恵那山
【山域】恵那山(2189m)
【日時】平成21年10月31日
【天候】晴れ
【岳人】嶺花(年長)、穂乃花(小2)、岳登(小4)、僕
黒井沢登山口(6:10) 朝3時自宅発、登山口の駐車場に2時間半かけ到着。林道の後半はかなり悪路だった。駐車場には簡易トイレや地図看板がある。明るくなってきたゾ、いざ出発だ。しばらく沢沿いに歩く。樹木には名前等が書かれたプレ-トが張り付けてあり学習出来る。

黒井沢登山口
避難小屋(6:58、7:13) 小屋は相当古いが雨風はしのげそう。その隣りにトイレがあったが、便器を覗くと下は草むらだった。雉撃ちと変らない。

全身を駆使して登る穂乃花、嶺花
野熊ノ池避難小屋(8:31、8:41) まだまだ中間地点。立派なログハウスの中には銀マットがあり、登山ノ-トまで置いてある。外国の日本人宿にある情報ノ-トのようなもの。岳登が真剣に何やら書いていた。近くには大きな池があるが、末端は筋を作り下流に流れている。さすがにこの水は飲む気になれなかった。更に登りは続き、幼子には結構辛いらしく穂乃花と嶺花は交互にへたっている。空が見えるゾ、頑張れ嶺花、穂乃花!

野熊ノ池避難小屋

野熊ノ池

晩秋の陽射し
稜線1830m(9:32、9:53) 稜線に出たようだ。赤石山脈(南ア)の山々が薄っすら浮かんで見えた。嶺花が遅れること数分、世話役の岳登と共にようやく到着。岳登は山では非常に頼りになり、脚力、経験共ほとんど大人と変らない。
恵那山山頂小屋(11:10、11:40) 何とか登り切った。嶺花にはきついかな、と心配していたが非常に頑張ってくれた。嶺花ばかり褒めていたら、『穂乃も褒めてよ!』と穂乃花に叱られた。穂乃花も嶺花と変らない小さい体で本当によく頑張ったゾ。意外にも小屋周辺は既に多くの登山者で賑わっていた。黒井沢から登ってきて単独行の男性にしか抜かされていないが、この山は幾つもル-トがある為だろう。眺望が良いという岩場に登り、昼食休憩。妻の愛情おにぎりを有難く頂く。赤石山脈の山々は遠く、眺望はイマイチ。この山は百名山というブランドで是だけの登山者を集めるが、僕は先週訪れた奥丸山の方が好きだ。とても静かで眺望は群を抜いている。

山頂小屋裏の岩場

眺望
恵那山(11:50、12:17) 先程の岩場でなく、ここが本当の山頂らしい。山頂標識、三角点、展望台、祠があり広場となっている。ここで展望台の櫓に上ってみたが眺望は無い。しかしここにも凄い数の登山者がいる。

恵那山

山頂広場、中央に三角点

水場、このル-トは水には困らない
1885m稜線(13:31、13:40) 下りは登りに比べ子供達にも余裕がある。問題は下2人を襲うであろう睡魔である、こない事を祈る。

恵那山を振り返る

秋色

稜線を歩く

稜線~野熊ノ池間は足に易しい登山道が続く
野熊ノ池避難小屋(14:17、14:25) 何の問題もなく中間地点到着。大好きなお菓子を食べ最後の下りに挑む。調子のいい穂乃花に比べ、嶺花に異変が起きてきた。足が疲れたらしく、相当大声で泣き叫びながら歩いている。他の登山者はビックリしただろう。しかし足が痛くても、辛くて泣いたとしても前に進むしかない。人生とはそういうものだゾ嶺花よ、最後まで一人で頑張るんだ。気合で歩いてもらう。嶺花を連れていく山行では、万が一の為に赤ん坊に使う帯紐を持参しているが、あくまで緊急時の最後の手段であり未だ使った事は一度もない。泣きながら歩く姿を見て可愛そうと思う人もいると思うが、次の山にも自分から行きたいと言ってくれる。そして何より、何事も途中で諦めない強い精神力、体力を山登りを通して得て欲しい。
避難小屋(15:37) この避難小屋まで一気に下りてきたかったが、ここまで持たず少し手前の登山道で休憩。お菓子を食べると嶺花は完全復活、見違えるような歩きを見せてくれた。避難小屋は素通りして一気に駐車場を目指す。結局子供の体力は保育園児と言えど計り知れない、ただ単に辛いと思う精神面だけの問題。岳登は樹木に張り付いたプレ-トを手で覆い、僕達に問題を出してくる。僕は全く覚えていないのだが、穂乃花が見事に難しい樹木名を続々と回答していた。是には皆ビックリ。『凄いね穂乃、いつの間に覚えてたの。』

避難小屋
黒井沢登山口(16:11) 嶺花先陣を切って登山口のゲ-トに飛び込む。お疲れ様でした。中津川の王将で夕食を取り、長い帰路に就くこととする。

ゲ-ト
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【日時】平成21年10月31日
【天候】晴れ
【岳人】嶺花(年長)、穂乃花(小2)、岳登(小4)、僕
黒井沢登山口(6:10) 朝3時自宅発、登山口の駐車場に2時間半かけ到着。林道の後半はかなり悪路だった。駐車場には簡易トイレや地図看板がある。明るくなってきたゾ、いざ出発だ。しばらく沢沿いに歩く。樹木には名前等が書かれたプレ-トが張り付けてあり学習出来る。

黒井沢登山口
避難小屋(6:58、7:13) 小屋は相当古いが雨風はしのげそう。その隣りにトイレがあったが、便器を覗くと下は草むらだった。雉撃ちと変らない。

全身を駆使して登る穂乃花、嶺花
野熊ノ池避難小屋(8:31、8:41) まだまだ中間地点。立派なログハウスの中には銀マットがあり、登山ノ-トまで置いてある。外国の日本人宿にある情報ノ-トのようなもの。岳登が真剣に何やら書いていた。近くには大きな池があるが、末端は筋を作り下流に流れている。さすがにこの水は飲む気になれなかった。更に登りは続き、幼子には結構辛いらしく穂乃花と嶺花は交互にへたっている。空が見えるゾ、頑張れ嶺花、穂乃花!

野熊ノ池避難小屋

野熊ノ池

晩秋の陽射し
稜線1830m(9:32、9:53) 稜線に出たようだ。赤石山脈(南ア)の山々が薄っすら浮かんで見えた。嶺花が遅れること数分、世話役の岳登と共にようやく到着。岳登は山では非常に頼りになり、脚力、経験共ほとんど大人と変らない。
恵那山山頂小屋(11:10、11:40) 何とか登り切った。嶺花にはきついかな、と心配していたが非常に頑張ってくれた。嶺花ばかり褒めていたら、『穂乃も褒めてよ!』と穂乃花に叱られた。穂乃花も嶺花と変らない小さい体で本当によく頑張ったゾ。意外にも小屋周辺は既に多くの登山者で賑わっていた。黒井沢から登ってきて単独行の男性にしか抜かされていないが、この山は幾つもル-トがある為だろう。眺望が良いという岩場に登り、昼食休憩。妻の愛情おにぎりを有難く頂く。赤石山脈の山々は遠く、眺望はイマイチ。この山は百名山というブランドで是だけの登山者を集めるが、僕は先週訪れた奥丸山の方が好きだ。とても静かで眺望は群を抜いている。

山頂小屋裏の岩場

眺望
恵那山(11:50、12:17) 先程の岩場でなく、ここが本当の山頂らしい。山頂標識、三角点、展望台、祠があり広場となっている。ここで展望台の櫓に上ってみたが眺望は無い。しかしここにも凄い数の登山者がいる。

恵那山

山頂広場、中央に三角点

水場、このル-トは水には困らない
1885m稜線(13:31、13:40) 下りは登りに比べ子供達にも余裕がある。問題は下2人を襲うであろう睡魔である、こない事を祈る。

恵那山を振り返る

秋色

稜線を歩く

稜線~野熊ノ池間は足に易しい登山道が続く
野熊ノ池避難小屋(14:17、14:25) 何の問題もなく中間地点到着。大好きなお菓子を食べ最後の下りに挑む。調子のいい穂乃花に比べ、嶺花に異変が起きてきた。足が疲れたらしく、相当大声で泣き叫びながら歩いている。他の登山者はビックリしただろう。しかし足が痛くても、辛くて泣いたとしても前に進むしかない。人生とはそういうものだゾ嶺花よ、最後まで一人で頑張るんだ。気合で歩いてもらう。嶺花を連れていく山行では、万が一の為に赤ん坊に使う帯紐を持参しているが、あくまで緊急時の最後の手段であり未だ使った事は一度もない。泣きながら歩く姿を見て可愛そうと思う人もいると思うが、次の山にも自分から行きたいと言ってくれる。そして何より、何事も途中で諦めない強い精神力、体力を山登りを通して得て欲しい。
避難小屋(15:37) この避難小屋まで一気に下りてきたかったが、ここまで持たず少し手前の登山道で休憩。お菓子を食べると嶺花は完全復活、見違えるような歩きを見せてくれた。避難小屋は素通りして一気に駐車場を目指す。結局子供の体力は保育園児と言えど計り知れない、ただ単に辛いと思う精神面だけの問題。岳登は樹木に張り付いたプレ-トを手で覆い、僕達に問題を出してくる。僕は全く覚えていないのだが、穂乃花が見事に難しい樹木名を続々と回答していた。是には皆ビックリ。『凄いね穂乃、いつの間に覚えてたの。』

避難小屋
黒井沢登山口(16:11) 嶺花先陣を切って登山口のゲ-トに飛び込む。お疲れ様でした。中津川の王将で夕食を取り、長い帰路に就くこととする。

ゲ-ト
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| '09山行記録 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑