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九州縦断(0)~旅の続き

どんな旅にも、きっと続きはあるのだろうと思う。昨年春に参加した本州縦断フットレ-ス2021スペシャル(青森~下関1550km、出走14人)。そのゴ-ル地点となった下関駅を今回の旅の出発地点とし、僕はこの度九州縦断431kmの旅に出る。目指すは本土最南端の佐多岬。旅人であれば、ロカ岬や喜望峰と同等に、宗谷岬や佐多岬も常識的に知っている。昨年の本州縦断で僕はゼッケンを付け選手として参加していたが、道中、徒歩で列島を旅する多くの青年に出会ってきた。僕はランナ-と言うよりは元来彼らと同類なので、今回は自由気ままな旅人として(日程はガチガチに固めているが)、存分に道中を楽しみ、苦しみ抜きたいと思っている。

現在行われているスポ-ツエイド・ジャパン主催の、例幣使みち京都~日光570kmフットレ-ス2022。この記念すべき第1回大会に昨年スペシャルを共に闘った仲間が5人も参加している。日本横断川の道フットレ-ス513kmには同じくスペシャルを闘った仲間3人が参加しているし、先日行われた板橋限界チャレンジでの仲間2人の奮闘も記憶に新しい。そんな常人離れしたスペシャル仲間に限らず、ランナ-は皆距離に飢えているようで、本家本元の本州縦断フットレ-ス2022も大盛況で、既に4人が縦断ステ-ジに向けて出走。

そして昨年僕を支えてくれた新潟の高澤さんも、本日R7リバ-ス(新潟~青森433km)をスタ-トした。間もなく本州往復3100kmに旅発つスペシャル仲間の倉井選手に至っては、前月にも関わらずこの4月に何と1000km走ったと言うのだからもう言葉が出ない。もう二度と走らないぞ!壮絶な苦しみにもがいていたあの夜、僕は確かそう心に誓っていた。このGW、日本各地でロングレ-スに挑んでいるランナ-はおそらく誰しも、僕と同じ思いを幾度となく繰り返し、今の舞台に立っている。明日未明、僕は下関に向けて旅立つ。今度こそ絶対に二度と走らないぞ・・。またどこかの町で、そう思っているに違いない。

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いざ九州へ


九州縦断プロロ-グ~それぞれの道で


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| 九州縦断 | 11:30 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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