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神々宿る天空の修道院 メテオラ~東欧周遊編(27)

2018年1月14日
カランバカ~メテオラ~カランバカ



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世界遺産 メテオラ (1988年登録)  ※ヴァルラ-ム修道院
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ルサヌ修道院


おそよ6000年前、ギリシア北西部のテッサリア平原に、突如隆起したとされる巨大かつ奇妙な砂岩群。
それらの頂上には幾つかの修道院が今も尚残っている。
これは14世紀初頭、セルビア人の侵入を逃れ、この町へとやって来た修行者達が建てたもの。
人里離れた山奥で、彼らは俗世との関わりを断ち、神への祈りと瞑想の日々を送っていた。


カランバカ滞在2日目。
連泊の朝は実に気は楽であるが、起きようと思っていた時刻とは何故か隔たりがあった。
勿論アラ-ムはかけていたはずだがその音に気付かなかったのか、あえて無視してやり過ごしたのかは自分でも分からない。
9時過ぎ、ようやく外に出る。
先ずは鉄道駅へと向い、明日早朝発のアテネ行きのチケットを窓口にて購入。
チケットは直ぐに買えたが、思いの外運賃は高く、その上中継駅での乗り換えが必要となった。
しかしこれで最後の移動手段も無事確保し、いよいよゴ-ルのアテネが見えてきた。
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カランバカ駅

広場で客待ちしているタクシ-の先頭に声を掛ける。
ロ-シ-ズンとなる冬期はバスが運行していない為、タクシ-以外に選択肢はない。
『メガロ・メテオロン、10€!』、運転手と目が合うなり、開口一番僕が言う。
『OK!』、ドライバ-が即答で返す。
たったの2会話、一瞬で折り合いはついた。
こちらとしては少し安めに言ったつもりだっただけに若干調子抜けしたが、もしかして10€でも高かったのかと少し悔まれる。
車での移動は距離勘が今一掴めないが、上り基調で意外と遠いことだけは何となく分かった。

最奥のメガロ・メテオロンでタクシ-を降り、ここから本日の修道院巡りをスタ-ト。
先ずは、メガロ・メテオロン修道院。
高さ613mのこの修道院はメテオラ最大の修道院となり、14世紀にアトス山から来た修道士によって建てられた。
タクシ-に乗っている時から胸の高鳴りは感じていたが、そそり立つ修道院を目の当たりにして、その興奮は最高潮に達した。
内部にはイコン(宗教画)の部屋や博物館などがあり、修道院内にある教会は16世紀中頃に建てられたもの。
一通り内部の見学を終え、敷地内の展望台からヴァルラ-ム修道院を望む。
同じ時間帯に見学していた中国人の団体は大型観光バスで回るようだが、僕らはここから歩いて回ることになる。
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メガロ・メテオロン修道院へ
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ここはメテオラ最大の修道院
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展示品の数々
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修道士達だろうか
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16世紀の教会
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ワイナリ-

次に訪れたのが、ヴァルラ-ム修道院。
岩壁を削って造った階段を上って入る。
ここは14世紀に隠遁者ヴァルラ-ムが建てた隠遁所の跡に建てられた修道院となる。
巨岩の上にそそり立つ様は、道路から見ていて実に圧巻だった。
どの修道院にも決まって教会があり、天井や壁に見事なフレスコ画が描かれている。
眼下に見えるは、ルサヌ修道院。
やや小ぶりとなるが、この修道院も岩の上にそそり立つ姿にインパクトがあった。
どことなく中世の城にも似ていて、僕はブラン城(ル-マニア)を想い出した。
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ヴァルラ-ム修道院へ
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16世紀のフレスコ画
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ルサヌ修道院

ただ気がかりなのは、先程からパラついてきた・・雨。
昨日も雨だったし、せめて今日一日くらいは晴れてほしかった。
この遠く分散された修道院群を歩いて巡る観光客は、やはり僕ら以外誰もいない。
しかし目まぐるしく変わる景色を眺めながらのウォ-キングはとても贅沢なものだった。
姿を変える度にその都度カメラを取り出し、僕もそれなりに忙しい。
ルサヌ修道院は外から眺めるだけとし、分岐ではそのまま下らず、左の方へと入っていく。
どの修道院も結局は同じだし、無駄に入場料を払うのが何だか勿体なくなってきた。
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徒歩で巡るのが断然いい
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メガロ・メテオロン修道院
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ルサヌ修道院
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ビュ-ポイント
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ルサヌ修道院  ※見る角度によって印象が全く変わる
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遠そうに見えるが意外と近い
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絶景の連続  ※アギア・トリアダ修道院を正面に見据え
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この景色がよく絵葉書になるらしい

そしてようやく辿り着いたのが、アギア・トリアダ修道院。
入口から150段の階段を上り、内部へと入る。
さすがにここまで来ると観光客は急激に減ったが、団体ツア-の行程には盛り込まれていないからだろう。
この修道院は何と言っても裏庭からの眺めが素晴らしい。
赤い屋根をまとったカランバカの町が眼下に広がって見えた。
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アギア・トリアダ修道院へ
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カランバカからのトレッキングコ-ス  ※昨日途中まで歩いた
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11世紀のビザンティン教会
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アギオス・ヴィサリオス教会
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カランバカの町並み

ゆっくり見ていたいところだが、ここは雨が本降りになる前にと下山にかかる。
ここからはトレッキングコ-スを辿る。
整備されたトレイルはとても歩き易く、道に迷う心配もなかった。
修道院入口から僕らにまとわりついていた白い大型犬は、結局宿まで僕らにくっついてきた。
20分程で下山し、13時過ぎには一旦宿へ。
ス-パ-マ-ケットや土産物屋は全てがクロ-ズ。
日曜の町ほど退屈なものはないが、部屋にテレビがあることがまだ救いだった。
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いざカランバカに向け下山
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犬は結局最後までついてきた  ※翌朝助けられることになるとは・・
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昨夜と同じケバブ屋
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今日は豪華に1人2本
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11世紀のビザンティン教会
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アニメ鑑賞
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ドラゴンボ-ルやデジモン


カランバカ・ROOMS TOTTI泊-30€


鉄道(カランバカ~アテネ大人32.3€、子供16.2€) タクシ-(カランバカ~メガオ・メテオロン10€) メガオ・メテオロン修道院(3€、子供フリ-) ポストカ-ド(0.5€) ヴァルラ-ム修道院(3€、子供フリ-) アギア・トリアダ修道院(3€、子供フリ-) 夕食(チキンケバブ1.7€×2、ポ-クケバブ1.7€×2)  計74.8€
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| '18東欧周遊編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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