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第13回佐渡島一周エコ・ジャ-ニ-208km(2)~大会1日目


・・前回の続き


平成30年9月22日(土)、大会当日の朝。アラ-ムが鳴るのを待つまでもなく、4時前に自然と目が覚めた。スタ-トは6時なので本当は3時には起きたいところだが、5人相部屋なので周りに配慮しての遅めの起床とした。それでも同部屋のランナ-は皆一向に起きる気配がない。しばらく布団の上で音を立てぬようストレッチをした後、朝風呂を浴びに行く。朝食は4時半からの予定だったが、やはり噂通り5時に変更したそうだ。朝風呂を終え4時半に部屋に戻ると、さすがに皆起きていた。支度を済ませ、朝食会場へ。時間が早ければもう少し多めに食べておきたかったが、スタ-トまで1時間を切っているので御飯は大盛り2杯で止めておく。その気になれば3杯でも4杯でも食べれそうな美味しい朝食だった。そして6時少し前に玄関へと移動。既に記念撮影の体制が整っており、僕も遅れて最後列から顔を出す。しかし明らかに僕は映っておらず、今年は全員が映るようにと今度は後ろ半分が前にずれ、再度撮影された。しかしいつも思うが、この写真どこで見れるのだろう。
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朝食(5時~)  ※御飯と味噌汁はお代わり自由
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スタ-トは6時  ※小雨がぱらついている

スタ-トへのカウントダウンが始まり、ここに長い旅が始まった。今から1日半徹夜で走り続け、再びここに戻って来なければならない。そう思うと無性に気が重い。スタ-ト直後、後方から合間を縫って一気に先頭につけた。僕の実力からしてそんなつもりは当然なかったが、通常の100㌔の大会のように㌔6分の感覚で走り始めたら自ずと先頭グル-プにいた。しかしこんなことは滅多にないことなので、そのまま3㌔程は先頭グル-プを走り、少しだけ夢心地を味わせてもらう。しかしどう考えても自分には似合わない立ち位置に居ることが心配になり、意識して若干ペ-スを落とす。街道を逸れる要所にはスタッフが立っており、前後にランナ-がいることからも、この辺りで迷うことはない。順調に尖閣(せんかく)湾を通過。佐渡屈指の景勝地と言われるが、それ程感動はない。尖閣湾揚島遊園(7:31)にて、冷の甘酒を頂く。一気に飲み干し、トイレを済ませ直ぐに出発。延長2㌔弱の長いトンネルを通過。その先でようやく亀の看板が現れた。いずれの亀も30㌔先と遠いが、一先ずそこが目指すべき場所となる。
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序盤数㌔何故かトップを併走  ※せいぜい㌔6分を切るくらいなのに・・
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出たな亀

そして9:18、第1エイドの千本公民館(29.8km)に到着。昨年より11分早い。シュ-ズを脱ぎ、中で弁当を頂く。冷やしうどんはカップに附属の汁を入れ、水で薄めて食すものだった。腹を満たし、9:33エイドを発つ。30㌔にして初エイドということもあるが、靴を脱ぐとどうも休憩時間が延びてしまう。その為タイムを狙う上位ランナ-は中に入らず、外の補食だけで済ます人もいる。長閑な秋の田園風景を眺めながら、疲れ始めてきた脚を無理に動かす。普段の練習であまり長距離は走っていないので、やはり40㌔前後から疲れが出始めてくるのが悲しい。いつからか春日井(愛知)の金髪女性ランナ-と長らく行動を共にした。本州縦断フットレ-ス(女性初完走)など大変興味深い話を聞いていたら、いつしか辛さは吹っ飛んでいた。その女性も心待ちにしていたZ坂前のオアシスに着き、商店で一緒に同じアイスを購入。ガリガリ君は既に売り切れたようで残念だった。Z坂は躊躇わず歩き、ここも他愛もない話をしていたら知らぬ間に上り切っていた。高台に建つ恐怖の橋を渡り、その後しばらく過ぎ、再び坂を上り切ったところが休憩の出来る大野亀ロッジ。昨年同様自販機でコ-ラを買い、喉に刺激を与えておいた。  
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第1エイド 千本公民館(29.8km)  ※昼弁当(冷やしうどん、おかずセット)、一口おにぎり
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外にも色々置いてあるが、エイドは30㌔間隔なのでしっかり中で食べておきたい
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佐渡でのガ-ドレ-ルの使い方  ※本土だったら確実に通報されてしまう
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Z坂前のオアシス  ※ガリガリ君が無くて残念。イチジクが美味しかった
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大野亀ロッジ

この先一度街道を逸れ、二ツ亀自然歩道へと入る。二ツ亀の景観を楽しむ為の、主催者側の粋な計らいだ。足場の悪い賽の河原を越え、強風に耐えながら前後に誰もいない走路を進んでゆく。昨年、間違えて右に階段を上っていくランナ-が続出していたが、ここは特に印象に残っているので僕は間違いようがない。やがて鷲崎地区にて、『両津港28.8km』の看板が出てきた。次に目指すは、両津の町。『両津』の文字を見るたびに、こち亀の両津勘吉を思い出すのは決して僕だけではないだろう。それにしても秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』についてだが、『両津』と『亀』というワ-ドから察しても佐渡と関係しているのだろうか(調べてみると、やはり関係していた)。
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賽の河原

そして13:44、第2エイドの鷲崎ふれあいセンタ-(58.1㌔)に到着。昨年より47分早い。昨年はここまでの区間が一番辛く、既に歩いていた記憶がある。しかし今年は併走した女性のお蔭で、随分と楽に来れた。このエイドへの導きは、特に気を付けなければならない。先程まで要所に立っていたスタッフは、この肝心な場所には立っていない。昨日の説明会での忠告通り、真面目に右側を走行していたものなら、かなり痛い目に遭うことになる。左折の矢印看板は車線左の歩道に付けてあり、右側通行では気付きようがない。その為素通りする人が現れ、良くて次の合流地点、最悪かなり先まで行った後、わざわざ引き返す人も実際にいた。初めて参加するランナ-は、ここと小木が最も注意すべき場所だろう。中に入り、弁当を頂く。このメニュ-には既にうんざりしており、体の為にと半ば強制的に食べている。そして14:02、エイドを発つ。
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第2エイド 鷲崎ふれあいセンタ-(58.1㌔)  ※エイドへの左折箇所は要注意
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このメニュ-は既にうんざり  ※来年以降見直してほしいな
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両津が見えたぞ

既に両津らしきは見えている。目の前に見える半島のどこかが間違いなく両津だろう。両津の町中も若干分かり難い箇所があるので、本来であれば明るいうちに仮眠所に辿り着きたいところだ。しかし100㌔12時間台のペ-スで進まないと、おそらくそれは無理な話だ。何とか頑張って走り続け、昨年よりは進んだ位置にて日没を迎えた。前後にランナ-はほとんどおらず、地図を頼りにコ-スアウトを避けて進む。疲れた脚でのコ-スミスだけは絶対に犯したくない。夜の商店街を通過し、矢印看板で真中の細い道へと進む。要所に付いている小さな矢印看板は、実は夜の方が点滅ライトが付いている分、見つけ易い。そして19時、仮眠所となる住吉温泉寿月館(93.3km)に到着。ここまで13時間丁度となり、昨年より48分早い。100㌔レ-スで言えば14時間は切ったことになるが、これでも本当は遅い。これがもし『さくら道』であれば、ここに後1時間早く到達しておかなければ、第2CPの白鳥で早々と捕まってしまう。先ずは風呂に入り、その後夕食とビ-ルを頂く。この時間帯のランナ-は誰しも仮眠は申し込んでいないようで、長くても1時間の休憩で徹夜ランへと向かっていった。
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明るいうちに両津は無理のようだ  ※100㌔12時間台のペ-スでないと厳しい
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仮眠所 住吉温泉寿月館(93.3km)  ※ここまで13時間丁度
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夕食弁当、豚汁、ビ-ル  ※この時間帯のランナ-はほぼ仮眠せずに早発ちした


つづく・・

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| 2018 | 12:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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