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僕が僕であるために

最近、異様に歳を取ったなと思う。確かに初孫が出来て爺さんにはなったが、実際僕はまだ48歳。この歳で死を意識する人はほとんどいないような気もするが、今年になって人生の幕引き、余生について考えるようになった。これは周りの同年代が亡くなり、死が現実味を帯びていることにも影響する。
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僕は昔から、在り来たりのレ-ルにだけは乗りたくなかった。忖度出来ない性格な故、納得出来なければ相手が誰であろうと食って掛かった。皆で仲良く・・なんてことは当然出来ず、組織に属するのが何よりも苦痛だった。そんな僕が”土地家屋調査士”になったのは必然だった。29歳で独立。既に3人の子供がいたが、自分が選んだこの道で家族を養っていこうと決めた。
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人は何の為に生きるのか・・。その答えを探し求めて彷徨った、今年春の本州縦断フットレ-ス。そして苦労の末に辿り着いたゴ-ルの下関。そこで得たものは言い尽くせないくらい大きく、これで死んでも悔いはないとさえ思った。だからこの先は儲けもんの人生。人は与えられた命を全うする為だけに、ただがむしゃらに生きている。この苦行を経て、僕はそう思うようになった。
-・呻セ・・Юconvert_20211027182024

『80歳での100㌔完走』を人生最大の目標に定めてはいるが、後20年もすればポックリ逝ってしまう可能性だって充分に有り得る。僕が青森駅に立った時点で、下関ゴ-ルは約束されていた。僕がこの先90歳まで長生き出来るか、70歳或いは50代60代で死んでしまうかでさえ、既に宿命で決まっている。
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人生の生業として歩んできた調査士の道も、折り返し地点をゆうに過ぎている。ここまでの20年はあっという間だったし、この先の限られた年数もおそらく瞬く間に過ぎてゆくのだろう。見切りは迷わず潔く。最後の子(第7子・年中)の子育てが終わったら、さっさと仕事をやめ、東南アジア辺りで妻と悠々自適に暮らしたいと思っている。
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あ~、僕も犬になりたい。何も考えず、何も抱えず、のほほんと暮らしていたい。あ~、インドが無性に懐かしい。とてつもなく恋しい。世界はインドを中心に成り立っている、と言っても過言ではない。長引くコロナの影響で、ここ2年外国に行けてない。だから余計こんなネガティブな感情を抱くのだろう。バックパックを背負って!いい加減再開しないと、僕が僕でなくなってしまう。
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