大都会上海の空の玄関、上海浦東国際空港。
昨夜到着後タ-ミナル1の構内をくまなく歩き、国内線出発ロビ-に手頃な寝床を見つけた。
凍える寒さのバンコク・スワンナプ-ム空港とは違い、
こちらは節電しているからか、乗客が少ない為か、冷房が効いていない。
しかしガンガンに冷え過ぎているよりは、こちらの方が余程マシだ。
長袖シャツもダウンジャケットもチャダルさえも出番がなかった事が幸いの証し。
翌朝5時半、周囲のざわめきに目を覚ます。
航空会社のチェックインカウンタ-には、既に大勢の中国人が列を成し並んでいた。
顔を洗い、タ-ミナルの外に出てみる。
ひんやりと涼しい。
上海の朝
国内線出発ロビ-尚も就寝中の穂乃花を揺すって起こす。
こんな状況下でも、よく眠れたようだ。
メインのバックパックを荷物預かり所に託し、リニアで上海市内へと向かうとする。
このリニア・モ-タ-カ-、
空港と地下鉄2号線龍陽路駅との30kmの区間を、僅か7分20秒で結んでいる。
世界最速の列車としてギネスにも認定され、その最高速度は実に時速431kmにまで達する。
朝一番の発車の為だろうか車内は寂しいくらいガラガラ、まるで回送運転のようだ。
デジタル表示に目を固定し、最速の瞬間を逃さまいとカメラを構える。
世界最速を誇るリニア・モ-タ-カ-
朝一番のリニア車内静かに動いたリニアは徐々に加速、デジタル表示は100km、200kmと瞬く間に上がっていく。
そして300km、350km・・、ついに400kmを超えた。
世界最速を誇る車体は431kmにまで速度を上げ、430km、431kmとしばらく最速を保つ。
その最速状態が10秒ほど続いた後は、みるみる速度を落とし目的地到着。
何とも短い、初めてのリニア体験となった。
デジタル速度表示
最高時速431kmに到達まずは地下鉄を乗り継ぎ、豫園(よえん)へと向かう。
ここは、中国らしさが残る名園と称され、上海きっての観光名所となっている。
確かにこの場所に近付くにつれ、周囲の雰囲気がガラリと変わってきた。
反り返った屋根の両端は、まるでテレビでしか見た事のない中国世界そのものだった。
豫園には開園と同時に入場。
迷路のように入り組んだ園内はかなり広く、何度も同じ道に飛び出てしまう程だ。
建物や奇石、池や庭木が中国庭園を演出し、日本で言う金沢の兼六園のような趣を出す。
豫園
鯉
奇門
歴史上の人物
国家公務員を名乗る憎き売人 ※強引に呼んでおいて、買わないと分かると態度急変
調度品の数々豫園の観光を終え、豫園商城に店を構える有名な南翔饅頭店の大行列に並んでみた。
40分並びようやく手に入れた蟹肉小籠包は、味も量も申し分なかった。
長蛇の行列が絶えない南翔饅頭店
蟹肉小籠包
熱々を食す
豫園商城つづく・・
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