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補修工事-縦樋移設

7月11日、縦樋移設。かなり目障りだった東西の縦樋、建築長、設計立会いの下、中部ハウスの作業員によって移設作業が行なわれた。バルコニ-に落とす、という当初掲げられた案で結局は落ち着く。流水実験や流量計算により、一見強引とも思えるこの妥協策は、全てを勘案した上では最も無難な選択となった。縦樋固定金具を外壁に取り付ける為に、直径4mm程度の穴が中に3cm、それが約1mピッチで開けられている。では補修の一部始終をじっくり観察。まずは適当な工具で、ネジ受けキャップを強引に外壁の穴より取り除く。モルタルを原料とした外壁補修剤で穴を埋め、ドライヤ-で乾かす。サンドペ-パ-で面を均し、ダイン色にペイント。そして最後、塗装に合わせた独特の粒々を、作業員のセンスだけで1点1点筆先を添えていく。正に洗練された、完璧な補修技術。説明責任(そもそも説明義務はないだろうが・・)はさて置き、このクレ-ムに対する迅速な対応、その補修技術はやはり業界第一位の証し。穴は思っていたより小さかったし、補修箇所は顔を近付けても全く分からない。そこだ、と言われても判別すら不可能に近い。構造、品質上も全く問題ないようで安心した。
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ダインの無駄穴
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埋め込み
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ペインティング
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補修後
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縦樋撤去後の補修作業
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縦樋移設後の西側バルコニ-

せっかく遠路遥々、設計が現場に来ているのだ。僕自信疑問に思った事は、遠慮なく何でも訊くようにしている。基礎補強から始まって、基礎、躯体、外壁、屋根、断熱、遮音、間仕切り、床、補修等、大抵の事は学んできた。おそらく営業よりはこの建物の事は詳しいだろう。まだ何かないですか・・、どこまでも貪欲な僕。設計に言われ外壁の底を覗き込む。そこには換気見切りがあった。こうして今教わらなければ、間違いなく一生知る事はなかっただろう。底の見切りから入った外気はダイン外壁と断熱材の間を上昇し、屋根下の軒裏見切りより外へ出る。こうして外壁内の空気は、自ずと常に循環されている。断熱処理は当然完璧に施し、尚且つ、相反する換気についても完璧に対処する。これぞ積水参ったか・・。そう威張ってもいい筈なのに、設計は隣りでいつものように落ち着いている。ずっと積水の社員でいる限りそれが当たり前の事となっており、他社とのレベルの差を客以上に感じていないように思えた。追及すれば追及するだけ出てくる品質の高さ。社員彼等はそれがどういう事かあまり意識していないようだが、下請、孫請け業者は例外なく、その品質の高さに驚いている。
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外壁下の換気見切り

サッシ一つとっても隠された配慮がなされている。標準で採用されているガラスは防犯上、断熱上、特に優れている事は施主なら大抵承知しているだろう。実際営業や設計もこの事くらいしか説明してくれない。しかし秘密はまだ隠されていた。サッシ外側に溜まった雨水は通常、レ-ルの切れ間を伝い、外へ外へと放出される。しかし継目となる僅かな隙間から、水がサッシ内に入り込んでしまう。中に落ち溜まった水は圧力により蓋を開け、その水は外へと放出される訳だ。基礎を飾る御影塗装はその美観上の為だけでなく、エア-クラックを目立たなくする意味があり、基礎周囲に設けられた通気口は、簡単に取り外されないよう特殊なネジ穴となっている。追い求めればまだまだあるような気もするが、所詮僕はただの一オ-ナ-。これだけ知っておけば充分だ。
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上から覗く
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サッシ内の排水対策
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排水蓋
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玄関タイルの下地施工
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敷地境界西側フェンスのブロック基礎
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