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旭岳、白馬岳

【山域】旭岳(2867m)、白馬岳(2932m)
【日時】平成22年7月3日
【天候】雨、時々曇り
【岳人】岳登(小5)、僕


猿倉荘(5:07)  前夜現地入り、道の駅白馬にてフィット泊。飛騨と信州を結ぶ安房トンネルは民主党の政策により無料開放されていた。翌朝猿倉に移動し、雨の中登山開始。しばらく林道歩きが続く。右手の河川では大規模な工事が行なわれている。やがて森に入り整備された登山道を進んで行くと小屋が目に入ってきた。

白馬尻小屋(5:58、6:15)  小屋はまだ閉鎖されている。”おつかれさん!”と書かれたシンボルの巨岩も何故か板で塞がれていた。軽アイゼン装着。そう言えばこの軽アイゼン、岳登が2年生の時にこの小屋で買った記憶がある。  
白馬尻小屋_convert_20100706141810
白馬尻小屋
急斜面_convert_20100706142405
大雪渓
夏道取付_convert_20100706142451
夏道取付

葱平(8:10)  一気に大雪渓を登り切った。針ノ木雪渓に比べたら斜度は緩いだろうか。時折山際の斜面では落石が音を立て雪の斜面を流れていく。「ラク~!」と叫び下のパ-ティ-に知らせる。お花畑では綺麗な高山植物を見る事が出来たが、ほとんどはまだ深い雪に埋れているようだ。その中で、ここ白馬岳と八ヶ岳でしか見れないというウルップソウは見事であった。この先、稜線でも頻繁に見る事が出来た。
ハクサンイチゲ_convert_20100706142929
ハクサンイチゲ
ウルップソウ_convert_20100706143155
ウルップソウ
お花畑_convert_20100706143109
お花畑

白馬岳頂上宿舎(9:15、9:30)  周囲は深い霧に覆われ、ホワイトアウト状態。山荘の人に旭岳の状況を尋ねてみる。「旭岳へは登山道がないから行く事は出来ない!この視界では方位もつかめず山荘の者でも迷う!清水尾根は雪が多く残りトラバ-スが危険だ!紅ガラもたぶんまだ付いていない!」と相当脅かされたが、旭岳に登りに来た旨を告げると、分岐にて目指す方向を示してくれた。・・はいいが、実際真白の雪田に足を進めると、つい先程歩いていた方角が既に分からない。旭岳や白馬岳が見えればどうにでもなるが、視界は完全に奪われている。慎重に進み撤退も頭をよぎった頃、夏道の登山道に取付いた。旭岳は見えないが、たぶん今現在巻いている所だろう。通りを塞ぐ大きな石に腰を降ろし、少し遅れた岳登を待つ。岳登がようやく到着し、再び足を進める。ふと辺りを見渡してみると斜面を登る踏み跡を偶然発見。休んでいた石のすぐ脇には”旭岳”と黄色くペイントされた石があった。危うく見落とすところだったが、この薄い色では気付く方が難しい。踏み跡はしっかりしており、難無く山頂部まで登る事が出来た。
道標_convert_20100706141946
道標

旭岳(10:25、11:10)  長く延びる山頂部は何処が山頂なのだろう。噂通りその中央部が一番高いと感じた。山頂標識や三角点は一切なく、ケルンと思われる石積みが中央付近にある。一瞬ガスが流れ、白馬岳や白馬山荘が薄く浮かんだ。百高山を目指していると、登山道も山頂標識も無い地味な山に多々出くわす。常念岳の脇で影を潜めた横通岳や東天井岳が正にそれだった。
踏み跡_convert_20100706142055
旭岳への登り
イワウメ_convert_20100706143309
イワウメ
山頂部_convert_20100706142144
山頂部
旭岳_convert_20100706142741
旭岳 ※後方は白馬岳

裏旭岳撤退(11:46)  今日は目的の旭岳の他に小蓮華山まで足を延ばそうかとも思っていた。だが天候も悪く、小蓮華はやめる事にした。昨年登っているので無理に行く必要もない。それならせめて裏旭岳でも行こうか、と清水尾根を先に進んだ。旭岳を巻き終えた頃だろうか、”旭岳”と今度は赤でペイントされた石を発見。これなら分かり易い。だがここから登ると山頂部の端に到着してしまい、分が悪いだろう。二度程雪の斜面をトラバ-ス。滑ったら遥か下の清水谷まで一気に滑落してしまう。やがてル-トは消え余儀なく撤退に追い込まれた。先程トラバ-スした雪面に戻ると、見落としていた紅ガラを見つけた。それに従い少し雪面を下降するが、紅ガラは清水谷まで続いているようにも見えた。折り返したほうが良さそうだ。慎重に雪面をトラバ-スし、来た道を戻る。視界は相変わらず最悪だったが、無事白馬の稜線に合流、事なきを得た。
ペイント_convert_20100706142840
ペイント
トラバ-ス_convert_20100706143005
ホワイトアウト

白馬岳(12:42、13:00)  白馬岳山頂に立ってみたが当然何も見えない。本来なら旭岳が見えるだろうが非常に残念。さてここから一気に下山するとしよう。大雪渓をアイゼンなしで下る。意外に急勾配で雪も締まっており油断は出来なかった。こんな時間にも係らず、下から登ってくる人がいる。  
白馬岳_convert_20100706141855
白馬岳
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白馬尻小屋(14:58、15:06)  朝同じ時刻に猿倉を発った年配のご夫婦が休んでいた。白馬岳を日帰りしてきたのだろうか、かなり強い女性だ。この小屋は来週から営業するらしく主人等が準備をしていた。

猿倉荘(15:45)  梅雨の真っ只中、天候には恵まれなかったが、ウルップソウも見れ、目的の旭岳にも登れ、何より静かな山旅を楽しむ事が出来た。 
猿倉荘_convert_20100706142655
猿倉荘

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