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古都クラクフ~中欧周遊編(21)

2019年1月8日
~ポ-ランド・クラクフ



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世界遺産 クラクフ歴史地区 (1978年登録)


ここクラクフは11世紀から1596年までの約550年間、ポ-ランド王国の首都として栄えた都。
特に1386年から1572年まで続いたヤギェウォ王朝の時代に最盛期を迎え、当時のクラクフはボヘミアのプラハ、オ-ストリアのウィ-ンと並ぶ文化の中心であった。
河畔の丘に建つヴァヴェル城には歴代のポ-ランド王が住み、大聖堂では14世紀から18世紀までの約400年間、国王の戴冠式が執り行われていた。
また、大聖堂は国王の墓所でもあり、歴代の各王は今もここで眠っている。
ポ-ランドの他の都市が第2次世界大戦で壊滅的な打撃を受けたが、クラクフにはドイツ軍の司令部が置かれた為、戦災を免れたと言われている。
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ヴァヴェル大聖堂



昨夜35分遅れの22:45にスロヴァキアの首都ブラチスラヴァを発った夜行列車は、約1時間後に『Breclav』という駅で車両を2便に引き離した。
僕らの乗るコ-チ(車両)はポ-ランドのクラクフへと向かっていくが、他のコ-チはチェコのプラハへ向うものと思われる。
6人用のコンパ-トメントには僕とナナしかおらず、各々3席を使用し、横になって快適に眠ることが出来た。

パスポ-ト!

停車中の駅で、突如ポリスに声を掛け起こされた。
この2人の警官はコンパ-トメントのドアを開けることもなく、律儀に通路で待っている。
大概の場合、ドアを勢いよく開けられたり、車内の電気を付けられたりするが、この警官の乗客に対する心配りは、正しく”乗客ファ-スト”と言えるものだった。
これでスロヴァキアからチェコへと入ったことになるが、同じシェンゲン協定間なので、ここで行われるのはパスポ-トチェックのみとなる。
その後は車掌の検札が2度あり、熟睡中のナナとは対照的に、僕はその都度起こされてあまり眠れなかった。
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貸し切りだったコンパ-トメント

周りが少しざわつき出した朝6時半、列車はポ-ランドの古都、クラクフに到着した。
まだ朝早過ぎる為、こんな時間では宿探しにもかかれない。
構内を彷徨った末、マクドナルドでしばらく時間を潰すこととする。
それにしてもこのクラクフ駅はまるで空港のように華やかで、店が数え切れない程ある。
こんな駅は久しく見ていない気もするが、どうやら巨大なショッピングセンタ-と連結されていることがその理由のようだ。
マックでコ-ヒ-を1杯頼み、ナナに日記を書かせるなどして、2時間以上過ごさせてもらった。
どこまでが駅構内でどこからがショッピングセンタ-なのかよく分からないが、このショッピングセンタ-はトイレが無料というのにも感激した。
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クラクフ到着
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マックで日記を書き、しばらく時間潰し
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駅はショッピングセンタ-に接続

頃合いを見て、宿を求めて旧市街へと向かう。
建物から外に出ると、ひんやりとした空気がこれまでの町とは明らかに違がって思えた。
ついにポ-ランドまで来たんだな・・と実感し、舞い散る粉雪を体に受け、サッサッと音の鳴る雪畳の上を踏み締めるように歩く。
旧市街の北ゲ-トにあたるのが、フロリアンスカ門。
この門を抜けると、早速ホステルの看板を一つ見つけた。
建物の中に入り、宿泊交渉にかかる。
残念ながらドミはないらしいので個室を見せてもらったら、その個室が一目で気に入った。
値段は思ったより高かったが、3泊することを強調して値切り、1泊150PLNのところ3泊で400PLNにまけてもらった。
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フロリアンスカ門を抜け、旧市街へ
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この部屋に一目ぼれ
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シャワ-・トイレ室

チェックインを済ませ、シャワ-を浴びた後、持参している残り物で軽く食事を済ませた。
そして11時、ようやく町歩きへと出かける。
空からは吹雪が舞い、足下はサクサクの雪。
雪が融けてグチャグチャでないだけまだマシな方だが、雪の観光はやり難くて仕方ない。
ナナは既に靴を濡らし、やがて靴の中に水を溜め、チャプンチャプン音を立て、最悪の町歩きへとはまっていく。

道に迷いつつも何とか方角を立て直し、無事橋を越え、目指すマンガ館へと辿り着いた。
本日火曜日はフリ-ということで遥々やって来たが、楽しみにしていた浮世絵4600点だけでなく、安藤広重の2000点を超える作品もどこにも展示されていなかった。
意味不明な展示品はどれも理解不能で、果たしてこれにお金を払う人はいるのだろうかと首をかしげ、やられた気分で建物を出た。
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日本美術技術センタ-・マンガ館  ※期待した浮世絵は見れなかった
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ポ-ランド人アンジェイ氏が受けた旭日中綬章

先程から対岸でやたら目についていたヴァヴェル城へと向かう。
ウィ-ンの王宮ほどではないがここも広く、その上入場料を取るエントランスがやたら多く、どこが何の施設なのかよく分からない。
ここでは大聖堂のみ見学し、城を後にする。
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ヴァヴェル城を背景に『KRAKOW(クラクフ)』のモニュメント
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サンドミエルスカ塔
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ヴァヴェル大聖堂
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国王が眠っているのだろうか  ※番人が見守っていた
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祭壇
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旧王宮
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火を噴く竜の像  ※突然、一瞬だけ火を噴く
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騎馬像

旧市街をふらつきながら、宿方面へと戻る。
ナナは先程からずっと足がずぶ濡れ状態で、冷たいと嘆き、とても可哀そうだ。
宿を過ぎ、駅へと抜ける地下道で、行列の出来る店が目に入ってきた。
ナナに教わったが、どうやらこれがポ-ランドのおやつ『ポンチキ』というものだそうだ。
ナナは”地球の歩き方”の食べ物の特集を熟読していた為、たまたま頭に入っていた。
意外と名前は覚わり難く、僕は以降、間違えてもあえて訂正せず、『ポン吉』で通した。
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聖ペテロ聖パウロ教会
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トラムは市民の足
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ドミニカン教会
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旧市庁舎の塔と織物会館(右)
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聖マリア教会  ※1222年建造
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宿はフロリアンスカ門を入って直ぐ  ※マックと同じ建物

『ポンチキ』とはジャムが中にたっぷり入ったド-ナツパンのことで、ジャムの種類はバラ味を始め、多数用意されている。
確かに小腹が空いた時には丁度いいかもしれないが、見た目以上にくどいので、そう何個も食べれそうにない。
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ポンチキ(ド-ナツ)屋
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試しにバラ味とキウイ味を買ってみた

駅併設ショッピングセンタ-のス-パ-で夕食や宴会の材料を大量に買い込み、宿へと戻る。
部屋では先ず日記を書き、その後テレビから流れる音楽を聴きながら、夕食宴会を楽しんだ。
ただ、さすがにポンチキを主食とするのは、やはりきつかった。
ス-パ-でお買い得な6個入りを買ったのはいいが、ガツガツは食べれず、明日以降片付けるのに苦労しそうだ。
ナナは20時に早々と就寝。
明日は7時に起こすので、それまで11時間たっぷり眠っておいてほしい。
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ショッピングセンタ-は何かと便利
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夜のストリ-トは神秘的
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今夜はポン吉で乾杯!


クラクフ・Hostel Brama泊-133.3PLN


マクドナルド(コ-ヒ-6PLN) 宿代(3泊で400PLN) ス-パ-マ-ケット(ピザ3.99PLN×2) ポンチキ屋(バラ味3.5PLN、キウイ味3.5PLN) ス-パ-マ-ケット(ポテトチップス200㌘2.99PLN×3、ポンチキ6個入り4.49PLN、ビ-ル500ml1.75PLN×2、1.79PLN×1、オレンジジュ-ス2㍑2.99PLN、パン0.29PLN×4、ヨ-グルト0.69PLN×2、キャンディ-袋0.85PLN)  計446.11PLN
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