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2012年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年02月

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かまくらの夜

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・・前回の続き

子供はもとより僕自身、かまくらで夜を明かす事は初めての体験となる。この狭さ、低さ、連日続く氷点下・・。不安要素はいくらでも思いつくが、きっと生涯の思い出となる深き一日となるだろう。宴会用の菓子やジュ-スを買い込み、夜7時帰宅。このイベントがたまらなく待ち遠しい様子の子供達、帰宅した僕を玄関先で迎えてくれた。風呂で体を充分に温め、夕食を食べ、雪だるまのように厚着重ね着をしてかまくらへと入った。

何せこのかまくら、入口が低い。もう少し高くするべきだったと感じた時には雪はガチガチに凍りつき、もう修正は利かない。頭を下げるくらいでは到底及ばず、腹を地に這わすように匍匐前進の要領で中に潜り込む。今日は岳登、嶺花、僕の3人での宿泊の予定だったが、宴会大好きな穂乃花が急遽宴会だけ飛び入り参加。かまくらの中には荷物を持ち込んでいる為、楽しむには3人が限界だ。床には銀マットの上にレジャ-シ-ト、隅はダンボ-ルや新聞紙で覆い、尻からの寒さを完全に遮断。古い新聞紙を中央に広げて、その上に豪快に菓子をばら撒き宴会は始まった。
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宴会


ラジオからはいかした音楽が流れ、楽しい夜はどんどんと更けていく。出入り口から覗き込めば、近所の大型ショッピングセンタ-の明かりがやけに眩しい。時間が経つ毎に着実に下がる室温、だが寒さは全く感じない。ウィスキ-の力もあってか、僕の両手だけ異常に温かい。眠くなってきた嶺花、夜10時にお先に就寝タイム。穂乃花との宴会は尚も続き、残りの菓子を食べ終えた夜11時にお開きとなる。このまま穂乃花が岳登に代わり、ここかまくらホテルの客人となった。
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お先に就寝
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室温は着実に下がっていく  ※この日の最低気温は-4.3℃だった

就寝時、寒さは全く感じていない。横に並んだ穂乃花と僕は足を裕に伸ばせ、寝返りもうてる。しかし僕等の頭で横になる嶺花は足を曲げ若干窮屈そう。このかまくらの広さ、山でいつも使っているテントよりはかなりマシ。体感する寒さは標高3000mの10月中旬くらいだろうか。朝方が最も冷え、1時間おき、しまいには30分おきに起きていた。床の固さで体も痛む。新聞配達が来るのを起床の目安にしていたが、気配虚しく、6時起床の時点では既に後の祭り。夜中にかまくらが崩れ、雪に押し潰されたらどうしようと心配していたが、迎えたのはいつもと変わらぬ平穏な朝。這うように外に出て、子供達は元気に玄関の扉を開けた。快適だったという2人の娘達、子供はやはり化け物だ。岳登は妹2人の充実した表情を見取り、少し後悔したようだ。
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午後10時55分(温度1.4℃、湿度79%)        午前2時43分(温度0.6℃、湿度89%)
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午前4時54分(温度0.4℃、湿度計測不能)     午前6時2分(温度0.2℃、湿度計測不能)
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出入口は低く入りにくいが、簡単に塞げた事で、風や雪の進入を防げ保温効果も発揮していた
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翌朝のかまくら  ※この中で3人が一晩過した
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