第23回八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン(1)~前日観光、選手受付

御嶽山 ※国道361号より

木曽駒ヶ岳(中央奥) ※道の駅 日義木曽駒高原より
板山露頭(いたやまろとう)。この存在を知る人はほとんどいないだろう。南アルプスジオパ-クの中央構造線を形成する露頭の一つ。西南日本を縦断する中央構造線は日本最大級の断層で、日本海側を内帯、太平洋側を外帯と呼んでいる。内帯はマグマが地下で固まった花崗岩、外帯は鉱物が変化した結晶片岩から成り立つ。先月富士五湖に向かう際、高遠桜を見に寄った時、偶然この存在を知った。その時は『板山露頭』と聞いても何のことだかさっぱり分からなかったが、後々調べてみたら興味津々。断層の違いは見るからに明らかで、日本列島の構造を知る上で一見の価値はある。遊歩道や看板など整備はされているが、断層の保護はされていない。崩れてもきっと金太郎飴みたいに、同じものが出てくるからだろうか。

駐車場の周辺案内図 ※画像クリックで拡大

板山露頭

西南日本を縦断する中央構造線

内帯と外帯の境が見える板山露頭

内帯(左)は花崗岩、外帯(右)は結晶片岩

中央構造線板山展望台 ※画像クリックで拡大

板山展望台からの眺め
野辺山へと向かう道中、素晴らしい山並みに何度も心踊らされていた。岐阜県から長野県を経て、山梨県へ。北アルプスから中央アルプスを経て、南アルプスへ。眺望に満足した総仕上げに現れたのは、富士山の雄姿。しかし残念ながら、写真は撮り損ねてしまった。道の駅では山菜が高値で売られていた。タラの芽が1パック500円。コシアブラもそれくらい。先日採ったコシアブラはこうして見ると、軽く数万円の値が付きそうだ。遠征での一番の楽しみが、道の駅での園芸巡り。白州花壇では寄せ植えに一目惚れし、手持ち金がなくなることを承知で衝動買いしてしまう。珍しいハ-ブも多かったが、値段は高め。ここではラムズイヤ-のみ購入。道の駅南清里では、ハ-ブの品揃えが多く値段も安かった。時間はないが、もう少しゆっくり見たい。おかげで選手説明会の2回目すら危うい時間になってきた。それに車の助手席足下は、既に植物で一杯になった。

硫黄岳(左)、横岳(中)、赤岳(右)の八ヶ岳連峰 ※杖突峠無料展望台より

車山(右)

甲斐駒ヶ岳 ※道の駅 白州より

白州花壇(道の駅隣接) ※品揃えが豊富で、来る度に何かしら買っている

寄せ植え(風知草、エリゲロン)、ワイルドストロベリ-、ク-ルミント、ラムズイヤ-、ブル-キャットミント
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| 2017 | 22:20 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑