古代遺跡が沈む温泉~東欧周遊編(8)
・・前回の続き
次に向かったのが、パムッカレ温泉。
この温泉の底には、ギリシア・ロ-マ時代の本物の遺跡が至る所にゴロゴロと沈んでいる。
温泉の周りはカフェなど休憩所となっており、周囲を歩きながら、物珍しい温泉をじっくり見物。
先程の石灰棚で温泉に入りたい欲はMAXまで高まっていたし、入場料は高いけど、これはパラグライダ-よりも余程価値があると、迷わず入欲することにした。
水着は持っていないので、僕はトランクス、ナナはスパッツとヒ-トテック上の井出達で。

深い所(右の濃い緑)は水深4~5m

誰もが浮かびたくなる
湯温は若干ぬるめだが、そのせいあって、のぼせることなく、どれだけでも浸かっていられた。
温泉はプ-ルのように広く泳ぐことも可能で、疲れたら石柱の上に腰を掛けて休めばいい。
古代遺跡の上に座って休むなんてことは、おそらく世界中ここでしか味わえない贅沢なことだ。
しかしここの泉質は特別で、水中で目を開けることは出来なかった。
通常なら温泉でも海でも目は開けていられるが、この温泉で目を開けたものなら、強烈に目が沁みて痛い。
所々ぷくぷくと泡が出ているが、きっとその成分が要因なのだろう。

プカプカ仰向けになったり

疲れたら遺跡の上で一休み

どこまでもプカプカ

僕らのように下着系の人も多い
そしてこの日最後に訪れたのが、ヒエラポリス。
ここは紀元前190年に始まった都市遺跡で、石灰棚とともに世界遺産に登録されている。
時間がなく急ぎ足で回ったが、最奥にある古代劇場は保存状態も良く、結構な迫力だった。
この劇場はハドリアヌス帝によって2世紀に造られ、当時の収容人数は15000人。
石灰棚、温泉とのんびりし過ぎたので、この遺跡にかけれる時間は1時間しかなかった。
遺跡は無料で見学出来て見応えもあったが、やはり時間が足りず、全ては見れなかった。

ヒエラポリスの都市遺跡

古代劇場

門

パラグライダ-は遺跡上の山頂から飛んでいた
帰路石灰棚上部を少し散策すると、たまたま抜群のビュ-ポイントを見つけた。
ちょうど陽も落ちかけてきたので、戻りは遅くなるが折角なのでサンセットを見ていくことにする。
雪山にも似た石灰棚は次第にオレンジ色へと色を変え、何とも言えぬ幻想的な空間を演出。
夕陽に染まる石灰棚、
ゆったりと空を舞うパラグライダ-、
やがて本日の太陽は一日の役目を終え、山肌の向こうへと静かに消えていった。

夕暮れ前

ゆったりフライト

ベンチ

日没
靴を脱ぎ、再び石灰棚を通り、パムッカレ側出入口の方へと下ってゆく。
来た時と比べ、明らかに水の量は増えており、温かい湯は結局下の方まで続いていた。
朝方パムッカレへと運んでくれたツア-オフィスの男性と、町の外れでバッタリ再会。
彼はパラグライダ-の公認免許を持っているようで、朝しきりにライディングを誘っていた。
どことなく胡散臭い男だと思っていたが、彼にも気の毒な過去があることを知り、少し同情する。
彼は日本人の奥さんと離婚したそうで、自分の娘(ナナくらいの歳)に会いたいと言っていた。
スマホに撮り溜めた娘の写真を自ら見せてくれながら、そんな寂しい今を語ってくれた。

この地で頑張れよ!
この町はとても小さいが、食事の心配はいらない。
店頭に掲げられたメニュ-はどこも驚く程安く、安さにつられ、思わず2軒ハシゴしてしまう。
飲み物まで付いての一桁は、明らかに安いと感じる。
しかしさすがに2軒も回れば腹は膨れ、ナナの分を少し持ち帰ることとなった。
広場辺りにも安そうなロ-カル食堂が数軒あり、狭いながらもこの町の居心地は良さそうだ。
宿に戻る頃にはすっかり夜も更け、結局昼寝どころではない充実した長い1日となった。
世界遺産パムッカレ・・、
トルコ観光において、この地は絶対に外せない。

夕食1軒目 ※メニュ-は写真付きで分かり易い

Kofte+Ayran(手前)、Durum+紅茶(ナナ)

キョフテはトルコ風ハンバ-グ

夕食2軒目 ※これを1つずつ注文

手前のピデはトルコ風ピザ ※ともにアイラン(飲むヨ-グルト)付き
パムッカレ・Bellamaritimo Hotel泊-80TL
宿(80TL) 石灰棚(大人35TL、子供フリ-) パムッカレ温泉(大人32TL、子供13TL) ロッカ-(10TL) 夕食1軒目(7TL×2) 夕食2軒目(6TL×2) 計196TL
次に向かったのが、パムッカレ温泉。
この温泉の底には、ギリシア・ロ-マ時代の本物の遺跡が至る所にゴロゴロと沈んでいる。
温泉の周りはカフェなど休憩所となっており、周囲を歩きながら、物珍しい温泉をじっくり見物。
先程の石灰棚で温泉に入りたい欲はMAXまで高まっていたし、入場料は高いけど、これはパラグライダ-よりも余程価値があると、迷わず入欲することにした。
水着は持っていないので、僕はトランクス、ナナはスパッツとヒ-トテック上の井出達で。

深い所(右の濃い緑)は水深4~5m

誰もが浮かびたくなる
湯温は若干ぬるめだが、そのせいあって、のぼせることなく、どれだけでも浸かっていられた。
温泉はプ-ルのように広く泳ぐことも可能で、疲れたら石柱の上に腰を掛けて休めばいい。
古代遺跡の上に座って休むなんてことは、おそらく世界中ここでしか味わえない贅沢なことだ。
しかしここの泉質は特別で、水中で目を開けることは出来なかった。
通常なら温泉でも海でも目は開けていられるが、この温泉で目を開けたものなら、強烈に目が沁みて痛い。
所々ぷくぷくと泡が出ているが、きっとその成分が要因なのだろう。

プカプカ仰向けになったり

疲れたら遺跡の上で一休み

どこまでもプカプカ

僕らのように下着系の人も多い
そしてこの日最後に訪れたのが、ヒエラポリス。
ここは紀元前190年に始まった都市遺跡で、石灰棚とともに世界遺産に登録されている。
時間がなく急ぎ足で回ったが、最奥にある古代劇場は保存状態も良く、結構な迫力だった。
この劇場はハドリアヌス帝によって2世紀に造られ、当時の収容人数は15000人。
石灰棚、温泉とのんびりし過ぎたので、この遺跡にかけれる時間は1時間しかなかった。
遺跡は無料で見学出来て見応えもあったが、やはり時間が足りず、全ては見れなかった。

ヒエラポリスの都市遺跡

古代劇場

門

パラグライダ-は遺跡上の山頂から飛んでいた
帰路石灰棚上部を少し散策すると、たまたま抜群のビュ-ポイントを見つけた。
ちょうど陽も落ちかけてきたので、戻りは遅くなるが折角なのでサンセットを見ていくことにする。
雪山にも似た石灰棚は次第にオレンジ色へと色を変え、何とも言えぬ幻想的な空間を演出。
夕陽に染まる石灰棚、
ゆったりと空を舞うパラグライダ-、
やがて本日の太陽は一日の役目を終え、山肌の向こうへと静かに消えていった。

夕暮れ前

ゆったりフライト

ベンチ

日没
靴を脱ぎ、再び石灰棚を通り、パムッカレ側出入口の方へと下ってゆく。
来た時と比べ、明らかに水の量は増えており、温かい湯は結局下の方まで続いていた。
朝方パムッカレへと運んでくれたツア-オフィスの男性と、町の外れでバッタリ再会。
彼はパラグライダ-の公認免許を持っているようで、朝しきりにライディングを誘っていた。
どことなく胡散臭い男だと思っていたが、彼にも気の毒な過去があることを知り、少し同情する。
彼は日本人の奥さんと離婚したそうで、自分の娘(ナナくらいの歳)に会いたいと言っていた。
スマホに撮り溜めた娘の写真を自ら見せてくれながら、そんな寂しい今を語ってくれた。

この地で頑張れよ!
この町はとても小さいが、食事の心配はいらない。
店頭に掲げられたメニュ-はどこも驚く程安く、安さにつられ、思わず2軒ハシゴしてしまう。
飲み物まで付いての一桁は、明らかに安いと感じる。
しかしさすがに2軒も回れば腹は膨れ、ナナの分を少し持ち帰ることとなった。
広場辺りにも安そうなロ-カル食堂が数軒あり、狭いながらもこの町の居心地は良さそうだ。
宿に戻る頃にはすっかり夜も更け、結局昼寝どころではない充実した長い1日となった。
世界遺産パムッカレ・・、
トルコ観光において、この地は絶対に外せない。

夕食1軒目 ※メニュ-は写真付きで分かり易い

Kofte+Ayran(手前)、Durum+紅茶(ナナ)

キョフテはトルコ風ハンバ-グ

夕食2軒目 ※これを1つずつ注文

手前のピデはトルコ風ピザ ※ともにアイラン(飲むヨ-グルト)付き
パムッカレ・Bellamaritimo Hotel泊-80TL
宿(80TL) 石灰棚(大人35TL、子供フリ-) パムッカレ温泉(大人32TL、子供13TL) ロッカ-(10TL) 夕食1軒目(7TL×2) 夕食2軒目(6TL×2) 計196TL
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