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遥かなる木曽駒

【山域】将棊頭山(2730m)
【日時】平成23年7月9日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小6)、僕


桂小場(2:39)  昨年のリベンジを果たす為、再び桂小場にやって来た。将棊頭山、木曽駒、宝剣岳を経て、最奥の三ノ沢岳まで辿る標準コ-スタイム18時間半のロングコ-ス。天候も何とか持ちそうだし、岳登の調子も悪くない。いいかげんに今回で決めるぞ!気合充分で暗闇に飛び込んで行く。歩き始めて17分、最初の水場となる因縁のぶどうの泉を通過。その後もしばらく暗闇の登山道を黙々と歩き、野田場の水場へと到着した。
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桂小場登山口
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ぶどうの泉

野田場(3:45、4:01)  日はまだ昇ってこない。地べたに腰を据え、朝食のおにぎりを頬張る。暗闇に突如浮かぶ僕等のヘッドライト目掛け、ここぞとばかりに虫が僕等の額に集まってくる。虫達も必死なのだろうが、あまり気持ちのいいものではない。その先幾つか分岐道標を迎える度、駒ヶ岳方面へと進路を取る。既に太陽は昇ったようだが、深い森の中、その明るい陽射しはまだ完全には届いてくれない。
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横山分岐
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馬返し
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白川方面分岐

大樽避難小屋(4:50、5:00)  大樽避難小屋に着く頃には周囲は明るくなり、ヘッドライトをようやく撤収。ここの看板には”水飲み場2分”とあるが、無駄な体力は使わない事にした。小屋の先、胸突八丁の辛い登りが待っていた。高度計をちらほら見ながら何度も顔をしかめ、ようやく稜線まで登り切った。ここが”胸突の頭”、信州南アルプスの峰々が雲の上に浮かんで見えた。
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大樽避難小屋
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信大ル-ト分岐
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朝の眺望
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将棊頭山が見えた
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チングルマ
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御嶽山と飛び虫

西駒山荘(6:39)  山荘の直ぐ下には豊富な水場があった。こんな高所ではとても貴重な水場となる。まずは将棊頭山を目指し進んで行くが、どれがそれなのだろう。おかしいと思った時には随分通り越し、目の前には木曽駒の山小屋が見えてきた。
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西駒山荘の水場は、水量はかなり豊富
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南アルプスの峰々

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