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宮崎青島 鬼の洗濯板

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青島 宮崎市観光協会HPより
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弥生橋
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天然の波状岩

九州は宮崎県。日向灘に面し、温暖な気候や道路に立ち並ぶ椰子の木が南国情緒をかもし出している。県木は椰子の一種、フェニックス。3月下旬だというのに前日5cmもの積雪があった雪国の住人にとって、ここはほとんど異国と言っていい。今回そんな遠方の地を、弟の結婚式の為に訪れた。宮崎大学医学部で助教を勤める二つ下の弟が、一回り若い奥さんを見つけてきた。それは母もたいそう喜び、孤独と苦労を人の倍続けてきた弟にもようやく遅い春がやって来た。こうして今生き甲斐を得た事で、これからの研究にも成果が出てくるだろう。兄としても大変嬉しく思う。

身内だけで行なった小さな挙式は、神父の英語と日本語の入り混じった不思議な進行の下、生ラッパ、生歌が狭い空間を心地良く演出してくれた。式は程なく終了。続けて行なわれた披露宴では、宮崎牛のフィレステ-キやフォアグラのポワレなど豪華な料理に酔いしれた。そして会場を宿泊ホテルに移し、居酒屋(つぼ八)での二次会。芋焼酎や地鶏、チキン南蛮など、これまた宮崎の美味に酔いしれ、今宵人生の一幕に相応しい、思い出残る一夜となった。明日の午前は観光に時間を割いている。どこに行くのかはよく知らない。

翌朝、タクシ-で宮崎駅に駆けつけた一向は長閑な地方線に揺られ、早期米の田植え作業を車窓からぼんやりと眺めていた。さすがに椰子の茂る温暖の地だけあり、田植えの時期も驚くほど早い。僕等の地方は、ひな祭りすらまだだと言うのに。子供の国駅を経て、青島駅に到着。ス-ツケ-スなど荷物は預かり所に預け、いよいよ観光がスタ-ト。新婦のお父さんの慣れたガイドに感心し、その後を一向は追いかけていく。『青島(あおしま)』という地名は僕は知らなかった。この地名を見て岳登が発した地名は、『青島(チンタオ)』。僕等がよく利用する中国東方航空がたまに寄航するだけあり、僕も確かにそう思った。しかし『チンタオ』に反応したのは、当然かな僕等二人だけだった。

青島(あおしま)。鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩が、周囲1.5kmもの細長い島を囲み、島を覆う白い砂は貝殻のかけらで出来ている。その為、子供達は貝殻や奇岩拾いに忙しい。島内にはビロ-樹などの亜熱帯性植物も多く茂り、青島神社行きのトゥクトゥクが2台、得意げに客を運んでいた。弥生橋から初めて見た、この人工物のような不思議な何か。堰堤或いは養殖の何かかな・・。僕にはそれ以外の発想がなかった。しかしこれが驚き、なんと天然の岩だという。硬さの違う砂岩と泥岩の互層が隆起し、波の浸食によって泥岩の柔らかい部分が削られ、砂岩の固い部分が残って洗濯板のような形状になったそうである。1934年に国の天然記念物に指定されていることを後で知るが、これは世界遺産級の神秘だと僕はその場にいつまでも立ち尽くしていた。
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鬼の洗濯板
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夫婦亀
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青島行トゥクトゥク
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青島神社
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