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九州縦断(12)~鹿児島観光

2022年5月8日(日)  ※ゴ-ル翌日
佐多岬~鹿児島



昨夜は無料で飲み放題の焼酎(小鹿)を、蟻学者の先生方と盛り上がって飲んでいた。マスタ-の一言で敢え無くお開きとなったが、とても楽しい夜だった。今朝は4時半に起床。朝食は昨夜と同じ広間で、一人で取ることになる。早発ちに配慮してもらい、通常の朝食時間より若干早めてもらった。テ-ブルにはノ-トが置いてあり、釣り人や縦断者(自転車、バイク、徒歩)など、旅の思い出とともに、宿に対する感謝の気持ちが記されていた。朝食はシンプルだが美味しそう。これだけおかずがあれば、ご飯は大盛り3杯は食べたいところ。しかし結局、ご飯大盛り1杯とお代わりした並1杯で限界を迎え、お代わり後の卵かけご飯が食べ切れず、不本意にも残してしまった。どうも朝の生卵だけは僕の体に合わないようだ。そして7時、内山荘を発つ。アップダウンの激しい3.1kmを走り歩きし、7時半にはバス乗り場のあるホテル佐多岬に着いた。
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ダメ-ジなしの綺麗な足裏
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爪は元々死んでいる
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朝食  ※何故か食欲がなく、少し残してしまった
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部屋からの眺め
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海にタッチ
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南国植物
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ホテル佐多岬発の路線バス  ※これを逃すと大変

8時発のバスに無事乗車。佐多岬を公共交通機関で脱出するには、この1日1本のバスに乗るしか方法がない。2時間以上バスに揺られ、垂水港へと到着。とにかくトイレが心配で、精神的にかなりきつい移動だった。当然車内にトイレは無いし、途中で降りたものなら、次の便などおそらく存在しないだろう。意識を逸らし、大半を寝て過ごした。垂水港には10:04着。そしてフェリ-は10:30の出航。片道40分(500円)の船旅は、桜島を様々な角度から眺められ、移動手段という以上に、鹿児島湾クル-ズとして有意義だった。
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垂水港フェリ-のりば
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桜島  ※雲が噴煙にも見える
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フェリ-
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航海中、終始桜島が見える

鹿児島市へと渡り、バスに乗り、鹿児島一の繁華街・天文館へと向かう。先ずは昼食にと、夢を語れ(二郎系)へ。二郎系の常連らしく、ラ-メン並300㌘の全増しを颯爽とコ-ル。出てきた量に内心驚きながらも、表情を出さず、当たり前のように淡々と食べ続ける。本当にこれで300㌘?食べながら何度もそう思っていた。汁が今にもこぼれそうなのは、麺が奥底にぎっしり詰まっている証。二郎系はとにかくボリュ-ムが凄いのだが、そのグラム数には店によってバラつきがある。640㌘のメガ盛りを食べた時はさすがに苦しかったが、500㌘までなら余裕の時もある。対して300、400㌘できつい時もあり、この店の300㌘もかなりきつかった。
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夢を語れ  ※ラ-メン並300㌘(900円)の全増し
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龍馬、お龍と薩摩でひと休み  ※至る所で歴史に触れることが出来る

鹿児島県立博物館。入館無料だったので立ち寄ってみる。エアコンの効いた涼しい館内は、暑い町歩きの休憩にはもってこいのオアシスだ。桜島のジオラマが印象的だったが、3Dの上映会も中々良かった。今日は世界遺産(異人館)を見学する予定でいたが、そこまで歩く気力がなかった。あいにくバスも運休だったので、世界遺産見学は仕方なく取りやめ。今日はとにかく体がだるく、脚が異様に重い。ゴ-ルして一気に気が抜けたのか、いつもの貪欲さが全く出てこない。市内を見下ろす展望名所である城山くらい登りたかったが、麓で地図を見てギブアップ。中央公園のベンチが今の僕にはお似合いで、死んだように1時間以上眠り続けた。起床後も動く気になれず、西郷像を前に鹿児島焼酎を1本空ける。博物館での立ちっ放しや、マスク着用による酸素不足・・、これらも確実にこの疲れの要因としてある。
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鹿児島県立博物館(入館無料)
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桜島は大噴火により
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大隅半島と陸続きになった
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キリンの骨格
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旧考古資料館  ※県内では尚古集成館に次いで古い。国登録有形文化財
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西郷隆盛像  ※昭和12年除幕完成。総工費当時で11万円
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鹿児島市中央公民館  ※国登録有形文化財
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西郷像を前に鹿児島焼酎小鹿を飲む

しかし、さすがにこれではまずいと思い一念発起。一先ず鹿児島駅方面へと歩くとする。ここ鹿児島には明治時代の歴史的偉人が多く存在し、観光案内書でもらった”史跡めぐりマップ”をもとに、そこからは精力的に見て回った。鹿児島では西郷隆盛と大久保利通が2大偉人となるようで、この2人は至る所で目にすることになる。川沿いに延びる歴史ロ-ド、維新ふるさとの道。これが特に素晴らしく、鹿児島市内での散策はまずここから始めると良い。
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大久保利通像  ※よく見ると、字がへがんでる
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大久保利通生い立ちの地
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西郷隆盛誕生の地
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歴史ロ-ド”維新ふるさとの道”
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西郷隆盛
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大久保利通  ※見る角度によって、西郷隆盛と切り替わる
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歴史が楽しく学べる
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鹿児島散策では外せない
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大久保利通誕生の地
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幕末の薩摩藩英国使節団の記念碑『若き薩摩の群像』  ※JR鹿児島中央駅前

九州最後の夜は、鹿児島名物の黒豚で締める。薩摩黒豚とんかつ専門店、黒かつ亭。今夜くらいは豪華に、一番高い”上ロ-スかつ定食(1890円)”を注文する。ご飯とキャベツはお代わり自由というのが、僕的にはかなり嬉しい。しかし昼の二郎系がまだ腹に残っているのか、各々1度しかお代わり出来なかった。肉は厚くて、とてもジュ-シ-。黒豚一頭から10食分しか取れないという希少部位を、味わいながら堪能した。先程鹿児島駅構内を彷徨っていた時、白熊アイスで有名な”むじゃき”の支店を見つけていた。日中、天文館にある”むじゃき本店”に寄る予定だったが、二郎系で腹が弾け断念。明日は慌ただしいので寄れそうにないし、あの時支店で食べとくべきだった。遥々鹿児島まで来たのに、元祖白熊を食べれなかったことだけに悔いが残る。
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薩摩黒豚とんかつ専門店 黒かつ亭
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豪華におすすめメニュ-を注文
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上ロ-スかつ定食(1890円)  ※ご飯とキャベツはお代わり自由
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肉厚でジュ-シ-  ※黒豚一頭から10食分しか取れない希少部位
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鹿児島駅前
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若干古びた客室
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薩摩焼酎 黒白波(25度)


オリエンタルいづろ(鹿児島市)泊


バス(ホテル佐多岬~垂水港1660円) フェリ-(垂水港~鴨池港500円) バス(鴨池港~天文館160円) 夢を語れ(ラ-メン並300㌘900円) 黒かつ亭(上ロ-スかつ定食1890円) ファミマ(黒白波25度262円) 宿(1泊軽朝食付き2200円)  計7572円
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