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ブラチスラヴァ城~中欧周遊編(20)

2019年1月7日
ウィ-ン~スロヴァキア・ブラチスラヴァ~



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ドナウ川の畔にて


オ-ストリアの首都ウィ-ンから列車で1時間、ここはスロヴァキアの首都ブラチスラヴァ。
ドナウ川の畔にそびえるブラチスラヴァ城に上り、対岸の夜景を眺めている。
この城は、四角い建物の四隅にそれぞれ塔が設けられた独特の外観から、『ひっくり返したテ-ブル』などと呼ばれたりもする。
18世紀には女帝マリア・テレジアの居城となった時期もあるが、政治の中心が再びウィ-ンやブタペストに移ると、この城の地位も下がってしまう。
やがて1811年に起きた大火災によって荒廃し、復旧されたのは第2次世界大戦後のこと。

22:10発の夜行列車まで、時間はまだたっぷりとある。
純白のブラチスラヴァ城は、一面の雪景色と相まって、そのコントラストが実に美しい。
そして振り返れば、ドナウ川の夜景が黄金色に輝いている。
本日2度目となる黄昏ワイン、もちろん目の前には、ブラチスラヴァ城。
この町にはこの城しかないが、城を眺めているだけで僕は何時間でも過ごせそうだ。

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ここはスロヴァキアの首都、ブラチスラヴァ



今朝も宿の朝食をお腹一杯食べ(昼食兼)、制限時刻に合わせ、ぎりぎりに宿をチェックアウト。
そしてメトロに乗り、鉄道の中央駅へと向かった。
乗車してしばらく、乗り換え手前の駅、それも反対車線で何故かメトロは緊急停車した。
しきりに現地語でアナウンスが入っていたが、何を言っているのかはさっぱり分からない。
乗客一同が降りると、車両はゆっくり来た道を引き返していった。
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宿の朝食  ※食べ放題なので昼食分も食べておく
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種類豊富なホットドリンクはどれも上質

ここでようやく異変に気付き、慌てて反対ホ-ムへと急ぐ。
再びU3に乗り直し、1駅で下車。
そこで今度はU1に乗り換え、無事中央駅に到着した。
何とか発車時刻に間に合ったから良かったが、この便を逃すと1時間後になるところだった。
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ウィ-ンを発つ

そして列車は1時間走り、定刻通り12:23、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァに到着した。
ヨ-ロッパに籍を置く一国の首都の中央駅とは思えない、少し品疎な印象の駅だった。
先ずは、窓口で本日のクラクフ(ポ-ランド)行き夜行列車を手配する。
運賃は予想通り高かったが、便があっただけでも有り難かった。
駅構内の荷物預け所にメインのバックパックを預け、早速観光へと出かける。
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ブラチスラヴァ到着後、直ぐに夜行を手配
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荷物預け所  ※4:00~23:55オ-プン

外は寒く、今回の旅でここまで訪れてきた町の中で一番寒いと感じた。
道に溜まった雪は凍りつき、歩くにも慎重にならざるを得ない。
大統領官邸を過ぎ、ミハエル門から旧市街へと入る。
町はやけにひっそりとしていて、首都であることを忘れてしまいそうだ。
聖マルティン大聖堂を見学した後、ドナウ川に架かるSNP橋を渡る。
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大統領官邸
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衛兵
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ブラチスラヴァ城が見えてきた
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レトロな路面電車
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旧市街への入口
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ミハエル門
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旧市街
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店の番人
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謎の石
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聖マルティン大聖堂  ※かつてここでハンガリ-王の戴冠式が行われていた
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ステンドグラス
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UFOの塔  ※どこを歩けばいいんだ

橋下に歩行者専用道があることに気付かず、僕らは当初危なっかしい車道を渡ろうとしていた。
しかし通行車がクラクションで警告してくれ、幸いにもその間違いに気付くことが出来た。
何とか対岸へと渡り、遊歩道にあるベストポジションのベンチに腰を下ろす。
目の前にブラチスラヴァ城を望み、早速宴会を始める。
バックの中にはウィ-ンから持ち歩いているワイン、ジュ-ス、ポテチ、パン、リンゴ、ミカン等が入っている。
それらをつまみながら、僕はワインに酔いしれ、ナナは日記に落書きをして過ごした。
寒いけど、しばらくここで時間を潰すことにする。
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ブラチスラヴァ城
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この町には城以外何もないが、それだけで充分だ

次第に辺りは薄暗くなり、やがて城や橋に明かりが灯された。
ライトアップされた対岸の城壁の上には純白のブラチスラヴァ城が、これから闇夜を迎える空の下で一際際だって見えた。
ここで夜景を見るという案は当初なかったが、結果として見れて良かった。
夜景も充分楽しめたことだし、帰路ついでにUFOの塔へと立ち寄ってみる。
是非この夜景を高い所から見渡してみたかったが、残念ながら今日は閉館のようだった。
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夜の部に突入
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聖マルティン大聖堂
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UFOの塔

旧市街を散策しながら通り抜け、城を目指す。
城内へ入るべく城壁沿いを辿ってみたが、雪が氷のように凍り付き、傾斜があるとかなり危うい状態だった。
これは入口が違うかもな・・と薄々感じながらも、しばらく我慢して進んでみる。
しかしやがて行き詰まり、やはりここは入口ではなかった。
再び城壁に沿い、危ない氷面を慎重に戻る。
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町中のスケ-ト場
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マンホ-ル男  ※よく車に轢かれるようで、これで三代目らしい
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城内に入りたいが入口が分からない

一旦道路へと戻り、更に進んで回り込むと、そこに歩き易い正面通路があった。
階段を上り、ブラチスラヴァ城の正面に立つ。
白い城が夜空に浮かび上がり、右に目を移すと、対岸の夜景がきれいに輝いて見えた。
城壁内は公園になっており、ベンチもあって、散策にはもってこいだ。
ベンチに腰を掛け、正面に白亜の城を眺めながら、ここでもしばらく時間を潰した。
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ようやく到着
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対岸の夜景
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城を前にして、ここでも時間潰し
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中庭に入ると綺麗なライトアップが
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カラフルに色を変えた
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正面広場

スロヴァキア最後の思い出に、思い切って人気のパブでスロヴァキア料理を試してみる。
僕が洒落た店に入ることなどほぼないが、今回は『食事』ではなく『観光』と割り切っている。
従って、これは『食事代』というよりは、『入場料』という感覚だ。
無駄な労費は出来ないので、ハルシュキやピロヒ-など計3品の入った大皿を1つだけ注文。
それと折角のパブな訳だし、ナナには悪いが、これも経験だと僕だけビ-ルを一杯飲ませてもらう(安かったので)。
やがて運ばれてきた料理はメニュ-に載っていた写真の通り、とても美味しそうに見えた。
羊のチ-ズソ-スはこれまで食べた記憶がない。
中々美味しいものだな・・、そう思いながらチビチビ味わって食べていた。
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スロヴァック・パブ  ※パブに入るような柄ではないが、観光と割り切って訪れた
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スロヴァキア郷土料理  ※ナナはフリ-ウォ-タ-(水道水)

しかし、ナナは一口目を口にした瞬間、すかさず一言。
あ、これ無理・・。
結局美味しいと感じていた僕も直ぐに気持ち悪くなり、半分の時点で余程残そうかと思った。
この国の人は本当に喜んで食べているのか・・と疑いたくもなるくらい、羊のチ-ズソ-スが言葉で表現出来ない程、とにかくくどかった。
とは言え勿体ないので、吐きそうになりながらも気合いで完食。
僕は問題のハルシュキとピロヒ-を片付け、ナナには残りの1品を任せた。
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羊チ-ズのハルシュキ  ※最初美味いが、くど過ぎて3口目から吐きそう
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スロヴァキア風餃子ピロヒ-  ※結局、ハルシュキとあまり変わらない
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料理名は不明  ※羊のチ-ズソ-スがかかっていない分、まだ食べれる
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ほぼ拷問  ※料金が勿体ないので、無理して食べている

そして22:10発のクラクフ行き夜行列車は、35分遅れでブラチスラヴァ駅を発った。
たった1日限りの滞在となったけど、そこそこスロヴァキアを満喫出来たかなと思う。
ガラガラの車内で横になりながら、そんな余韻に浸っていた。
いよいよ明日、僕らは初めてのポ-ランドに入る。
今回の旅で一番楽しみにしている国だ。
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いざポ-ランドへ
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就寝


夜行列車(ブラチスラヴァ~クラクフ)泊


メトロ(2.4€×2) 鉄道(ブラチスラヴァ~クラクフ大人54.8€、子供27.4€、予約手数料4€) 荷物預け(2€) ポストカ-ド(0.5€×2) 郵便局(エアメ-ル1.3€×2) 夕食(スロヴァキア料理セット13.5€、グラスビ-ル1.5€) ホットドック(0.9€)  計112.5€
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| '19中欧周遊編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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