の絵画屋
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織物会館
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聖マリア教会
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旧市庁舎の塔
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夕食宴会
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恐竜喰い


クラクフ・Hostel Brama泊-133.3PLN


バス(クラクフ~ヴィエリチカ大人4PLN、子供タダ乗り) ヴィエリチカ岩塩坑(大人89PLN、子供69PLN) ピエロギ(15.4PLN) ポストカ-ド(2PLN) 鉄道(ヴィエリチカ~クラクフ大人3.5PLN、子供2.2PLN) ス-パ-マ-ケット(ビ-ル500ml1.75PLN、チキンフル8.99PLN、ポンチキ1.69PLN) 横長ポストカ-ド(3PLN×2)  計203.53PLN
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