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花の都 フィレンツェ~中欧周遊編(7)

2018年12月26日
フィレンツェ



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世界遺産 フィレンツェの歴史地区 (1982年登録)


花の都、フィレンツェ。
ルネッサンスの華やかかりし往時そのままに、細い路地に幾重もの歴史ある建物が建ち並ぶ。
この町は、メディチ家を抜きにしては語ることは出来ない。
13歳のミケランジェロを見い出し彼に彫刻の勉強をさせたのも、ラファエロを援助しその芸術を開花させたのも、ドゥオ-モにク-ポラ(円天蓋)を完成させたブルネッレスキらの後ろ盾になったのも、全てメディチ家だった。

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ボッティチェッリ作 『ヴィ-ナスの誕生(1485年)』  ※以下、ウッフィツィ美術館蔵
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ミケランジェロ作 『聖家族(1504年)』


フィレンツェの朝は寒かった。
昨日までの服装より厚着をして外に出たが、吐く息は白く、久々の冬を感じさせる気候に一層身が引き締まった。
先ずはフィレンツェの象徴であるドゥオ-モを目指して歩く。
途中大音響で聞こえてきたマライア・キャリ-の名曲につられ、音の鳴る方へと進んでみる。
そこにはゴ-ルマットや大きなデジタル時計、会場エイド、荷物入れのトラックなどがあり、見るからにこれからマラソン大会(12km、5km)が行われるようだった。

そして快晴の寒空の下、ドゥオ-モの目印となる巨大な赤のク-ポラが見えてきた。
ここには世界中の観光客が集い、日本や韓国、中国などアジア系の団体や若者連れも多い。
日本人団体客に混じり込み、日本語ガイドの説明をさりげなく盗み聞きしながら、ドゥオ-モ外観をゆっくりと歩いて一周する。
それにしてもこの町は強烈に寒いので、一旦宿に戻り、服を着込んでくることに。
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花の聖母教会ドゥオ-モ
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ジョットの鐘楼(右)
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指先に鳩
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洗礼堂 『天国の扉』
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本物だと思っていたが、実は日本人が寄贈したレプリカらしい
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マラソン大会  ※かなり寒そう

昼食でも買っておこうと駅のス-パ-へと向かう途中、宿の直ぐ近くで大きなス-パ-マ-ケットを見つけた。
昨日は祝日だった為閉店しており気付かなかったのか、こんな近くに安くて品揃え豊富なス-パ-があるとは思いもよらなかった。
昼間っから迷わずチキンフルを買い、宿に戻り早速宴会を始めた。
やはり腹が減っている時に食べるチキンは最高に美味い。
腹を満たし満足感で一杯だったが、さすがにこれで終わる訳にもいかないので、服を着込み再び寒い外に出る。
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たくさん買ったぞ!
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昼間から大宴会
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もう堪らん
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んめぇ~!

ドゥオ-モ広場を抜け、フィレンツェ観光で絶対外せないというウッフィツィ美術館へと向う。
しかしここには予想もしていなかった長い列が出来ており、チケット売り場に辿り着くのに(=入館)結局1時間20分もかかってしまい、時間だけでなく体力も無駄に浪費してしまった。
荷物検査ではバックに忍ばせていたワインが検査官にあっさりと見つかり、持ち主の意見も聞かず、問答不要でゴミ箱行きとなる。
しかしこれとて僕の大切なワイン、後にこっそり目を盗んでゴミ箱から取り戻すことに成功した。
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ヴェッキオ宮のダヴィデ像
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銅像になり切るパフォ-マ-
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ウッフィツィ美術館の行列待ち終盤

入る前から疲れ果ててしまっていたので、館内を精力的に回る気力は既に残ってはいない。
館内は無駄に広く、暖房が効き過ぎているせいもあってか、次第に頭も痛くなってきた。
最も印象に残ったのは、やはりボッティチェッリの『ヴィ-ナスの誕生』。
この作品は僕でも知っているくらいだから、誰でも一度は本か何かで見たことがあるだろう。
あと同作者の『春(プリマヴェ-ラ)』、ミケランジェロの作品名不詳(ヘビ男)等も印象に残る。
しかしこれ以外は誰の作品なのかも特定出来ず、歩き方のガイドだけでは充分な鑑賞が出来なかった。
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ボッティチェッリ作 『春(プリマヴェ-ラ)』
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トリブ-ナ  ※メディチ家コレクションの中でも重要な作品が集められている
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ミケランジェロ作  ※作品名不詳(ヘビ男)

何より真剣に探す気力がなかったことが一番大きいが、ただ疲れただけの美術鑑賞となった。
2階の見学は通過するだけのかなり適当なものになり、流されるがまま、半分逃げるように出口へと向かう。
レオナルド・ダヴィンチ作 『受胎告知』、ラファエロ作 『ひわの聖母』、テツィア-ノ作 『ウルビ-ノのヴィ-ナス』・・。
貴重な作品を幾つも見落としており、後に大きなショックを受けた。
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ヴェッキオ橋に突き出たアパ-ト

それでもやっと暑さ地獄から解放され、晴れて自由の身になれたような清々しい気分になった。
帰り際ドゥオ-モの脇を通りかかると、ク-ポラの上に人が大勢立っているのが目に留まった。
僕らも上ってみようと思ったが、同時に入場の大行列も目に入り、もう並ぶのは御免だと直ぐにこの案は却下。
美術館だけでも疲れたのに、更に並ぶ気力などあるはずがない。
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路上シンガ-

宿へと戻り1時間昼寝をした後、ナナに今日の日記を書かせ、その後、夜の町へと繰り出した。
夜のフィレンツェは綺麗にライトアップされ、人の多さも相まってとても活気に溢れていた。
闇夜に浮かぶ白亜のドゥオ-モを前にして、階段に腰を下ろし、ワインのビックボトルを飲みながら僕も今日の日記を少し書いておく。
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イルミネ-ション
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夜のドゥオ-モ

そう言えば以前嶺花とスペインを旅した時は、毎日こうして世界遺産を前に宴会をしていたな。
ロ-マのように広過ぎる町、見るものが多い町は、体力的にも精神的にも正直結構疲れる。
反面、ピサのように一つしか見所がないような観光は、そこだけにゆっくりと滞在出来るし、残る印象としては遥かにいい。
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寒いのも辛い  ※ウッフィツィ美術館のように暑過ぎるのも辛いが・・


フィレンツェ・HOTEL ビジュウ泊-42€


ス-パ-マ-ケット(ポテトチップス200㌘0.9€×2、チキンフル5.99€、バケットパン0.75€×2、オレンジジュ-ス1.5㍑0.65€、レモンジュ-ス1.5㍑0.65€) ウッフィツィ美術館(大人12€、子供フリ-) ポストカ-ド(0.5€、1€) ポストカ-ド(0.5€) ス-パ-マ-ケット(ヨ-グルト2個入り0.9€、歯磨き粉75ml0.89€)  計26.38€
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