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飛騨の土偶

休日の昼下がり、子供達を連れて散歩がてら土偶を見てきた。僕はこういった分かり易い展示品が結構好きで、『縄文時代』という響きからもロマンを感じ、凄く興味をそそわれる。それに”無料”ということも相まって、是非とも見ておきたいと数週間前からチラシは見易い場所(トイレ)に置いておいた。初めて中に入った狭い館内には、コの字型に並んだテ-ブルに飛騨各地の遺跡から出土した土偶が、丁寧にレイアウトされて並んでいた。しかし生憎子供達には全く興味がないようで、数秒で早々と退散。おかげで僕一人、ゆっくりじっくり鑑賞することが出来た。
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岐阜県文化財保護センタ- 飛騨国府事務所
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広報チラシ
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縄文土器(深鉢、浅鉢)  ※荒城神社から出土
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ひっそりとした館内は子供には退屈

西田遺跡。高山市丹生川町折敷地、平成5・6年に発掘調査。20万点にも及ぶ遺跡が出土し、土偶の出土も破片数で100点、個体数で73体以上になり、県内でも有数の出土数を誇る。山形土偶は土偶としては珍しい完体であることなどから、今年の夏に東京国立博物館で開催された『縄文の美-1万年の鼓動』展に、岐阜県の遺物として唯一展示された。
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西田遺跡の山形土偶
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その気になれば30分くらいは眺めていられる

岩垣内遺跡。高山市丹生川町板殿、平成10年に発掘調査。縄文時代中期から後期にかけての住居跡が45軒確認され、約30万点もの遺物が出土した遺跡。120点の土偶の破片が出土し、この数は飛騨地方で最多となる。顔の土偶(仮称)は沈線で表された目や鼻、口がユニ-クな表情を作っているのが特徴的。他に赤色顔料が塗られた土偶もある。
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岩垣内遺跡
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顔の土偶
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バンザイ土偶

そもそも土偶とはなんぞや・・。そんな疑問が出始めた頃、丁度順路は説明パネルに達していた。後にウィキペディア(Wikipedia)でも調べてみると、土偶とは人間(特に女性)を模して、あるいは精霊を表現して作られたと考えられる土製品で、日本では縄文時代に沖縄県を除く地域で製作された。動物をかたどったものは動物土偶と言い、古墳時代に製作された埴輪はかつては埴輪土偶とも呼ばれていた。発掘調査している現場は以前からたまに目にしていたが、そこで何が行われていたのかはよく分かっていなかった。しかしこうして出土品を目にしたことで、謎がまた一つ解けた気がする。
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土偶とは何か?
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土偶の形の変化
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展示した土偶が出土した遺跡の位置
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荒城神社遺跡  ※高山市国府町宮地、平成5年に発掘調査
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上岩野遺跡  ※高山市清見町牧ヶ洞、平成13年に発掘調査
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