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バスと鉄道~黄金のベンガル編(6)

2011年12月27日
ボリシャル~クルナ



肌寒く感じる朝、ロビ-で眠るホテルの従業員を叩き起こし、重厚な扉を開けさせ外に出た。
どの国でも大抵言えるが、朝早くの出発の時はいつも外に出るだけで大変苦労する。

直ぐに現れたリキシャに乗り、薄暗い中、バスタ-ミナル目指しゆっくりと進む。
リキシャマンはその細い足で、必死にペダルを漕いでいる。
その姿は実に痛々しく、こちらが何か意地悪な事でもしているかのような錯覚に陥ってしまう。
だが客として乗っているだけでも、少しは彼等に貢献しているのだろう。

目的地は意外と遠かった。
頑張ってくれた事に感謝し、別れ際少しのチップを渡す。
長距離バスが発着するメインバスタ-ミナルは立派な建物だったが、クルナ行きの切符は外に立っている係員から買うようだった。
発車時刻を確認し、長時間の移動に備えて食堂で腹ごしらえをしておく。

そして7時、ようやくバスに乗り込んだ。
バスは年代物を通り越し、かなりのオンボロバスである。
フロントガラスや座席側のガラスには当然の如くひびが入り、テ-プの貼り跡が哀れに映る。
乗降口も当たり前のように閉まらない。
通路は土埃が舞い、座席シ-トも汚いときた。
P1070156_convert_20120131203412.jpg
オンボロバスは・・

狭い座席に腰を下ろし、膝の上に大きなザックを載せたら、既に身動きすら取れやしない。
バスが走り出すと、足下から冷たい風が上がってきた。
堪らずザックからダウンジャケットを取り出し、羽織る。
この辛い体勢での8時間は、試練や修行としか言いようがない。
そっと目を閉じ、何とか3時間を乗りこなした。

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