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港町ボリシャル~黄金のベンガル編(5)

2011年12月26日
~ボリシャル



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船上の朝

船上デッキでの夜は、やはり寒いものだった。

停泊地ごとに新たな客が乗り込んできては、その度に夜中だろうが周りは騒がしくなる。
それと同時に、チャダルで作った自分達の占領スペ-スは次第に侵されていく。
夜中ふと目を開けると直ぐ目の前にバングラ人の顔、これが3等デッキの現実だ。

岳登と体を寄せ合い、彼の足を湯たんぽ代わりに僕の足裏に絡ませる。
昨年カルカッタで買った1枚の毛布で二人の体全体を覆い、待望の朝までこぎつけた。
朝6時、予定ではボリシャルに着く頃である。

船は時折、甲高い汽笛を鳴らし、マイクを通し何やら大声で叫んでいる。
この船は進んでいるのか、停泊しているのかよく分からない。
デッキを下り、1階通路から船外の状況を覗いてみた。
かなり遅い速度だが、この船は僅かに波を掻き分けていた。
暗くて見通しが利かない分、音で周囲に警戒を促しながら慎重に進んでいるのだ。

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