本州縦断フットレース2021スペシャル(20)~湯快リゾート
2021年5月11日(火)
※大会18日目
朝来(兵庫)~湯村温泉(兵庫)
本日距離:51.0km
《総距離:1076.0km》
4時起床、そして6時半にようやく宿をスタ-ト。起床から出発までに何故2時間半もかかるのか・・。これは僕の中では永遠の課題となっている。朝食バイキングを含めての時間ならまだ納得も出来るが、今日は朝食すら食べていない。朝は何かと忙しく、無駄のないよう心掛けいるつもりだが、知らぬ間に時間ばかりが過ぎてしまう。ついに”鳥取”の地名が具体的距離を示して現れた。僕にとって馴染みのない、鳥取県と島根県。今回この大会にエントリ-していなかったら、おそらく一生来ることはなかったかも知れない。それにしても昨日の朝来(あさご)、この養父(やぶ)等々、読みづらい地名が多い。

次のタ-ゲットは鳥取 ※今にも雨が降りそう

左前ポケットには、おにぎりを5個入れている

有り難い100円自販機

本日のゴ-ルまで後38㌔(9:38)
昨日までは西田さんと一緒だったので眠気はさほど感じず、一度も仮眠はしなかった。しかし今日から再び一人旅となり、睡魔との闘いが再開された。”新潟を制する者は本州縦断を制する”と以前例えたが、ここは”睡魔を制する者は・・”に言い直す。寝てくれ!と言わんばかりの立派なバス小屋に、躊躇うことなくピットイン。見事本州縦断を成し遂げた過去の先人達も、きっとバス小屋には何度も助けられたことだろう。今日はこのバス小屋で5分、ル-プ橋頂上付近の路上で5分、道の駅ハチ北で5分×2と計3度、計20分の仮眠を取り眠さを凌いだ(実際全然凌げていない)。

仮眠小屋
ル-プ橋を避ける為の迂回路、その下道に入り込んだ矢先、ふと見知らぬ男性に声をかけられた。どうやら先日来、毎日のようにゼッケンを付けたランナ-が通過するのを見て、ずっと気になっていたらしい。今日はこの男性の他に、全く別の場所でも男性に声を掛けられ、ともに写真をせがまれた。先日(8/9)中止となったTJAR2020。日本アルプスを踏破し、日本海から太平洋までの415㌔を1週間で駆け抜ける国内屈指の山岳レ-スだが、この大会はテレビの影響もあり、山岳パ-トでの選手は間違いなくヒ-ロ-扱いされている。しかしこの本州縦断フットレ-スは、より壮大かつ壮絶ながら、悲しくも知名度はほぼない。そもそも本州を走って縦断するという発想自体が普通では考えられず、せいぜい自転車か車のレ-スと勘違いされるのが関の山。そんなこともあって、道中の応援はほとんどなく、『あの人達、一体何してんだろう・・』くらいにしか思われていない。だから余計にTJARの選手が羨ましい。

ル-プ橋を避け、下道を進む

本線に合流

コンビニでカップ麺(14:18)

道の駅 村岡ファ-ムガ-デン

必殺食い歩き ※食べている間は疲れも眠気も忘れられる
15:11、CP26の村岡地域局前(1060.2㌔)を通過。この辺りでも毎年ウルトラマラソンが開催されているようで、”村岡”という地名だけは以前から聞いたことがあった。延長1.7㌔の、春来トンネル。少し肌寒くなってきたので、このトンネル手前でカッパ上下を着込む。このトンネルは車道と歩道との段差が小さく、とても歩き易かった。普段は右側車道を進んでいるが、正面から車が来る度に歩道に上がる作業が意外と面倒で、体力的にもロスがある。その為この小さなステップアップは大変有り難かったが、ここで油断したのか、痛めている左ふくらはぎを更に悪化させてしまった。

CP26(村岡地域局前、1060.2㌔)

走れない現状ではこの延長は長く感じる

コゴミの群生 ※もう少し早ければ宝の山

米子登場

新温泉町
本日の宿は湯快リゾ-ト・湯村温泉三好屋。値段は高かったが、他に選択肢がないので仕方ない。折角なので夕食バイキングも付けたかったが、食事時間の関係もあり諦めざるを得なかった。湯快リゾ-トは我が家のような大家族にはとても有り難い施設で、北陸地方の湯快リゾ-トなら大概泊まったことがある。夕食と朝食のバイキングや天然温泉はもちろん、カラオケや卓球など全て無料で利用出来るのが嬉しい。しかし今回は一人旅、それにそんな時間もない。少し勿体ない気はするが、施設を満喫することなく、テキパキと最低限の用事だけを済ます。

湯快リゾ-ト

湯村温泉三好屋(18:51)

町並み

客室
千年以上の歴史を誇る、湯村温泉。地理的には『兵庫県 美方郡 新温泉町 大字湯』という所にある。町名にも大字にも”湯”が付くくらいだから、その歴史は確かなものだ。束の間の温泉旅を味わいたかったが、残念にも泉質に特筆すべきものはなかった。ならばと大浴場から露天風呂に場所を移す。浴衣を羽織り、100段の外階段を上ってようやく辿り着いた伏龍の湯。確かに風情はあり良かったが、何せ遠過ぎて、運動後の疲れた脚にはかなり堪えた。無料のマッサ-ジチェアも湯快リゾ-トならではのサ-ビス。コロナ感染予防の一環で、入浴は時間帯を選んでの予約制。しかし実際は貸し切り状態だった。部屋に戻り、夕食はカップ麺で軽く済ませ、ワインで一日を締める。先日陽子さんの差し入れを頂いて以来、僕の中で密かにワインブ-ムが到来している。ビ-ルに比べ確実に酔えるし、第3ビ-ル(500ml)を2本買うより若干安いことに僕は気付いてしまった。

男性大浴場 ※入浴後、体重60.2kg

千年以上の歴史を誇る 湯村温泉

森林露天風呂 伏龍の湯

無料のマッサ-ジチェア

ワイン最高!(21:59)
湯快リゾ-ト三好屋(湯村温泉)泊
ミニフレッシュ(おにぎり鮭84円、おにぎり鶏そぼろ84円、おにぎりツナマヨ84円) 自販機(缶コ-ヒ-100円) ロ-ソン(シュ-クリ-ム140円) ヤマザキ(カップ麺横浜家系138円) ゴダイ(ポテチ85円、ド-ナツ95円、よもぎあんぱん96円) ロ-ソン(ホットコ-ヒ-100円) ロ-ソン(カップ麺129円、赤ワイン387円) 宿(朝食バイキング付き8410円) 計9932円

朝来(兵庫)~湯村温泉(兵庫)
本日距離:51.0km

4時起床、そして6時半にようやく宿をスタ-ト。起床から出発までに何故2時間半もかかるのか・・。これは僕の中では永遠の課題となっている。朝食バイキングを含めての時間ならまだ納得も出来るが、今日は朝食すら食べていない。朝は何かと忙しく、無駄のないよう心掛けいるつもりだが、知らぬ間に時間ばかりが過ぎてしまう。ついに”鳥取”の地名が具体的距離を示して現れた。僕にとって馴染みのない、鳥取県と島根県。今回この大会にエントリ-していなかったら、おそらく一生来ることはなかったかも知れない。それにしても昨日の朝来(あさご)、この養父(やぶ)等々、読みづらい地名が多い。

次のタ-ゲットは鳥取 ※今にも雨が降りそう

左前ポケットには、おにぎりを5個入れている

有り難い100円自販機

本日のゴ-ルまで後38㌔(9:38)
昨日までは西田さんと一緒だったので眠気はさほど感じず、一度も仮眠はしなかった。しかし今日から再び一人旅となり、睡魔との闘いが再開された。”新潟を制する者は本州縦断を制する”と以前例えたが、ここは”睡魔を制する者は・・”に言い直す。寝てくれ!と言わんばかりの立派なバス小屋に、躊躇うことなくピットイン。見事本州縦断を成し遂げた過去の先人達も、きっとバス小屋には何度も助けられたことだろう。今日はこのバス小屋で5分、ル-プ橋頂上付近の路上で5分、道の駅ハチ北で5分×2と計3度、計20分の仮眠を取り眠さを凌いだ(実際全然凌げていない)。

仮眠小屋
ル-プ橋を避ける為の迂回路、その下道に入り込んだ矢先、ふと見知らぬ男性に声をかけられた。どうやら先日来、毎日のようにゼッケンを付けたランナ-が通過するのを見て、ずっと気になっていたらしい。今日はこの男性の他に、全く別の場所でも男性に声を掛けられ、ともに写真をせがまれた。先日(8/9)中止となったTJAR2020。日本アルプスを踏破し、日本海から太平洋までの415㌔を1週間で駆け抜ける国内屈指の山岳レ-スだが、この大会はテレビの影響もあり、山岳パ-トでの選手は間違いなくヒ-ロ-扱いされている。しかしこの本州縦断フットレ-スは、より壮大かつ壮絶ながら、悲しくも知名度はほぼない。そもそも本州を走って縦断するという発想自体が普通では考えられず、せいぜい自転車か車のレ-スと勘違いされるのが関の山。そんなこともあって、道中の応援はほとんどなく、『あの人達、一体何してんだろう・・』くらいにしか思われていない。だから余計にTJARの選手が羨ましい。

ル-プ橋を避け、下道を進む

本線に合流

コンビニでカップ麺(14:18)

道の駅 村岡ファ-ムガ-デン

必殺食い歩き ※食べている間は疲れも眠気も忘れられる
15:11、CP26の村岡地域局前(1060.2㌔)を通過。この辺りでも毎年ウルトラマラソンが開催されているようで、”村岡”という地名だけは以前から聞いたことがあった。延長1.7㌔の、春来トンネル。少し肌寒くなってきたので、このトンネル手前でカッパ上下を着込む。このトンネルは車道と歩道との段差が小さく、とても歩き易かった。普段は右側車道を進んでいるが、正面から車が来る度に歩道に上がる作業が意外と面倒で、体力的にもロスがある。その為この小さなステップアップは大変有り難かったが、ここで油断したのか、痛めている左ふくらはぎを更に悪化させてしまった。

CP26(村岡地域局前、1060.2㌔)

走れない現状ではこの延長は長く感じる

コゴミの群生 ※もう少し早ければ宝の山

米子登場

新温泉町
本日の宿は湯快リゾ-ト・湯村温泉三好屋。値段は高かったが、他に選択肢がないので仕方ない。折角なので夕食バイキングも付けたかったが、食事時間の関係もあり諦めざるを得なかった。湯快リゾ-トは我が家のような大家族にはとても有り難い施設で、北陸地方の湯快リゾ-トなら大概泊まったことがある。夕食と朝食のバイキングや天然温泉はもちろん、カラオケや卓球など全て無料で利用出来るのが嬉しい。しかし今回は一人旅、それにそんな時間もない。少し勿体ない気はするが、施設を満喫することなく、テキパキと最低限の用事だけを済ます。

湯快リゾ-ト

湯村温泉三好屋(18:51)

町並み

客室
千年以上の歴史を誇る、湯村温泉。地理的には『兵庫県 美方郡 新温泉町 大字湯』という所にある。町名にも大字にも”湯”が付くくらいだから、その歴史は確かなものだ。束の間の温泉旅を味わいたかったが、残念にも泉質に特筆すべきものはなかった。ならばと大浴場から露天風呂に場所を移す。浴衣を羽織り、100段の外階段を上ってようやく辿り着いた伏龍の湯。確かに風情はあり良かったが、何せ遠過ぎて、運動後の疲れた脚にはかなり堪えた。無料のマッサ-ジチェアも湯快リゾ-トならではのサ-ビス。コロナ感染予防の一環で、入浴は時間帯を選んでの予約制。しかし実際は貸し切り状態だった。部屋に戻り、夕食はカップ麺で軽く済ませ、ワインで一日を締める。先日陽子さんの差し入れを頂いて以来、僕の中で密かにワインブ-ムが到来している。ビ-ルに比べ確実に酔えるし、第3ビ-ル(500ml)を2本買うより若干安いことに僕は気付いてしまった。

男性大浴場 ※入浴後、体重60.2kg

千年以上の歴史を誇る 湯村温泉

森林露天風呂 伏龍の湯

無料のマッサ-ジチェア

ワイン最高!(21:59)
湯快リゾ-ト三好屋(湯村温泉)泊
ミニフレッシュ(おにぎり鮭84円、おにぎり鶏そぼろ84円、おにぎりツナマヨ84円) 自販機(缶コ-ヒ-100円) ロ-ソン(シュ-クリ-ム140円) ヤマザキ(カップ麺横浜家系138円) ゴダイ(ポテチ85円、ド-ナツ95円、よもぎあんぱん96円) ロ-ソン(ホットコ-ヒ-100円) ロ-ソン(カップ麺129円、赤ワイン387円) 宿(朝食バイキング付き8410円) 計9932円
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