2020年04月のINDEX

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2020.04.30 Thu

最高のホタルイカ料理を味わい尽くす

これ以上ないホタルイカ料理が完成した　　※画像ｸﾘｯｸで拡大


首都圏を中心に猛威を振るっている新型コロナウィルスは我が岐阜県では若干勢いを弱めているようにも見えるが、これから迎えるゴ－ルデンウィ－クが一つのヤマ場と位置付けられている。ちなみに僕の住む飛騨地方は未だ感染者が一人も確認されておらず、誰しも感染者第1号にだけは絶対になりたくないと強く思っている。大正初期、数年に亘りパンデミック（世界的大流行）を引き起こしたスペイン風邪では、何と世界人口の1/3もの感染者が出たとされている。日本では2380万人以上が感染し（当時の人口5500万人）、死者は39万人弱にも及ぶ。実に日本人の半数近く（43％）が感染したという、俄に信じ難い事実。さて現代社会の天敵コロナでは、中国で感染者数が落ち着いてきたのが未だに信じられないが、欧州ではコロナとの共存に向けた動きもあるようだ。この憎きコロナが、このまま大人しく終息するとは到底思えない。しかしいつまでも学校の休校措置を採っているようでは、子供の学力は落ちる一方だし、国境の閉鎖ならずとも、日本国内でも自粛自粛で活動は行き詰まっており、経済的に受けるダメ－ジは天文学数字で膨らみ続けている。それこそコロナ如きに人類が滅ぼされる要因にもなりかねず、ワクチンの早期開発を願いつつも、現実的にはやはりコロナとの共存が避けられないようにも思う。

朝焼けの剱岳（左）と立山連峰　　※中2日での徹夜出陣を終え、帰宅途中の富山市内にて

嶺花と2人で278匹（4/29富山湾）　　※大志も連れてきたが、途中から車で寝かせた

今日は贅沢にも全部使う　　※帰路に採取したタラノメと

ぷりっぷり

車庫脇に植え付けているユキノシタと

レモンバ－ム

5人がかりで調理に3時間かかった

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人間、いつ死ぬか分からない。だから僕は家族と過ごしたかけがえのない時をいつまでも忘れないよう、僕が死んでも子供達が思い出をふり返られるよう、このブログを遺書代わりに残している。もちろん率先して死ぬ気など更々ないが、実際死を常に意識している人間の方が、余計に長生きしそうな気はしている。そもそも僕が普段考えている現時点での最大の目標が『80歳で100㌔完走』なので、少なくてもそれまでは易々と死ぬ訳にはいかない。そして今回、僕はまた一つかけがえのない思い出を築くことが出来た。もちろん僕自身も人並みに自粛はしているが、行動の全てを自粛することは極力避けたいし、現実的に見ても不可能だ。それこそ感染による病、それ以上の恐ろしい精神的要因によって、人類全体が滅びることだって充分考えられる。そして実際、そのことが最も懸念されている。

富山湾の恵みに感謝して頂く　　※画像ｸﾘｯｸで拡大

徹夜での闘いを終え、帰路につく。しかし途中睡魔に襲われ、ダム湖の畔で2時間仮眠。その後、山道を運転しながら山菜を探していたが、結局少々のタラノメしか見つけられなかった。ホタルイカのストック（冷凍保存）は前回の分が有るし、今回の捕獲分は全て使うことにした。いつもは一方的に母に作ってもらっているが、今更ながら申し訳ないし、今日は本腰を入れて子供らも僕も調理を手伝った。大変便利な世の中は『ホタルイカ　レシピ』と検索すれば、一瞬で知りたい情報がどれだけでも湧いてくる。その中で美味しそうなメニュ－をタイトルだけ拝借し、具材や調味料、調理方法は全て母のセンスに任せた。そして3時間かけ、ようやく13時に全ての料理が完成した。結果、どれもとても美味しかった。その中でも強いて言うなら、大定番のフライは絶対に外せないとして、キャベツのガ－リックソテ－、バタ－醤油炒め、タラノメのバタ－炒めは初めて試したが、今後も食べたいと思うくらい美味しかった。　

ホタルイカの炊き込みご飯　　※6合で50匹使用。幸せになれる贅沢な一品　

ユキノシタとカンゾウの吸い物　　※ユキノシタは舌触りがいい。カンゾウは道端で摘む

ホタルイカとワカメの酢味噌和え　　※味噌和えはカンゾウがベストかな

ホタルイカの柿ピ－和え　　※砕いた柿の種とナッツを和えている。周りは飾りだが食後のおやつに

ホタルイカとキャベツのガ－リックソテ－　　※にんにくの香ばしさが堪らない

ホタルイカと菜の花のにんにく炒め

タラノメのバタ－炒め　　※中々の逸品。酒が飲みたくなる

ホタルイカのフライ　　※我が家の大定番、70匹使用。赤味噌（砂糖、酢）も外せない

ホタルイカのバタ－醤油炒め　　※これはいい

そしてそれにも増してヒットしたのが、ホタルイカの餅グラタン。通称・餅グラは元々は妻得意のレシピだったが、僕はこれにホタルイカを入れることを提案。誰でも思いつきそうなことではあったが、見事僕の予感は的中した。イカ墨の風味が深い味わいを出し、こんがり焼き具合の見た目も食欲をそそり、試作段階から既に子供達には大好評だった。自画自賛したくなる程完璧な出来だったので、今日の夕食で僕が再び調理することになった。家ではほとんど料理することはない僕ではあるが、先日のノカンゾウ料理は意外にも家族に好評だった。しかし夜中から翌朝にかけて、食べた者全員が下痢になり、その代償は大きかった（美味しいことは紛れもない事実だが、食べ過ぎると下痢になる）。その為、妻を筆頭に『アンタの作る料理はもう結構です』という悲しき風潮になっている。しかし今回は疑いようのない絶対の自信を持っている。昨日餅グラを食べていない妻の驚く顔が、既に僕の頭に浮かんでいる。　

ホタルイカの餅グラタン　　※僕考案。完璧な出来に今後の定番化決定

レモンバ－ムティ－　　※顔に似合わず僕はハ－ブが好き

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