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凄まじき上朝川原線林道(2)

【山域】上朝川原線林道(延長3303m)
【日時】平成23年9月3日
【天候】雨(大雨、雷、洪水注意報)
【岳人】嶺花(小2)、穂乃花(小4)、僕


・・前回のつづき

ようやく辿り着いた待望の林道終点。『これは本当に林道なのか・・』 随所で何度も疑っていたが、終点が近付くにつれ確かに林道らしくなってきた。林道は終に果て、その先は藪となり落ち込んでいる。ここまで来れた事だけでも充分満足ではあったが、どうせここまで来たのならと欲を出す。辺りを見回し、ここぞと決めた藪に強行突入。目印や踏み跡など手がかりは一切ないが、藪の隙間を掻い潜って前へと突き進む。山頂まで行けそうな気もするが、ここは慎重に挑まなければなるまい。終点広場の子供達を呼び寄せ、終点側に穂乃花、山頂目掛けた深藪の中に嶺花を配置。それぞれ伝達の大声が届く範囲に待機させ、僕一人山頂へのアタックを試みる。藪はかなり深く、1m先が全く見えない厳しい状況。高い樹木や深い藪に周囲一帯を完全に包囲され、ついに身動きがとれなくなった。ここまで来ると、嶺花の叫び声も聞き難くなっている。もう戻るしかない。
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林道終点と右側に登り口
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堪らずここで撤退  ※赤布があった

『エッ、戻る道はどこだ!』。僕は既に居場所を見失っていた。嶺花に大声を出してもらい、戻る方角を確かめる。声だけを頼りに進路を定めるのは、意外と難しいもんだ。苦戦の末、何とか嶺花と合流。今度は終点付近で待つ穂乃花に叫んでもらい、聞こえる方角へと藪を漕ぐ。そして穂乃花とも合流、林道終点まで無事帰還した。子供達を大声の届く範囲に配置するという作戦により何とか帰還出来たが、3人で山頂目指し深い藪の中に飛び込んでいたら確実に迷子になっていただろう。地形図や航空写真では簡単に登頂出来そうに思えたが、僕等のような素人の敵う相手ではなかった。
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高登山を諦め、終点広場へと無事帰還  ※登り口には赤布があった

林道終点(12:20)  後は林道起点目掛け、来た道をひたすら戻るだけ。恐れていた大型の台風も、この地方にはそれ程影響はなかった。行きに藪漕ぎに苦戦していた嶺花ではあるが、二度目ともなると幾分慣れてきたようだ。その代わり、今度は穂乃花に元気がない。
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台風の為、風が強い
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高登山
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山腹に林道が見える
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藪にも慣れてきた

標高990m(13:13、13:34)  林道に腰を下ろし、昼食の特大おにぎりを頬張る。蝶が僕の手に止まった。余程人間が珍しいのか、恋しいのか、一向に羽ばたこうとはしない。昼食を終え歩き出すも、蝶は僕の体にへばりついている。三又分岐はスル-、廃車の無残な姿が再度目に留まる。三又を過ぎれば本来の林道に戻り、渓谷沿いをゆったりと下る。靴の中は既にベタベタ、靴下までズブ濡れて気持ちが悪い。疲れを理由に遅れている穂乃花、後ろで泣きモ-ドに入っている。一旦足を止め穂乃花を強く抱きしめ励ますと、今度は先頭を走る嶺花が泣きモ-ドに入った。穂乃花を抱き寄せる姿を見て、嫉妬したようだ。女心は難しい。そんなすねた娘二人はほっといて、しばらくせっせと一人で先陣を切る。堰堤が現れ、見慣れた建物が姿を出し、やがて国道が見えてきた。
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ご機嫌な嶺花
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お疲れな穂乃花
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蝶も社交的
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三又分岐はスル-
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上朝川原谷

国道360号線林道起点(14:26)  機嫌を取り戻した嶺花と穂乃花、二人仲良く林道入口の鎖を跨ぎゴ-ル。林道脇の標柱で記念撮影をして、長い林道歩きは終わった。起点から終点までただ林道を歩いただけなのに、かなり充実感、満足感が残る山行となった。こんな林道はおそらく、他にはないだろう。  
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林道起点標柱と国道360号線

飛騨市河合町角川、国道360号線沿いにある香愛ロ-ズガ-デン。広い園内には何種類ものバラが咲き誇り、入場無料で自由に園内を散策する事が出来る。隣接するレストランでは、ばら御膳やロ-ズサワ-、ロ-ズティ-が味わえ、売店ではバラジャムやバラアイス等バラ尽くし。子供達は初めて食すバラアイスに終始ご機嫌だった。
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香愛ロ-ズガ-デン
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バラアイス(1個250円)



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