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西鎌尾根(1)~正面に鷲羽岳

暑い下界から逃れるように、今週もまた北アへと足を延ばした。朝3時起床、4時自宅発。そして5時には新穂高に到着したが、深山荘前の無料駐車場は今日も満杯だった。盆明けで多少の空きはあるものと見込んでいたが、この時期当日着では期待しない方がいいようだ。直ぐに中尾へと引き返し、ここで駐車。中尾まで引き返せば、どこかしら停めることは出来る。今回のコ-スは、小池新道、西鎌尾根経由の槍ヶ岳。本当は双六岳も含めたかったけど、双六は次回に残し、敢え無く割愛した。
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今日も中尾スタ-ト
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新穂高無料駐車場は土曜朝では空きがない
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朝陽に染まる笠ヶ岳

今日の天気は今一つ信用出来ないが、今のところ何とか一日持ち堪えてくれそうな予感。先週(山の日)と比べたら、登山者の数は目に見えて減っている。それでもちらほら見かける登山者を順に追い越し、軽快に左俣林道を駆け上っていく。林道とは言え標高差は中々で、決して侮れない。笠新道入口の水場は、今にも途切れそうな程細かった。備え付けのコップで水を1杯飲み、わさび平へと急ぐ。広いようで意外と狭い、この左俣林道。2、3人横に並んで歩かれると、後ろから抜き去るのに苦労する。しかしここは背後から『こんにちは!』と早めに声を掛け、存在を知らせることでお互いに気分を損ねなくて済む。わさび平小屋の水場(蛇口)で水を補充し、直ぐに走る態勢に入った。
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わさび平小屋  ※笠新道入口の水は細かった

わさび平から少し走ると、やがて林道終点に至る。右手には橋が架かり、その先が奥丸山方面となっている。ここから緩やかな登山道、小池新道へと入る。先週使用したストック(木の枝2本)を拾い上げ、今日も使用する。小池新道下部は時折水もあり、涼しげで大変心地良い。秩父沢を経て、イタドリヶ原。振り返ると眺望が一気に開け、焼岳や乗鞍岳の雄姿が見渡せる。槍穂高の稜線は、朝陽の関係でシルエットのみ。時折登山者を追い越しては、賑やかな下山者集団と擦れ違う。シシウドヶ原は今日も多くの登山者で賑わっていた。熊の踊り場の木道を過ぎれば、鏡平は直ぐそこだ。休むことなく一気に駆け上がり、一先ず目標としていた鏡平へとやって来た。
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小池新道入口
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イタドリヶ原
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焼岳(中央)と乗鞍剣ヶ峰(右奥)

北ア南部が誇る絶景地・鏡池は、テラスの工事に取りかかっていた。本日は休工のようだったが、テラスはロ-プで仕切られ、木材が沢山積んであった。施工は地元高山市旧上宝村の業者のようだ。山荘に泊まり込むのか通うのかは定かではないが、この景観での仕事はとても羨ましい。ここに来て、初めて朝食におにぎりを食す。1合サイズの特大おにぎりは、とても一度の休憩で食べ切れるサイズではない。賑わう鏡平山荘を横目に、弓折の稜線へと急ぐ。槍の穂先は先程鏡池での休憩中、残念ながら雲に隠れてしまった。今回の山行一番の目的は、迫り来る槍ヶ岳を眺めながら西鎌尾根を走ること。そこには間違いなく、素晴らしい景色が待っているはず・・。あの雲さえなければ・・の話だけど、今日はその採算は薄い。
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逆光の鏡池  ※現在テラスは工事中
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鏡平山荘
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大キレットと中崎尾根(手前)

ようやく弓折乗越まで登り切り、めでたく稜線到着。ここ最近毎週のように稜線に上がっているし、別段『特別な場所』という気はしない。脚は当然まだまだ元気で、直ぐに右手の登りへと差しかかる。爽快な気分で稜線ランに浸っていたが、ふと、やらかしてしまった。右脚が木の枝と接触し、運悪くカ-フタイツに大きな穴が開いてしまう。これにはかなりショックを受け、テンションもダウン。しかしこれまで一度も破れなかったことの方が、逆に不思議だとも言える。進路方向を下った所に、平坦な大地が見えてきた。そこが、花見平。ここでのランは最高に気持ちよく、正に雲上ランの醍醐味が味わえる。双六岳と樅沢岳の鞍部に双六小屋が見えてきた。軽いアップダウンを繰り返し更に進んでいくと、双六小屋の背後に名峰・鷲羽岳がドカンと威圧感を放し聳えていた。その存在感は圧巻で、その左側には水晶岳も顔を覗かせている。
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花見平
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これから向かう稜線  ※最奥の槍は既に雲の中
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双六岳(左)と樅沢岳(右)の鞍部に建つ双六小屋
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大迫力の鷲羽岳  ※左奥は水晶岳

ここは雲上のオアシス、双六小屋。黒部五郎、薬師方面や鷲羽、水晶等の裏銀座方面、槍穂高方面に笠ヶ岳方面・・。どこに向かうにしても、ここが重要な拠点となる。水も豊富で、眺望も素晴らしい。西鎌への縦走に向け、ここで水を満タンにする。正面に聳える鷲羽岳を眺めながら、おにぎりで腹を満たした。今回の西鎌ランの次には、鷲羽往復を考えている。双六岳から見る槍ヶ岳、鷲羽岳から見る槍ヶ岳・・。その眺望は間違いなく、北アでも飛び抜けて素晴らしい。いずれにしてもこの槍ヶ岳が日本列島、日本アルプスの中心に据えられている(と思う)。そして、その槍目指して進むトレイル(稜線)が、走っていて最も感慨深いものがある。
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双六小屋
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この水場の存在は大きい


つづく・・

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