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初めての爆湧き

平成29年3月25日(土曜日)の夜、今シ-ズン2度目となるホタルイカ捕りに行ってきた。目指すは日本海、富山湾。こんなにも寒い夜にも関わらず、某海岸は多くの客で溢れていた。今回は行く気満々だったナナに加え、急遽姉の嶺花も連れてきた。駐車場は既に満杯で、路肩に敢え無く駐車。岐阜、飛騨、名古屋、尾張小牧、金沢・・。県外ナンバ-の車が大半で、パトロ-ルするパトカ-の姿もあった。休日の夜ということもあるが、子供が春休みに入った為か一家総出の家族も何組かいた。新月は2日後だが、週間天気予報ではその日は芳しくない。今月行くなら今日しかないだろう・・。ピンポイントでこの日に狙いを定め、夢の爆湧きを期待してやって来た。時間的な問題はあるだろうが、今日はこの海岸だけに賭けている。コンビニでビ-ルを買い、早々に移動の手段を捨てた。空には星が多く、月の姿はない。日中の天候を考慮しても、爆湧きの可能性は極めて高い。2時間程で海に到着。早速長靴を履いて、偵察に出る。しかしホタルイカはまだ出ていないようで、海に入る人は少なかった。一旦車に戻り、映画を見ながら宴会をする。今夜の満潮は0時半。海に入るなら22時半頃だろうと見込んでいた。そして丁度その時間になった頃、周りも動き出した。急いで僕らも出陣スタイルに着替え、荷物を持ち海に出た。
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夜店が出現

海には既に多くの人が集まり、ライトが群がるその光景は、一種異様な世界だった。波はいつもより高く、充分注意していないと水の浸水を許してしまう。すぐさま一匹ゲット。これは幸先いいスタ-トだと喜んだ。しかしそれも束の間、直後強い波に足をすくわれ、体勢を崩してしまう。右半分が海と平行になり、ウェ-ダ-の中は一気にズブ濡れ。手袋も濡れ、不運な幕開けとなった。それにしても、プロ級の捕り師とのライトの明かりが違い過ぎる。附随して捕獲の差も歴然だった。ホタルイカはどこだ・・。こちらがキョロキョロ探している直ぐ横で、プロ級の捕り師らは網を頻繁に動かし捕獲しまくっている。何とか僕も奮闘し、少ないなりには捕れていた。今日は浅瀬にはホタルイカは現れず、波の高さもあって、娘の調子は全くだった。おまけに嶺花の長靴には穴が開いており、ナナも早々に胴長靴に入水を許してしまう。2人ともチェアで寛ぎ、靴下を脱ぎ既に戦意喪失モ-ド。うたた寝を始めた娘を余所に、最低限の捕獲量は得ようと一人海に出る。そして1時前、娘2人を車へ戻す。ここまで2時間程海で共に闘い、2人の結果は生憎のゼロ。完全に濡れ損だった。

海は満潮の時刻を迎えている。僕の頭には娘の分も併せ、2つのヘッドライトが付いている。しかしどれだけ数を増やしても明るさの向上はなく、プロ級の方の明るさの足下にも及ばなかった。それでも少しずつは湧き出した感が。あのライトさえあれば捕り放題だろうなと、経験の差を肌で感じた。場所を移動してみる。そこで驚愕!人が集まっているのには訳があったのだ。目の前に現れるホタルイカが急に多くなり、一度の網入れで複数匹捕れることもあった。次第にホタルイカが湧き出し、まるで網で金魚掬いをしているような、俄に信じ難い光景に目を奪われた。これが、噂の『爆湧き』というやつか。確かにこれは凄い。海には一体どれだけのホタルイカがいるのだろう。しかしこの湧きもいつ果てるか分からない。やっけになり、捕って捕って捕りまくった。腰に付けたカゴは次第に一杯になり、この場面で転んだら全て台無しだなと先程の悲運が脳裏を過る。カゴも重くなってきたことだし、ここは一旦浜辺に戻りバケツに移し替えておくことに。しかしその後、湧きは弱まってきた。寒くもなってきたし、ここらで打ち止めとする。滅多にお目にかかれない爆湧きの時、どんな理由だろうとその場を離れることは今後は避けたいと思う。バケツに戻ったあの数分だけで、ざっと50匹は捕り損ねただろう。

3時15分にホタルイカ捕りを終え、4時には寝る体勢に入った。しかし寒くてほとんど眠れず、6時に堪らず睡眠を切り上げた。夜中あれだけ停まっていた車は、朝起きると僕らの車の他に2台しか残っていない。帰宅後、早速ホタルイカを数えてみる。1000は間違いない!と電話で妻に豪語していたが、数は思うように伸びず、不甲斐無い結果に終わった。あの状況なら、確実に1000は捕っておきたいところだ。ライトをもう少しどうにかし、次の出陣に備えたいと思う。お世話になっている2家族にお裾分け。富山産のホタルイカは兵庫産と比べ値段が倍と高額で、かなりの高級食材だと言える。富山産のホタルイカは産卵しに深海からやって来たもので、ほとんどが成熟したメス。兵庫産のホタルイカは深海で直接捕獲するのでオスもかなり混じっており、メスは未成熟のものが大半らしい。味の違いも明確で、一度でも富山産を食べたことのある人は兵庫産は食べれないのだという。茹でると半分くらいに縮むホタルイカ、次の爆湧きに備え、海での沖漬けの方法も学んでおきたい。

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戦果約3kg  ※果たして目標の1000匹に届いたか・・
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しかし結果377匹と撃沈  ※一応自己新は出したが、あのライトでは戦えない
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前夜は波が高く、娘2人は捕獲ゼロに終わった
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かなり高級な富山産ホタルイカ
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ホタルイカと淡竹のパスタ  ※自然の恵みに感謝して

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| ホタルイカ | 14:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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