九州縦断(4)~壮大な散歩
2022年5月2日(月)
※2日目
朝倉~玉名(熊本県)
本日距離:62.5km
《総距離:145.3km》

結構な寒暖差
九州縦断2日目。昨夜は23時に就寝の予定が、結局24時。夜は何かとやることが多く、時間が経つのは早い。そして今朝は4:25起床。楽しみにしていたホテルの朝食バイキングだったが、珍しく食欲がなく、納豆2つはいけたが、卵かけご飯はくどくて残してしまった。2食が付くこのホテルは、出稼ぎ労働者だろうか現場系の客がやたら多い。朝の食堂は作業着姿のそんな男達で溢れ、目まぐるしく客が入れ替わっていた。7:05宿をスタ-ト。しかし異様に腹が重い。朝食はそこまで食べていないし、ドリンクも2杯しか飲んでいないのに何故だろう。時速6kmペースでハイウォ-クしているつもりだったが、目指す鵜木の交差点に中々着かない。到達時間から逆算すると、時速4kmしか出ていなかった。朝のヨ-グルトに胃腸を攪乱されたか、出だし最初の行程はとにかくトイレ探しに苦労した。

ホテルの朝食バイキング(6:34) ※食欲がなく、ご飯大盛り1杯が食べれなかった

筑後川

いつか佐賀も行ってみたい
初日の昨日はそこそこ走れたが、今日は腹の不調さも相まって、ほとんど走れない状態が続いた。最短経路を示すグ-グル先生お勧めのコ-スは、ハイウェイに沿った側道を示している。変化に富む景観さえ備わっていれば、多少の気晴らしにもなるのだが、代わり映えのない景色は進む気力さえも奪ってしまう。ここ2日間睡眠不足だが、睡魔に襲われなかったことが唯一の幸いだ。高架沿いに進んでいた時はまだ良かったが、高架から離れ、田園地帯や幾つかの集落を通っている頃が一番辛かった。一帯が田園地帯など見通しが良過ぎて目立つ場所、点々と民家が立ち並ぶ集落などは、何かと融通が利かず、精神的にも生理的にもきついものがある。

グ-グル先生お勧めのコ-ス

右側は高速道路
まだ2日目だと言うのに、既に歩き通しているこの情けない現状。1日120kmペースで走り続けている倉井選手のことを思うと恥ずかしい限りだが、まぁ僕は鈍足、亀戦法で地道に進む。とは言え、歩きのロングはかなり辛い。動き続けた時間に対し、一向に縮まっていない距離。拷問のような地獄の行軍に、ただただ耐えるしかなかった。堪らず友人の康介にメッセ-ジを送る。平日の仕事中だったようだが、返信は早かった。『壮大な散歩・・』。ロング系のレ-スでは必然的に歩くことも多くなる。そんな時出会った人との会話の中で、『歩いて来たんですか?』と訊かれることがある。そういう場面では『イヤ、基本走ってます!』と決まって訂正しているが、今回は反論する余裕すらなかった。

自販機でミステイク ※間違えてホットボタンを押してしまう。サイズも一回り小さかった

みやま市特産 山川みかん

孟宗竹
熊本県へと入る。福岡県では結局ラ-メンを食べ損ねてしまった。今日は一度道間違えもあった。右折するところを直進し、100m程明後日の方向へ進んでいた。直ぐ異変に気付いたから良かったものの、今日のル-トは地図だけで進むには無理があった。こまめにグーグル経路で現在地と進むべき方向を確認し、終盤はまだかまだかと残距離の確認ばかりしていた(よくある情けないパタ-ン)。既に玉名も射程圏内に入っている。19時宿着の当初予定だったが、今日は全く走れていないので暗くなるのは避けられない。せめて明るいうちにどれだけでも進んでおこうと黙々と歩いた。

熊本県へ(15:56)

コンビニの存在

モンスタ-MANGO

玉名11km(17:56)

日本最後の仇討の地
19時半を過ぎ、辿り着いたコンビニで夕食を買い込む。既に辺りは暗くなっている。川沿いの裏道を通っていると、帰宅途中の中学生がヘルメットをかぶり、自転車の明かりを灯し、擦れ違いざまに挨拶をしてきた。こんな遅い時間まで大変だな、部活帰りだろうか。とても長閑な風景に、疲れた心が癒された。町中をくねくねとすり抜け、玉名温泉街には北側の山手から下りる形で入る。今宵の宿は玉名温泉、金峰園。廊下を歩けばキシキシと音が鳴る、年代を感じる古き館であった。日帰り入浴も受け入れている露天浴場は、どことなく趣きがある。入浴はさっと済ませ、部屋でストレッチをしながらワインを1本空けた。今日はとにかく脚が棒のように重く、ほとんど歩き通した。果たして僕に明日はあるのだろうか。

玉名温泉 金峰園(20:02)

夕食宴会
金峰園(玉名温泉)泊
ロ-ソン(青汁108円) 自販機(缶コ-ヒ-100円) セブン(モンスタ-206円、粗挽きソ-セ-ジ116円) ファミマ(ソ-ス焼そば198円、ポテチ108円、ザバス167円、ワイン415円) 宿(1泊朝食付き5000円、カップ麺150円) 計6568円

朝倉~玉名(熊本県)
本日距離:62.5km


結構な寒暖差
九州縦断2日目。昨夜は23時に就寝の予定が、結局24時。夜は何かとやることが多く、時間が経つのは早い。そして今朝は4:25起床。楽しみにしていたホテルの朝食バイキングだったが、珍しく食欲がなく、納豆2つはいけたが、卵かけご飯はくどくて残してしまった。2食が付くこのホテルは、出稼ぎ労働者だろうか現場系の客がやたら多い。朝の食堂は作業着姿のそんな男達で溢れ、目まぐるしく客が入れ替わっていた。7:05宿をスタ-ト。しかし異様に腹が重い。朝食はそこまで食べていないし、ドリンクも2杯しか飲んでいないのに何故だろう。時速6kmペースでハイウォ-クしているつもりだったが、目指す鵜木の交差点に中々着かない。到達時間から逆算すると、時速4kmしか出ていなかった。朝のヨ-グルトに胃腸を攪乱されたか、出だし最初の行程はとにかくトイレ探しに苦労した。

ホテルの朝食バイキング(6:34) ※食欲がなく、ご飯大盛り1杯が食べれなかった

筑後川

いつか佐賀も行ってみたい
初日の昨日はそこそこ走れたが、今日は腹の不調さも相まって、ほとんど走れない状態が続いた。最短経路を示すグ-グル先生お勧めのコ-スは、ハイウェイに沿った側道を示している。変化に富む景観さえ備わっていれば、多少の気晴らしにもなるのだが、代わり映えのない景色は進む気力さえも奪ってしまう。ここ2日間睡眠不足だが、睡魔に襲われなかったことが唯一の幸いだ。高架沿いに進んでいた時はまだ良かったが、高架から離れ、田園地帯や幾つかの集落を通っている頃が一番辛かった。一帯が田園地帯など見通しが良過ぎて目立つ場所、点々と民家が立ち並ぶ集落などは、何かと融通が利かず、精神的にも生理的にもきついものがある。

グ-グル先生お勧めのコ-ス

右側は高速道路
まだ2日目だと言うのに、既に歩き通しているこの情けない現状。1日120kmペースで走り続けている倉井選手のことを思うと恥ずかしい限りだが、まぁ僕は鈍足、亀戦法で地道に進む。とは言え、歩きのロングはかなり辛い。動き続けた時間に対し、一向に縮まっていない距離。拷問のような地獄の行軍に、ただただ耐えるしかなかった。堪らず友人の康介にメッセ-ジを送る。平日の仕事中だったようだが、返信は早かった。『壮大な散歩・・』。ロング系のレ-スでは必然的に歩くことも多くなる。そんな時出会った人との会話の中で、『歩いて来たんですか?』と訊かれることがある。そういう場面では『イヤ、基本走ってます!』と決まって訂正しているが、今回は反論する余裕すらなかった。

自販機でミステイク ※間違えてホットボタンを押してしまう。サイズも一回り小さかった

みやま市特産 山川みかん

孟宗竹
熊本県へと入る。福岡県では結局ラ-メンを食べ損ねてしまった。今日は一度道間違えもあった。右折するところを直進し、100m程明後日の方向へ進んでいた。直ぐ異変に気付いたから良かったものの、今日のル-トは地図だけで進むには無理があった。こまめにグーグル経路で現在地と進むべき方向を確認し、終盤はまだかまだかと残距離の確認ばかりしていた(よくある情けないパタ-ン)。既に玉名も射程圏内に入っている。19時宿着の当初予定だったが、今日は全く走れていないので暗くなるのは避けられない。せめて明るいうちにどれだけでも進んでおこうと黙々と歩いた。

熊本県へ(15:56)

コンビニの存在

モンスタ-MANGO

玉名11km(17:56)

日本最後の仇討の地
19時半を過ぎ、辿り着いたコンビニで夕食を買い込む。既に辺りは暗くなっている。川沿いの裏道を通っていると、帰宅途中の中学生がヘルメットをかぶり、自転車の明かりを灯し、擦れ違いざまに挨拶をしてきた。こんな遅い時間まで大変だな、部活帰りだろうか。とても長閑な風景に、疲れた心が癒された。町中をくねくねとすり抜け、玉名温泉街には北側の山手から下りる形で入る。今宵の宿は玉名温泉、金峰園。廊下を歩けばキシキシと音が鳴る、年代を感じる古き館であった。日帰り入浴も受け入れている露天浴場は、どことなく趣きがある。入浴はさっと済ませ、部屋でストレッチをしながらワインを1本空けた。今日はとにかく脚が棒のように重く、ほとんど歩き通した。果たして僕に明日はあるのだろうか。

玉名温泉 金峰園(20:02)

夕食宴会
金峰園(玉名温泉)泊
ロ-ソン(青汁108円) 自販機(缶コ-ヒ-100円) セブン(モンスタ-206円、粗挽きソ-セ-ジ116円) ファミマ(ソ-ス焼そば198円、ポテチ108円、ザバス167円、ワイン415円) 宿(1泊朝食付き5000円、カップ麺150円) 計6568円
スポンサーサイト
| 九州縦断 | 17:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑