大雨見山
【山域】大雨見山(1336m)
【日時】平成23年10月16日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小6)、僕
駐車地(8:06) 今週末は天候が悪く、百高山は見送りとした。ならばと地元の笠ヶ岳、緑ノ笠の日帰りに焦点を変え、前夜栃尾入りして車中泊。翌朝3時起床。暗闇の荒神の湯に浸かり空の様子を伺うが、一向に天候の回復は望まれない。皮肉にも雨は激しさを増し、次第に笠に向かう気は失せてきた。笠の日帰りともなれば、それなりのモチベ-ションも必要だ。車内に横たわり、本日の行き先を考える。蒲田富士・・、雨の藪漕ぎは辛そうだな。錫杖岳・・、増水して渡渉は無理そうだし、ヘルメットもない。焼岳・・、確か前回笠を諦めた時も焼岳に行っただろ。考え抜いた末、今春藪に尻を巻いた大雨見山に目的地を決めた。県道国府見座線から飛騨天文台の案内板に従い林道に入る。規制看板に頭を下げ、未舗装の坂道を上って行く。しばらくすると広い空地があり、ここが駐車地となる。この先直ぐにゲ-トが現れ、京都大学飛騨天文台専用道路となる。

専用道路ゲ-ト

飛騨天文台専用道路
天気予報通りすっかり雨も上がってきた。落葉舞う秋晴れの小道を、寄り道しながらゆっくり上って行く。水場も3箇所程あり、喉を潤すには丁度良い。重厚な飛騨天文台の門柱脇を通り抜け、天文台の敷地内へとお邪魔する。建物群を右に見て再奥まで進むとそこが登山口、”歩道入口”の表示杭が立っている。

水場

京都大学飛騨天文台

望遠鏡ド-ム
歩道入口(10:16) さてと、問題はここからだ。前回はこの先の激しい藪に捕まり、遭えなく撤退。この山は僕等にはとても手に負えないと諦めた。記憶に残るコンクリ-ト杭の境界標、これを越えると踏み跡は一層激しさを増す。藪は深く、僕等の背丈を軽く上回る。最後の頼みの踏み跡もなく、岳登を先発隊に走らせ僕はじっとその報告を待つ。やはり僕等には無理だな・・、これ以上は危険だ。諦めかけたその時、運良く激藪は切れた。その先には軽い踏み跡が続き、目印のテ-プも随所に設けられている。

歩道入口

境界標 ※この先、激藪が待っている

薄い踏み跡

激藪

秋藪

山葡萄 ※ほんのり甘酸っぱい
大雨見山(10:43、11:30) 結局踏み跡や目印は山頂まで続き、意外にあっさり登頂となる。注意すべきはあの激藪1箇所だけだった。山頂には一等三角点が堂々と鎮座、この山は大変重みのある山なのだ。来た道と反対方向には、更に踏み跡や目印が続く。別の登り口から延びてきているのだろう。ほど狭い山頂部、周りは高い樹木に囲まれ眺望はない。僅かに樹木の間から天文台の望遠鏡が姿を見せた。随分離れているようだ。山頂を満喫し、帰路に発つ。問題の激藪は左に巻いてみたが、道を充分把握していないと上手く戻るに戻れない。

大雨見山

一等三角点

僅かな眺望

再び藪漕ぎ
歩道入口(11:46)
駐車地(13:16) 無事念願の山頂を踏み、再び秋の小道をのんびりと下り駐車地へと戻って来た。これで山頂への行き方が分かったので、前回涙を呑んだ娘3人を是非とも山頂に立たせてあげたい。無性にそう思った。

ゲ-ト前駐車地
ブログランキングに参加中。『登山』バナ-のクリックをお願いします。→
にほんブログ村
【日時】平成23年10月16日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小6)、僕
駐車地(8:06) 今週末は天候が悪く、百高山は見送りとした。ならばと地元の笠ヶ岳、緑ノ笠の日帰りに焦点を変え、前夜栃尾入りして車中泊。翌朝3時起床。暗闇の荒神の湯に浸かり空の様子を伺うが、一向に天候の回復は望まれない。皮肉にも雨は激しさを増し、次第に笠に向かう気は失せてきた。笠の日帰りともなれば、それなりのモチベ-ションも必要だ。車内に横たわり、本日の行き先を考える。蒲田富士・・、雨の藪漕ぎは辛そうだな。錫杖岳・・、増水して渡渉は無理そうだし、ヘルメットもない。焼岳・・、確か前回笠を諦めた時も焼岳に行っただろ。考え抜いた末、今春藪に尻を巻いた大雨見山に目的地を決めた。県道国府見座線から飛騨天文台の案内板に従い林道に入る。規制看板に頭を下げ、未舗装の坂道を上って行く。しばらくすると広い空地があり、ここが駐車地となる。この先直ぐにゲ-トが現れ、京都大学飛騨天文台専用道路となる。

専用道路ゲ-ト

飛騨天文台専用道路
天気予報通りすっかり雨も上がってきた。落葉舞う秋晴れの小道を、寄り道しながらゆっくり上って行く。水場も3箇所程あり、喉を潤すには丁度良い。重厚な飛騨天文台の門柱脇を通り抜け、天文台の敷地内へとお邪魔する。建物群を右に見て再奥まで進むとそこが登山口、”歩道入口”の表示杭が立っている。

水場

京都大学飛騨天文台

望遠鏡ド-ム
歩道入口(10:16) さてと、問題はここからだ。前回はこの先の激しい藪に捕まり、遭えなく撤退。この山は僕等にはとても手に負えないと諦めた。記憶に残るコンクリ-ト杭の境界標、これを越えると踏み跡は一層激しさを増す。藪は深く、僕等の背丈を軽く上回る。最後の頼みの踏み跡もなく、岳登を先発隊に走らせ僕はじっとその報告を待つ。やはり僕等には無理だな・・、これ以上は危険だ。諦めかけたその時、運良く激藪は切れた。その先には軽い踏み跡が続き、目印のテ-プも随所に設けられている。

歩道入口

境界標 ※この先、激藪が待っている

薄い踏み跡

激藪

秋藪

山葡萄 ※ほんのり甘酸っぱい
大雨見山(10:43、11:30) 結局踏み跡や目印は山頂まで続き、意外にあっさり登頂となる。注意すべきはあの激藪1箇所だけだった。山頂には一等三角点が堂々と鎮座、この山は大変重みのある山なのだ。来た道と反対方向には、更に踏み跡や目印が続く。別の登り口から延びてきているのだろう。ほど狭い山頂部、周りは高い樹木に囲まれ眺望はない。僅かに樹木の間から天文台の望遠鏡が姿を見せた。随分離れているようだ。山頂を満喫し、帰路に発つ。問題の激藪は左に巻いてみたが、道を充分把握していないと上手く戻るに戻れない。

大雨見山

一等三角点

僅かな眺望

再び藪漕ぎ
歩道入口(11:46)
駐車地(13:16) 無事念願の山頂を踏み、再び秋の小道をのんびりと下り駐車地へと戻って来た。これで山頂への行き方が分かったので、前回涙を呑んだ娘3人を是非とも山頂に立たせてあげたい。無性にそう思った。

ゲ-ト前駐車地
ブログランキングに参加中。『登山』バナ-のクリックをお願いします。→

にほんブログ村
スポンサーサイト
| '11山行記録 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑