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岩茸山行と創作料理

最近頻繁に山に通う目的として百高山達成の他に、岩茸採りがある。3000m級の稜線ともなればどこの稜線にも岩茸は大抵多かれ少なかれ着生し、見つける度に足を止めては一向に目的地に辿り着けない。ある時は徹底的にあり、ない時はどこを探してもない。先日歩いた南アルプスの稜線が、正にこの前者であった。時間に追われているのにも係らず、岩茸を見つけては足を止め、しばし岩茸採りに没頭。面白い程岩茸は採れるのだが、本来の山行目的すら変更しかねない状況となってきた。同じ1枚の大岩でも陽の当たる面によって、岩茸の育ち具合や採れ易さは大きく異なってくる。乾燥したものは脆く崩れ易く、しんなりした岩茸が程度もよく採り易い。それらを親指の腹や指先を駆使して採っていく。親指の腹は2日目に擦り切れ、10本の指先は採取3日目終に深爪となり全滅した。もうこれ以上、岩茸が目の前にあっても指が使いものにならない。それなりの覚悟が必要となる。
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稜線の岩茸
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大自然の恵み
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山行初日
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山行2日目
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山行3日目

中々の上物が沢山採れた。僕の採った大きさで岩茸の10年ものくらいだろうか・・。岩茸は成長が非常に遅く、1年に2~3mm程度しか育たない。手の平サイズともなれば、実に100年ものとなってくる。大自然から与えられた大いなるこの恵みに対し、心して向かわなければならない。決して興味本位だけで採る事が許されるような、そんな軽いものではない。採取には常に危険が付きまとい、本格的な岩茸採りともなればロ-プ1本を使った命懸けの採取となる。稜線の岩茸採りにしても、転倒や滑落、落石等の危険は常に隣りに潜んでいる。その上、調理にかかる前の下処理は、採取の時間や苦労をも遥かに上回る一日がかりの大仕事となり待ち構えている事も忘れてはならない。
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収穫した岩茸は干して乾燥
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上物が多く採れた

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