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コシアブラ名人認定のナナカさん

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見よ!この貫録

今年もコシアブラの季節がやって来た。この山でコシアブラを採り始めて、今年で5年目になる。この山はかなりハ-ドルが高く、笹薮は煩いし、藪の急斜面は危なくて、擦り傷が出来て当たり前。目の前には大人の背丈程の笹が勢いよく生い茂り、まるで平泳ぎでもするかのように藪漕ぎをしなければ前に進まない。誰も来れない、誰も来たくない・・、そんな山に不思議と毎年通い続けている。この春小3になったナナは、今年でこの山3年目(3回目)。対してこの山2回目(3年ぶり)となる穂乃花(中3)は、小学生の頃は我が家でも一番の根性屋さんだった。しかし何かと難しい時期を迎え、体型もふっくらとしてきた。そんな姉の穂乃花は急斜面で何度か足を滑らせ、ズルズルと転落を余儀なくされた。昨年こそこの斜面に難儀していたナナだったが、今年は見違える程逞しく見える。ぐいぐいと駆け登っているその姿は、到底小学校低学年とは思えない。
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倒木を超え、奥深く
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笹薮の急斜面で姉を気遣う妹のナナ

頼れる妹の補助のもと、姉穂乃花も何とか急斜面を登り切った。ここから藪の尾根沿いを進み、しばし高度を上げていく。コシアブラの採れる場所は毎年決まっている。そこにしかコシアブラの木がないのだから、それも当然である。尾根上のものは採りやすいのだが、斜面に伸びる高木のコシアブラは採るのに相当手間がかかる。一人が木をしならせ、もう一人が採取。太過ぎる木はしならないので採ることは出来ない。それでも貪欲なナナは木に登って採ろうとしたが、あまり登れるような木質でもない。この山のコシアブラは、毎年僕等の為だけに育ってくれるんだろうな・・。そんなことを思いながら、目についたものは全て頂いた。
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今年のコシアブラ
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尾根上は採りやすい

山頂に到着後、パンやスナック菓子を食べ、束の間の一時を過ごした。天ぷらの具材にと、リョウブも幾らか採取した。ここ数年前までは、ハナイカダだと思い込んでいた。毎年、もう少し採っておけばよかったのにと後悔している気もするが、結局このリョウブの方が子供達には受けがいい。コシアブラが若干苦味のある大人の味なのに対し、リョウブは天ぷらにするとほんのり甘く、子供達にも食べやすい。それに混ぜ飯にも重宝するし、どれだけ採っても余ることはない。昔飢餓の際の重要な食材だった、というのも妙にうなずける話だ。事務所の神棚用にと榊も少し採り、山頂を後にした。天気が良ければ、山頂付近からは飛騨の名峰・笠ヶ岳を望むことが出来る。娘二人にも思い入れのある山だけに、見せてあげられなくて残念だった。
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山頂で昼食
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余裕の名人
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疲れ果てた過去の人  ※目の保護は必須

今年のコシアブラは若干小さめだった。今年は暖冬だったから成長も早かろう、と少し気持ち早めに採りに来た。しかしまだ蕾が多く、だから逆に大き過ぎるものは無かった。結局は、適期と言うべきなのだろう。帰路、道端でヨモギを摘み取り、娘達にご褒美のアイスクリ-ムを買って家路へと急いだ。近所の人や妻の友達に一通り配ったら、夜は実家で母の天ぷら料理を味わい、春の到来を祝った。
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本日(5/1)の収穫  ※コシアブラ(右)、リョウブ(左下)、ヨモギ(左上) 
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コシアブラ
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リョウブ
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ヨモギ

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