Mt.Fuji~前編

より大きな地図で 富士山 を表示
【山域】富士山(3776m)
【日時】平成22年9月4日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小5)、僕
北口本宮富士浅間神社(2:40) 前夜久々の高速に乗り富士を目指す。休日上限1000円の適用を受けるべく、河口湖IC手前の谷村PAで車中泊。翌朝登山口へ移動、20分程で神社駐車場到着。暗闇の中、広い境内を彷徨う。大鳥居、太郎杉、拝殿と順調に進むが、その先の登山門が見つからない。出だしからいきなり試練だ。神社の抜け方が分からず、ウロウロと無駄な時間を費やしてしまう。何とか登山門を見つけたが、暗闇と同調していて気付かなかったようであった。

大鳥居と拝殿の灯り

登山門
登山門をくぐり無事神社脱出。舗装道に出たら左に進む。すると左手に吉田口登山道の大きな案内板が出てくる。右手には遊歩道入口の看板が目に入る。暗闇では遊歩道を歩く意味はないので車道を進む。やがて県道にぶつかり、進路を右に取る。ところどころ進む先の上空に光る点。あれは北斗七星ではなく、おそらく富士山の山小屋だろう。最初は車道脇の歩道を歩いているが、やがて歩道は途切れ車道を歩く事になる。両脇は水路が切れ落ち危ないので道路中央を歩く。たまに車が来る時だけ注意して脇に寄る。道路標識が現れた。五合目まで続くスバルラインは右折するようだが、ここは直進。やがて最初の関門、中ノ茶屋に到着。休憩していると車が数台やって来て道を訊かれた。『スバルラインなら来過ぎたようですね・・』

県道合流前の舗装道

案内板 ※看板中央のル-ト表示一番下の赤枠が現在地

雪中登山の碑

道路標識 ※直進が吉田口登山道、右折が富士スバルライン
中ノ茶屋(3:46、3:56) ここは湧水で作った蕎麦が有名らしい。静まり返った暗闇で最初の休憩。ここからは割れた舗装道となる。ガタガタしていて少し歩きにくい。両脇は深い林。その林の先で暗闇に光る2点を岳登が見つけた。その光はじっとこちらに向けられている。鹿か何かの野生動物のようだった。出くわさないように鈴を鳴らし、ストックで地面を叩き音を出し、存在をアピ-ル。車道は勾配を徐々に増し、辛い登りとなる。今日は水6ℓの他、食料はいつもより多めに持参した。おにぎり特大7個、梨2個、キュウリ4本、ゼリ-飲料4個、菓子多数・・。今日は一気に高度を上げる為、高山病対策に小まめに口に運ぼうと思う。その結果日帰りの軽装と言えど、2人共かなりの重量を背負うことになった。

中ノ茶屋

大石茶屋バス停跡
馬返(4:50、5:10) 馬返到着。”ここから先は道が険しくなり馬を引く事が出来ない”、この名が付いた由来だ。富士山は麓から頂上までを”草山、木山、焼山”と三区分し、ここはその草山と木山の境にあたるそうである。この馬返までは車で来る事が出来、広い駐車場には車が数台停まっている。簡易トイレも設置されている。ここに来てようやくヘッドライトから開放され、休憩の後、木山に飛び込む。

馬返
スポンサーサイト
| '10山行記録 | 09:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑