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世界最大のス-ク~ジブラルタル海峡を越えて編(18)

2015年1月7日
マラケシュ



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世界遺産 マラケシュのメディナ
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革なめし職人地区


マラケシュ2日目。
今泊まっている宿、HOTEL AFRIQUIA。
深夜までお祭り騒ぎが続くフナ広場から近いのだが、実に静かな所だ。
宿泊客は他にはほとんどおらず、それが静けさに更に拍車をかけている。
12時間近く眠り、体調はほぼ回復したと言っていい。
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護身のシンボル ファティマの手
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青年オマ-ル
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お勧めホテル

軽い朝食を済ませ、昨日出向いたツア-オフィスへと再度向かう。
昨日一応約束はしていたが、胡散臭さが気にかかり、その後の約束はすっぽかしていた。
しかしその後も再三勧誘の男に町で出会うし、逃げるに逃げれなくなった。
オフィスで明後日からの2泊3日サハラ砂漠ツア-を申し込み、料金を支払った。
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蛇を囲む足
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ツア-オフィス  ※少し胡散臭いが結果的にグッド

今日は移動がなく時間もあることだし、とことんス-クを彷徨うと覚悟を決めた。
縦横無尽に延びる路地を、気の向くのまま、一切方角は気にせず無心で突き進む。
『コンニチワ、オゲンキデスカ、アリガトウ、サヨナラ・・』
余程日本人が多いのか、こんな言葉が路地の至る所から僕等に投げかけられる。

いい加減彼等の相手に疲れ、無視して通り過ぎようとすることがある。
すると、背後から声が届く。
『ナニカ・・オトシタヨ!』
その言葉に反応し、ふと後ろを振り返る。

彼等はニコリ、笑顔で手を振っている。
何かを落としたなんてことはなく、彼等にまんまと騙されたのである。
コリャ、完全に一本取られたな・・。
不思議と後味は悪くない。
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買い物をするイスラムの婦人
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ス-ク

店の前に立ち止まり気になる商品に見入っていると、どこからともなく、こんな言葉が届く。
『イクラナラカウ?』
インド商人勝りの日本語だが、モロッコの彼等が使うとやけに新鮮で心地良い。
砂漠ツア-の勧誘にしても、『ラクダ、ラクダ・・』とひたすら同じ単語ばかり連呼している。

『イイジャ、ナイノ~』
どこで覚えたか、こんな流行のフレ-ズで日本人の受けを狙ってくる者までいる。
彼等は自分の言っている日本語を、おそらくほとんど理解していないだろう。
ただ日本人のリアクションを楽しんでいるように見える。
しかし嫌な日本語を発する者はおらず、それが、彼等が好印象に映る要因なのだろう。

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| '15ジブラルタル海峡を越えて編 | 07:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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