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本州縦断の装備品

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写真総重量5.5kgに、その他食料を含め合計6kg超  ※画像クリックで拡大
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地図51枚(A3両面カラ-)とダイソ-B4厚手ジッパ-  ※画像クリックで拡大

本州縦断に何を持っていくのかは最大の悩みどころだった。バックの容量的な問題もあるが、安心、快適を求めれば当然荷物は重くなる。ほとんどのランナ-は荷物は自分で背負っているので、そのバランスを決めるのが本当に大変だった。僕がこの選定作業の中で最も重視したのが防寒対策で、実際大会を終えてみてやはりここが核心だったと言える。R7区間の東北は予想外に寒かった。夕方からは寒さも増し、スパッツ上下、ウィンドブレ-カ-上下、カッパ上下のフル防寒で過ごすことも多かった。毛糸帽とフリ-ス手袋は東北の夜に何回か使用したくらいだったが、バックの中にあるというだけで確かな安心感があった。夜間走をする上で、この安心感は何ものにも代えがたい。ウィンドブレ-カ-やスパッツは当初持って行くべきか散々悩んだだけに、もし持っていかなかったらと思うとゾッとする。Tシャツとパンツは着替え1組で充分だった。靴下は消耗が早いので当初3組、富山(家族と合流)でプラス3組。穴が開いて半分くらいは途中で捨てたが、更に小浜のワ-クマンで3組買い足した。ワ-クマンの3足組980円の5本指ソックスは結構気に入っている。ハンドタオルはほとんど使わなかったので、予備はいらなかった。この時期汗はかかないし、ホテルにはタオルが備わっている。
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レインウェア(モンベル)  ※バーサライトジャケット(134g)、 バーサライトパンツ(83g)の超軽量モデル
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ウィンドブレ-カ-(アディダス)  ※持っていくか迷ったがかなり重宝、ないと厳しかった
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ア-ムスリ-ブ(ダイソ-200円)  ※メ-カ-物に劣らない品質、お勧め
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着替え一式  ※Tシャツ、パンツ、ハンドタオルは各々予備1枚、靴下は当初総数3組
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スパッツ下  ※この他にスパッツ上も急遽持参したが、ともにR8前半まで大活躍
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毛糸帽、フリ-ス手袋、カ-フタイツ、指無し手袋、ハンドタオル  ※上2つは東北でのみ使用

超ウルトラ初挑戦だった2017年の佐渡(208㌔)で、不覚にも僕はゴ-ル後 死にかけた。その苦い経験から少しだけ学び、以降サプリ類には気を遣うようになった。アミノバイダルはCK値を抑え、筋肉崩壊を和らげてくれる。今回は1日4本程度飲んでいた。以前は不味すぎて毎回吐きそうになりながら我慢して飲んでいた。しかし最近のは改良されたようで、爽やかな飲みごたえで鼻をつまんで飲む必要はない。クエン酸は疲労物質を取り除いてくれるもので、1日2~3本飲んでいた。塩熱サプリは電解質補給。10㌔を目安に小まめに摂取した。僕は元々足のマメ(水膨れ)は気にしない方だが、昨年秋の試走で地獄を見た経験から、今回初めてプロテクトJ1を使用。これまではワセリンを使っていたが、あのベトベト感はどうも好きになれない。J1の効果については何とも言えないが、多少はあったように思う。靴下の穴開を放置していたせいで、取り返しのつかないマメが足底に出来て、かなり痛い思いをした。後半になると靴の内側が破れ、中のスポンジが飛び出し、そこに当たる部分に大きなマメが出来た。これが猛烈に痛く、終盤最大の悩みの種となった。僕の一番苦手な足指間のマメが今回も出来たが、対処法が良かったのか大事には至らなかった。ゲンタシン効果は絶大で、マメが出来たら寝る前にゲンタシン。数日我慢すればマメは治る。
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アミノバイダル、クエン酸、塩熱サプリ、プロテクトJ1  ※これが一番嵩張る、10日分(高岡宿泊分)まで
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ノ-ト、下敷き、メモ用紙、使い捨て鉛筆、赤ボ-ルペン、シャ-プペン、消しゴム、付箋

薬品類としては痛み止めにロキソニンとボルタレン。前者は即効性、後者はより強力なもの。眠気対策にエスタロンモカを持参したが、あまり効果はなかった。眠気を追い払おうとモンスタ-やコ-ヒ-を飲んでもダメで、仮眠をしても5分程度では気休めでしかなかった。一度睡魔に取り付かれたら、簡単にはその沼から抜け出せない。ただ音楽効果は多少はあるようで、無音の環境が一番良くないことは証明された。あと集中さえ出来れば、睡魔さえも敵ではない。現在朝の6時。昨夜23時頃からこの記事を書き始め、徹夜で何とかアップまでこぎつけた。ブログを書いている時は僕はかなり集中しているので、数時間があっと言う間に過ぎてしまう。この集中力をランニングでも発揮出来ればいいのだが、中々思うようにはいかない。疲労回復にはリポビタンDX錠剤。新聞広告に出ていたお試しセットを、ただ同然の価格で購入した。前夜どれだけ疲れていても翌朝一応リセットされていたから、効果はあったのだろうと思う。貧血予防には鉄・葉酸。それと康介が餞別でくれたヘム鉄。長距離走においては食べれなくなったら一貫の終わりなので、毎朝ガスタ-10を1錠飲んでいた。  
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薬品・サプリ類、ゲンタシン、チクビテ-プ、絆創膏他、他にカットテ-ピング  ※画像クリックで拡大
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袋裏には家族の写真  ※殺風景な薬品類から元気が貰える

僕は未だにガラケ-派。スマホはあまり信用していないので、全てをスマホに委ねるようなことだけはしたくない。地図、カメラ、連絡手段など、スマホは確かに便利だが、精細な機械だけにちょっとしたことがきっかけで、一瞬にして全てを失う可能性を秘めている。僕は予備的な意味合いで、今回スマホを持ち込んでいた。ついに下関ゴ-ルが見えてきた最終日前々日、最後の徹夜ランに備えて益田のエディオンでスマホのバッテリ-を購入した。思っていたよりも小さく、軽く、これは便利だなと今更ながら感動した。僕もスマホ主体に切り替えれば、もう少し楽に進めそうな気はする。
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電子機器  ※デジカメ(150g)、ガラケ-(100g)、充電一式(170g)、他にスマホ(290g)

ヘッドライトは毎夜2~3時間使っていたが、新品の電池でスタ-トし、電池交換したのは1550㌔の行程で結局1度か2度だけだった。僕はサングラスはしたことがなかったが、昨冬くらいから雪目対策でかけるようになり、今では雨以外は大概身に着けている。20年程前、弟がアメリカからの帰国土産に買ってきてくれた物で、本州縦断レ-スをきっかけに今こうして大活躍している。モンベルの防水バックはオンラインストアのアウトレットでかなり安く購入したものだったが、これは中々の優れものだった。雨の日にはバックカバ-も付けているが、バックの外と中を防水したことで、荷物が濡れることは一切なかった。バックはノ-スフェイスのTRロケット。毎日6㌔の荷物を背負って半日以上行動していたが、重さを感じたことは一度もなく、上半身トラブルは皆無だった。3本ベルトのフィット感、伸縮自在の前部ポケットなど、全てにおいて最良だった。もうこのバック以外は考えられない。
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ヘッドライト、予備電池2組、反射リング2、反射マジックテ-プ
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携帯用財布  ※紙幣、小銭、薬、クオカ-ド
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防水袋0.5L  ※メガネ、サングラス、他に革財布、ガラケ-
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バックはTRロケット16.5L  ※防水袋10Lに上記荷物全てを入れる、帽子は折りたたみ式、他にバックカバ-

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| 本州縦断レ-ス2021 | 05:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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