今朝も、昨日と同じ時刻に自然と目が覚めた。
5時半に一度目が覚め、まだ1時間以上は眠れると再び目をつむる。
そして腕時計のアラ-ムが鳴る5分前の6時55分に自ずと目が覚めた。
寝坊出来ないという緊張状態の中にあって、きっと神経が研ぎ澄まされていたのだろう。
今日は朝食の開始時刻の7時半に合わせ、階下の食堂へと向う。
さすがに3日目ともなると内容に多少飽きてきたが、今朝も充実した朝食を存分に頂いた。
折角だからとオリ-ブも初めて食してみたが、どこが美味いのか、僕には理解出来なかった。
9:10に宿をチェックアウトし、オモニア広場からメトロに乗り、2駅先のシンタグマにて下車。
無名戦士の墓を横目に、エアポ-トバス乗り場へと急ぐ。
結局3日間とも同じ席に座った ※世界地図が旅気分を盛り立ててくれる
この宿にして本当に良かった
エスプレッソ
地下鉄事前に下見していたバス乗り場に着くと、丁度バスは停まっており、乗車すると直ぐに発車。
珍しく全てが順調に進み、9:30発のバスは1時間かからずして空港へと到着した。
そして航空会社のカウンタ-に出向き、チェックイン開始時刻に合わせてチェックイン。
エアポ-トバス
空港到着
エティハド航空にてチェックイン次に出国審査へと向うが、ここで一つ問題が起きた。
僕のパスポ-トのギリシア入国スタンプが薄いというか、ほとんど認識出来ない状態だったのが、入国以来ずっと気になっていた。
審査官の前に立ち、パスポ-トを差し出すと、やはり即座に何やら指摘された。
まぁね・・、確かにそれはごもっともな指摘ではありますよ。
この日本人(僕)がいつギリシアに入国したのか、それを証明する術はパスポ-トに押されたこのスタンプ以外ないのだ。
だけど、そんなことはお前の仲間のしたことだろう・・。
内心そう思いながらも、僕も一応この展開は予想していた。
咄嗟にナナのパスポ-トの入国スタンプを見せ、『2人で旅しているのだから入国日は当然同じに決まってるだろ!』と強く主張し、何とか渋々出国スタンプを押してもらった。
てっきり僕は、ギリシアはそのへん適当なのかと思っていたが、適当なのは結局あのテッサロニキの審査官だけだったのだ(だけどその適当さが幸いし、あの時撃たれなかったのかもしれないが・・)。
その後、荷物検査はすんなりと通過。
時間は充分あるので空港内の博物館にでも行こうと思っていたが、パスポ-トコントロ-ルの前にあったという肝心な事実を今頃になって知り、敢え無く断念。
上が僕のパスポ-ト ※ギリシアへの入国スタンプが判読不能ベンチでナナに今日の日記を書かせ、搭乗開始時刻に合わせてゲ-トへと向かう。
しかし定刻になっても搭乗は始まらず、何だか少し心配になってきた。
結局乗る予定の飛行機の到着の遅れが、その原因のようだった。
ようやく飛行機が到着し、乗客がぞろぞろと降りてくる。
その後機内の清掃が行われ、40分遅れてようやく機内への搭乗が始まった。
土産物屋のレオニダス像
どこでもいつでも日記書き
エティハド航空EY090便
いざ搭乗搭乗は遅れたが、飛行機は定刻通りに動き出した。
アテネ-アブダビ間のこの機体は、3人掛け座席が通路を挟み横に並び、計横6人の配置となる。
4時間40分のフライトはそれ程長くも感じず、日記を書いたり、音楽を聴いたり、食事したり、少し眠ったりしていたら直ぐだった。
機内食(僕)
機内食(ナナ)
フライト情報
間もなく到着
アブダビその後、アブダビでの乗り継ぎに少し焦った。
荷物検査に長い行列が出来ており、搭乗時刻の20:25は過ぎているのに、未だ行列から抜け出せないでいる。
ようやく荷物検査を受け、搭乗ゲ-トへと急ぐ。
ゲ-ト58はこんな時に限って遠く、30番台くらいから、もうダメだと走って移動した。
汗を掻きつつも、何とかゲ-ト58に到着。
搭乗は既に始まっており、機内に乗り込むと、既に乗客の大半は座っていた。
最後の搭乗21:30のフライト予定だったが、21:15には機体はゆっくりと動き始めた。
そして飛び立ったのが、定刻通りの21:30。
結局この出発時刻というのは、動き出すことでなく、離陸(テイクオフ)のことを言うのだろうか。
アブダビから北京へと向かう機体は、3人掛け座席が各々通路を挟み、計9人の横1列。
モニタ-画面も最新型で、スマホのようなリモコンが付いていた。
機内食の中国料理は、さすがに美味しかった。
カ-ルスバ-グのビ-ルを2本飲み、これから少し眠るとする。
北京までは後4時間10分。
その先、北京で乗客の大半は降り、名古屋に向けて新たな乗客と入れ替わる。
機内食(ナナ)
機内食(僕)機内泊エアポ-トバス(大人6€、子供3€) 計9€