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土地分筆登記

『土地分筆登記』
こう言われてパッとくる人は稀であろう。
とにかく土地家屋調査士は悲しいくらい知名度が低い。
隣接士業の司法書士とはえらい違いだ。
だけど僕はこの資格に人一倍誇りを持ってやっている。

日本の国土には大抵地番が付いている。
国有地等には無地番の場合もあるが・・。
土地分筆登記とは、
1筆の土地(地番)を2筆、3筆等に分ける登記を言う。
何の為にするかと言うと、
例えば自分の土地の一部を他人に譲渡する時など、
分筆して新しい地番(譲渡する方)を形成する必要がある。
自分の土地を丸々譲渡する訳にはいかないからだ。
土地家屋調査士が法務局に対し、土地分筆登記をした後、
司法書士が新しい地番の方につき所有権移転登記を行なう。
そして、片方の土地はめでたく買主の名義となるのである。

子供5人、妻1人(当たり前)と大所帯の我が家では布団を並べ寝ている。
夏の暑い夜、妻の足が僕の土地(布団)に越境してきた。
『コラ、勝手に人の土地に入るなよ!』
『ハッ?』
『ここは俺の土地やでな!』
『もしどうしても足を入れたければ、ちゃんと分筆してな!』
『あっそう。』
調査士(僕)と補助者(妻)ならではの会話である。

こんな事はどうでもいい。

今日僕はとてつもなく感動した。
脇見運転ばかりして危なくもあった。
それ程素晴らしかった。
景色が・・である。

奥飛騨温泉郷に2つ抱える現場に向う為、車を走らせた。
この土地分筆登記をする為、今日は現場の測量を行なう。
快晴の青空の下、白い峰々が続々と飛び込んできた。
先ず、笠ヶ岳と穂高連峰。
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笠ヶ岳、穂高連峰と蔵柱集落

続いて焼岳。
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焼岳と田頃家集落

次は蒲田富士と槍ヶ岳。
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蒲田富士、槍ヶ岳と中尾集落

場所を変えて、笠ヶ岳から抜戸岳へ延びる稜線。
P1030535_convert_20091104200108.jpg
笠ヶ岳、抜戸岳と鍋平公園

僕は完全に高揚していた。
何回見ても決して飽きる事のない景色が目の前にあった。
誇らしげに山の名前を説明する僕の隣りで、
山に興味のない妻は、

完全に呆れていた。

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| 土地家屋調査士 | 08:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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