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立山(2)

【山域】龍王岳(2872m)、鬼岳(2750m)
【日時】平成22年7月11日
【天候】曇り後雨
【岳人】岳登(小5)、僕


2日目

雷鳥沢キャンプ場(5:17)  昨晩夜空に星が出ていた。予想通り山はかなり冷え込み、眠れず辛い夜となった。岳登は相変わらず熟睡、その適応力にはいつも感心させられる。

室堂山荘(5:53)  昨日随分悩まされたゲレンデを迷いなく直登。難無く夏道に取り付き、浄土山の稜線まで登り切った。今日は朝が勝負だ。今のところ視界良好だが、8時くらい迄がリミットだろう。急げ岳登! 
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室堂山荘より

富山大学立山研究所(7:02)  よ~し来た、龍王も良く見えるゾ。昨日歩いてみた雪田は遥か眼下の谷まで切れ落ちていた。五色ヶ原方面に少し進むと、龍王岳への踏み跡が容易に判別出来た。昨日のように視界が全く無いと手に負えないが、その全容が望めれば何の事はない山だった。
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龍王岳全貌
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五色ル-トから外れ、踏み跡を辿る

龍王岳(7:12、7:36)  昨日登れなくて良かった、と思わせてくれる眺望だった。近くは大日連峰や剱立山、黒部湖、遠くは槍の穂先まで確認出来た。NHKの”北アルプス大縦走”という企画があった事を思い出し、『今年の夏、この立山からあの穂先を目指してみようか』、岳登と約束事とも言える会話を交わす。龍王岳を下山。『あそこに五色ヶ原ヒュッテが見えるから、あれが獅子岳であれが鬼岳か・・』。鬼を特定。その麓まで着いたところで、適当に登り易そうな手前の斜面を登り始めた。登り易いのは最初だけで、這松や藪、絶壁に随分苦戦を強いられた。後悔しても既に遅し。後戻りする訳にはいかず、ひたすら目前の山頂に足を運んだ。
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龍王岳 ※剱立山を背に

鬼岳(8:29、8:37)  そして何とか鬼を退治。山頂部の中央付近の岩が一番高いとみた。岳登も全身ズブ濡れになり遅れて到着。龍王や獅子も良く見える。山頂には当然何もない。この山には踏み跡すら無かった。下山は中央の斜面を下ってみた。雪の急斜面だがこちらの方がまだ登り易かっただろうか。今日は獅子岳まで往復しようと思っていたが、鬼退治に随分体力と時間を費やしてしまった。獅子岳は立山から槍への縦走で通る事だし今無理に行く事はない、今回はやめておこう。下山後念の為今登った山を巻いてみると、”鬼岳”の文字が目に入った。東面とある。当初この面は岩づたいに登れば一番容易かなと思っていたが、実際ここから山頂を眺めてみると無理そうに見えた。 
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鬼岳全貌
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鬼との奮闘
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鬼岳 ※龍王岳を背に
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鬼岳 ※獅子岳を背に
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標識 ※『鬼岳東面』とある

富山大学立山研究所(9:43、9:52)  閑散とした立山研究所に戻ってくる頃、先程までの視界は途絶えた。予想より長持ちしてくれたが、やはり朝が勝負時だった。浄土山経由のゲレンデばかり通っても仕方ないので、一ノ越から下ってみる事にした。雄山に登るメインル-トだけあり、今日歩いてきた無人のル-トとは明らかに異なり多くの登山者で溢れていた。雪の斜面にはトラバ-スの通路が設けられており、随所に目印の棒も立っていた。だがこのル-トと言えど、足を滑らせば遥か下の谷まで一気に滑落する。この雨や残雪の中、羽織りカッパとスニ-カ-姿の観光客も目にしたが、それは無謀というもの。山を軽く見ていないかい。
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一ノ越から室堂へのトラバ-ス道

室堂山荘(10:31)  獅子岳をやめたので時間に余裕が出てきた。高山植物を鑑賞しながらキャンプ場に向かった。
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ハクサンボフウ
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イワカガミ

雷鳥沢キャンプ場(11:03、12:15)  キャンプ場に戻ると既にテントは僕等の他に1張しかなかった。昼食を食べ、雨の中テント撤収。雷鳥平を後に雪の急斜面を登った。
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雷鳥平を後に
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ヨツバシオガマ
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ミクリガ池

室堂バスタ-ミナル(13:00)  生憎の天候にも係らず観光客の姿は実に多い。登山客を遥かに上回っているように見える。随分長く立山にいた気がするが、岳登言わずとも昨日今日のたった2日間の出来事であった。
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室堂バスタ-ミナル

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