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インド人と布

ファッション大国インドでは、用途多彩な万能布が欠かせない。
薄手の布はスカ-フやマフラ-と呼び、厚手の布はインドではチャダルと呼んでいる。
ショ-ルやスト-ルとも呼べるだろうし、もう面倒くさいので”布”とした。
聖地バラナシで何気なく買わされた280Rsのチャダルが至る場面で重宝している。

12月、1月のこの時期、北インドの夜行列車は夜半から早朝にかけかなり冷え込む。
更にはカルカッタのモダンロッジのように、汚れた毛布すら置いてない安宿もある。
こんな時、チャダルで全身を覆い毛布代わりにすれば、幾分寒さをしのぐ事が出来る。

北インドの朝は濃い靄(もや)が立ち込め、完全に視界が戻る正午近くまで肌寒く感じる。
ダウンジャケットを羽織っていては、暖かくなった正午以降ただのお荷物となってしまう。
そんな時、体温調整も兼ねてこのチャダルをマフラ-代わりに首に巻き外に出る。

朝のリクシャでの移動、風除けがない為横風をもろに受け、非常に寒く辛い思いをする。
チャダル一つあれば後部座席に座る僕等2人の上半身くらい楽に覆え、寒さも幾分和らぐ。

ガンジス河での沐浴の際も、このチャダルは多いに活躍してくれた。
河の水を浴び凍えて震える全身を、バスタオルやガウンのように羽織って体を温めたり、
下半身に巻き付けルンギ-のようにして、海水パンツの着替えにも使えた。

頭に巻けばタ-バンとなり、身も心もどっぷりインドに浸かる事が出来る。
しかし巻き方はかなり複雑で、砂漠の民にやってもらうしかないのだが。
覆面のように顔を覆う使い方が、庶民の間では最も現実的のようだ。

細く伸ばした中央を前首にあて背の方へ垂らしたり、後ろ首にあて正面に垂らしたり。
砂埃舞う砂漠の州ラ-ジャスタ-ンでは、鼻や口を塞いでマスクの代わりにもなるし、
規制の厳しいイスラム寺院では、頭を隠し帽子代わりともなる。

旅先で出会うインド人は必ずと言っていい程、布を上手く使いこなしている。
これが1枚あれば、旅の可能性もきっと広がるに違いない。

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マフラ-として首に巻く~ガンジス河
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毛布代わりに体を覆う~寝台列車
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凄まじい砂埃を防ぐ~砂漠地帯
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タ-バンとして頭に巻く~キャメルサファリ
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首に掛けて後ろや前へ~ブル-シティ
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汚い枕を覆う~安宿
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用途のオンパレ-ド~セ-ナ-村  ※左から頭タ-バン、肩前へ、顔全体、肩後へ、全身、顔全体、腰ルンギ-



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| '11インド編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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