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ホステル99~中欧周遊編(32)

2019年1月18日
チェスケ-ブディェヨヴィツェ~チェスキ-クルムロフ



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世界遺産 チェスキ-・クルムロフ歴史地区 (1992年登録)
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チェスキ-・クルムロフ城


1時間以上にも及ぶ苦難の宿探しの末、ようやく辿り着いたこのホステル99。
『世界で最も美しい町』の一つとして称されるここチェスキ-・クルムロフは、2日前に訪れたテルチとは全く比べものにならない程、多くのツ-リストで賑わっていた。
そして、中でも中国、韓国系のアジア人の姿がやたらと目につく。
この賑わいに附随して、ホテル、ペンション、ホステルの数も多く、当初宿探しの心配は全くしていなかった。
どれだけでもいい宿に、どれだけでも安く・・。
そんな完全に泊まる側優位の展開を予想しながら、目指す宿へと一目散に向かう。

ホステル・メルリン。
玄関のドアが開いたので一声かけ中に入り、勝手に階段を上り、2階の受付を訪ねてみる。
しかし何度呼び鈴を押したり叫んだりしてみても、一様に反応はなかった。
時間を変えてこの後5度程訪れてみたが、怪しげな男性客が1人居ただけで、結局受付の人に会うことは出来なかった。
しかし宿は他にいくらでもありそうなので、未だ心配には至っていない。

目につくペンションを片っ端からあたってみるが、どこも値が1000Kčを超え、予算に合わない。
仕方なく先程訪ねていたペンションへと戻り、『提示されていた40€で妥協しようか・・』と未だ上から目線で再交渉を試みる。
しかし腹の底を見抜かれたのか、今度は一方的に見放されてしまった。
何だこれは!ヤバい展開になってきたぞ・・。
事態は思いの外厳しく、泊まる側優位というその考え自体が間違っていたことにようやく気付く。

そして僕らはついに最後の可能性を残すのみとなった。
僕らが向かった先は、旧市街の北の端にある宿、ホステル99。
先程観光案内所で教わった町中の人気ホステルを断られているだけに、ホステルは当然一杯だろうなとあまり期待はしていなかった。
玄関のベルを押すと、直ぐに応答があった。
これで交渉は出来る、後はベットに空きがあるかだけだ。
早速、2人泊まりたい旨を申し出る。
ダブルはないらしく、トリプルなら1200Kč、8人ドミなら1ベット400Kčだとスピ-カ-越しに返答が来た。

これで一先ず泊まれることは確定した。
ドミのくせに1人400Kčは高いなと嘆きながらも、泊めてもらえるだけでも有り難いと思った。
・・そして現在17時半。
ドミはおろか、個室にすら宿泊客の姿はない。
おそらくこのホステルには今現在、僕ら2人以外に宿泊客はいないような気がする。
かれこれ2時間近く、共同キッチンに居座り、僕はビ-ルを飲み続けている。
大変だった宿探しも、今となっては既にいい思い出だ。

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15世紀の古い建物を利用した宿、ホステル99

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