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常念岳(2)~遠かった山頂


・・前回の続き


ようやく登り上げた常念乗越の稜線だったが、写真を数枚撮っただけで、休むことなくそのまま山頂へと向かう。目の前に大きく立ちはだかる常念の山容に大志の闘志は失せかけているが、必死に最後の力を振り絞る。僕らの前後に登山者の姿はなく、朝からほぼ貸し切りの状態が続いている。右手に従えた槍穂高の稜線に励まされながら、しばらく頑張って登る。小屋から山頂までの標準コ-スタイムは1時間だが、実際そこまではかからないだろう。振り返ると小屋はもうあんなにも小さく見えている。途中、山頂からの下山者が点々と数人下りてきた。
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いざ山頂へ
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右手に槍穂高を従え
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振り返れば、常念小屋と横通岳
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尚も奮闘は続く
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大喰岳(左)、槍ヶ岳(右)
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鷲羽岳(左)、水晶岳(右)

先程まで調子よく登っていた大志だったが、僕が先行するといつしか後ろですすり泣いていた。後何mだ!と励ますが、一向に辿り着かない山頂に嫌気が差しているようだ。そして、終に山頂らしきシルエットを確認。人が立っているようにも見えるから、おそらく山頂で間違いないだろう。さぁラストだ!と最後の頑張りを促すが、子供の目にはこの距離さえも遠く感じていたようだ。後何分で山頂だ!と言葉を送り続け、ようやく最後の岩場へと張り付く。小さな両手を駆使しその岩場をよじ登り、その先で終に山頂を捉えた。大志、よく頑張ったな!ここが常念岳の山頂だ。もう登らなくていいんだ・・。大志にとっての登頂の感想はきっとそんなとこだろう。
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頑張れ、大志!
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頂上が見えたぞ
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岩場の先が
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常念岳(標高2857m)


つづく・・


| '19山行記録 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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