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思い出のナブラング~インド編(3)

2010年12月23日
台湾・台北~インド・デリ-



結局買えなかった。

3日後のア-グラ-行きの鉄道予約をしようとニュ-デリ-駅に向かった。
駅ではストライキの集団が大声を張り上げ、何やら訴えている。
ウダイプルと鉄道絡みのデモのようだったが、詳しくは分からない。
その集団の後尾につけ、予約オフィス目指し駅舎右端の階段を上がろうとする。
いきなり駅の警備員の男に行く手を阻まれた。

『予約オフィスは建替中だ!現在はコンノ-トプレイスに移転している』
どうも胡散臭いので、ガイドブック(地球の歩き方)を見て確かめようとする。
男は間髪入れず、強引に本を僕から取り上げた。
そしてコンノ-トプレイス周辺地図のDTTDCに印を付け、
自分の写真入り身分証まで、僕に自慢げに見せ付けてきた。

『18時半クロ-ズで土日はやっていない、急げ!』
徹底的な一言を浴び、男に導かれガバメントリクシャ(結局はただのリクシャ)に乗り込む。
延々と走る。
どこに連れて行かれるのだろうか、内心ドキドキしている。

結局はインド到着時にメインバザ-ルを目指し歩いた際、立ち寄った案内所だった。
何だここか、ここなら知っているぞ・・。
ここにはやたら日本人が多く、オフィスの男は上手に日本語を話す。
その上、カタカナの読み書きも出来るときた。

この時期はクリスマス、正月と続き、鉄道はどこも予約で一杯らしい。
僕から今後の行き先を全て聞き出すと、インドでの全日程を組んできた。
インドでのこの先全ての鉄道チケット、バラナシまでの宿代、駅から宿までのピックアップ、
これら全てを含みACのスリ-パ-で1人3.3万円。
随分高いな、と悩み渋っていると、
エアコン無しなら1人2.2万円でいい、と言い変えてきた。
エアコン付きの方は、冷暖房で快適な上、セキュリティも安心だそうだ。

ただし、破格の値段もさることながら、
インド到着日に最終日までのスケジュ-ルを組んでしまっても、その通りにいく訳がない。
何よりそんなツア-みたいな旅は、面白みに欠けるのでやめる事にした。

結局このオフィスはただの旅行会社だということに、今頃になってようやく気付いた。
男は日本語を話すだけあり、日本人には受けがいいようで、
金さえ払えば、大変便利な男のようであった。
リクシャ代の20Rsは授業料だと頭を切り替え、再びニュ-デリ-駅を目指し歩いた。

駅に着く前に”地球の歩き方”をじっくり読み、情報を頭に叩き込む。
体験談では皆相当苦労しているようだ。
外国人専用の予約オフィスのある2階へ上がろうと、5度挑むも全て失敗し、
結局は旅行会社で高い手数料を払った者。
僕と同じように、旅行会社に追いやられ高額なチケットを買わされそうになった者。

とにかく話しかけてくる者は一切無視し、立ち止まってはいけない。
予約オフィスは駅舎左端だという事もこの時知る。
不機嫌面でインド人を睨み付け、早足で駅舎左端へ進む。
例の如く数人のインド人に『ここではない、あそこだ!』と声を掛けられるが、一切無視。
ようやく駅構内に入り込む事に成功。
辺りをキョロキョロ見渡すと右手に階段が見える。
目の合ったインド人全てを目で殺し、何とかそれらしい場所に辿り着いた。

その部屋の中には実に多くのツ-リストが椅子に腰掛けていた。
”皆凄いな、よくここまで来ているな・・”
結果としては、しっかりと事前にガイドブックで予習しておけば難なく来れると思う。

部屋の中の状況を把握するのにしばらく時間がかかったが、
何とか状況が飲み込めてきた。
その最後尾に座り、席が詰まると徐々に右に移動していく。
1時間程並んでいたが、20時に鉄道の予約作業は中断となった。
この時間以降、コンピュ-タ-が作動しなくなるらしい。
数時間待った多くの旅行者は皆部屋を追い出されてしまった。

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