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六方山と臨月の妻

【山域】六方山(1403m)
【日時】平成24年5月27日
【天候】晴れ後雨
【岳人】家族


あさひの森駐車場(11:00)  妊娠10ヶ月に入った妻、通算8度目(2度は失敗)の妊娠ライフは既に慣れたもの。この時期は逆に適度に動いた方が体には良いそうだ。そんな臨月の妻の気分転換も兼ね、妻を山に誘った。新緑と山菜に満ち溢れたこの時期、山歩きするには最もお勧めの季節となる。いつも子供達と眺めている景色を、是非とも妻にも見せてあげたい。ようやくやる気になってくれた妻に楽しんでもらうべく、当然体を気遣い、夫として最高のガイドを心がけてきた。穂乃花と嶺花は駐車場での些細な喧嘩が長引き、穂乃花は随分先を、嶺花は随分後を、怒りながら泣きながら付いている。
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あさひの森
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六方登山道
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頑張れママ

何せ今日の主役は、妻。幼子のナナはともかく、姉二人の機嫌なんかに構ってはいられない。ストックを付き、息を整え、一歩一歩丁寧に登山道を登る妻。ウム、中々いい歩きだ。30分程歩いたら、5分ほどの小休憩を入れる。万病の薬となる、水分の補充も怠りなく。快調な妻や幼子ナナを尻目に、泣き虫嶺花にいつもの言葉が飛び出してきた。『ねぇ、頂上まだ?』、もう始まったぞ、今日は随分早くないか。続けて『もう帰ろ!』、声のボリュ-ムが上がり、次第に機嫌が悪くなってきた。やがて、『疲れたって言っとるろ!』。ほら来た、こうなれば後は完全無視、放っておくしかない。気分屋の三女嶺花、体力は兄並み、あるいはそれ以上あるくせに、何せ根性がない。一度大声で泣いてしまえば後は強いのだが・・。駐車場から山頂までの標高差は450mほど。登山口のコ-ス図によると、山頂までは90分のようだ。2度目の休憩を終え、いよいよ最後の行程。進む先に空が見えてきたが、そこはただの尾根だった。山頂に着いたら大声で叫んでくれ、と先行する穂乃花に指示を出す。最後の最後まで急登の連続だったが、妻は大変頑張っていた。
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2度目の休憩
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乗鞍岳
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道標
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凄いぞママ

六方山(12:53、14:15)  嶺花以外は皆山頂に到着。穂乃花を連れ、三角点の踏査に出る。山頂標識から西方向、明瞭な道筋が付いていた。まず現れたのは見慣れない三角点、だがこれは探し物とは違う。やがて道は切れ、深い笹薮が行く手を拒む。幹の太い立派な親笹が多いが、時期が早いのか子供はまだ小さい。やがて藪を吹け、尾根の先の方まで探すが三角点は見当たらない。結局諦め、妻達の元へ戻る。遅れて到着した嶺花もご機嫌になっていた。ラジオを流し、おにぎりを食べる。家族皆で食べるおにぎりはいつもに増して美味い。缶コ-ヒ-を飲んだりして時を過し、再度穂乃花と三角点の踏査に向かう。御料局の三角点を過ぎ、笹薮に入り、漕ぎ、抜ける。抜けたここが最高地点のようだが、三角点の姿はない。尾根を西の端まで進んでみたが、結局どこにもない。半分諦め気分で、一番怪しい最高地点周辺をくまなく探す。ふと藪に覆われた三角点を発見。表示杭も藪に埋れ、これじゃ分からない筈だ。何はともあれ無事出てきてくれて、ありがとね。
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六方山
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間もなく第6子の次男誕生
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三女と四女
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御料局三角点  ※山頂標識から僅かに西側
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藪を掻き分け
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三角点発見

先程からパラパラと雨がちらついている。急いで妻達の元に戻り、荷物をまとめ下山にかかる。下りは別の方向へ辿ってみる事にした。道標が指し示す方角には、整備された登山道が延びている。快適な尾根歩き、山菜を探しながら歩くが何もない。妻の唇が青かったので心配したが、妻の言う通り、寒気から来ていたみたい。尾根歩きは終わり、急斜面に差し掛かる。行きに登った登山道はかなりの急登だったのでこちらに廻ったが、こちらも変わらず急だった。結局この山はどこから登っても急なようだ。汗ばんでいるのか、嶺花だけハエに大人気。お陰で僕等の被害は和らいでいる。膝に違和感を感じ始めた妻だったが、心配に及ぶ事はなかった。道路に出た。ここから登れば、たいして苦労せず登る事も出来るだろう。道路をカットし、道標にて再び山へ。山を下り、又道路に出る。空がゴロゴロ悲鳴を上げ、激しい雨もかなり近いところま迫っている。山に入ると思っていたが、その取り付き箇所が見つからず惰性で道路を下るしかない。願い届かず、ついに雨が降る。穂乃花と二人、先行して道路の先を目指す。何度かカ-ブを曲がり、ようやくキャンプ場に到着。穂乃花を伝言用に残し、一人あさひの森まで車を取りに急いだ。
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下山は別方向へ
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ハエに大人気
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下山
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整然と並ぶ
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道路をカット

あさひの森駐車場(16:08)  歩くと長く感じたキャンプ場からの道程だったが、車だと断然早い。無人と化したキャンプ場の駐車場で着替えを済ませ、雨を避けるように家族全員車に乗り込んだ。期待していた山の恵みには出会えなかったが、山からそれ以上の恵みを頂いた事に大変感動している。
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キャンプ場



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