鳳凰三山、高嶺
【山域】薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、高嶺(2778m)、地蔵岳(2764m)
【日時】平成21年9月27日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小4)、僕
青木鉱泉(4:00) 前夜山梨県入り、道の駅白州にてフィット泊。翌朝青木鉱泉へ移動。国道20号からは旧道(小武川林道)よりも桐沢橋、射撃場経由の新道の方が舗装されておりベタ-。前夜現地入りするとその日も駐車料金が取られるので注意。ヘッドライトを装着してスタ-ト。慎重に道標を探し、足を進めるが川原で立ち往生。小武川を渡渉し対岸に渡り崖をよじ登るが林道がない。何度かそれを繰り返すが、どこにも林道が見当たらない。辺りはまだ真暗、全身ずぶ濡れ。よわったな。岳登と川原に腰を降ろし緊急会議。日が昇ってから出発では遅すぎる、撤退して入笠山でも登って帰ろう・・。話がまとまり足を戻す。これが初めて訪れる南アルプスの洗礼か、厳しすぎるナ。今度はもっと日照時間が長い時期に出直そう。そう思いながら歩いていると偶然見つけた、地図看板に薬師岳の文字。

暗闇の川原で立ち往生
中道、ドンドコ沢分岐(5:11) 出発には遅い気がしたが最低三山、二山でもいいや。気を入れ直し再出発。遅れた1時間を取り戻せ!意外に道標はよく整備されている。青木鉱泉から林道に出て右に行くところを左に行った為起きた惨事。全く関係ない場所にあった地図看板がそれに追い討ちをかけた。橋を渡り、対岸の林道をせっせと歩く。
登山道入口(5:40、5:50) ここからも飛ばすぞ!樹林帯の急登に喰らい付き黙々と高度を稼ぐ。
御座石(8:11、8:20) 見えたぞ巨石。ようやくここまで登り切った、後もう少しだ。

御座石
薬師岳(9:03、9:13) ヨ-シ、一つ目到着。遅れた1時間はもう取り戻した。絶対今日一日で全部片付けるゾ!おお、あれが北岳か。さすがに近いな。ここからは楽しい縦走だ。

薬師岳、バックに北岳

観音岳へと続く縦走路、まるで北ア燕岳
観音岳(9:33、9:40) あっという間に二つ目到着。お賽銭の小銭がたくさん石の上に置いてある。

観音岳

山頂標識裏、このような方のお陰で記念写真が撮れる事に感謝
鳳凰小屋分岐(9:53) 最悪の場合はここから鳳凰小屋に抜け、ドンドコ沢を下る事も考えていたがその必要もなさそうだ。
赤抜沢ノ頭(10:25、10:35) 見事な地蔵岳のオベリスクが視界に入った。日帰りの人は大抵鳳凰三山くらいだろうが、僕等は更に百高山の高嶺まで足を延ばす。

地蔵岳のオベリスク
高嶺(11:08、11:18) 既に上空は雲に覆われ眺望は全くない。本当なら甲斐駒や白峰三山も間近に見られるのだろうに実に残念。

高嶺
赤抜沢ノ頭(11:44)
地蔵岳(11:54、12:00) 賽ノ河原には多くの地蔵仏が置かれている。時間もないのでオベリスクは遠慮。

地蔵岳

地蔵仏
鳳凰小屋(12:20、12:32) 今回初めての水場だ。この先ドントコ沢沿いでは給水に困ることはない。これから最後の長い下りだ。
五色滝(13:01、13:14) ドンドコ沢は評判は悪いらしいが、そんな事は全くない。登山道も荒れておらず、道標もよく整備されている。その上、滝巡りも非常に楽しく苦しい下山もなんのその。この滝は唯一滝壺に降りられ、滝しぶきを直に浴びる事が出来る。是非お試しあれ。

五色滝

ドンドコ沢登山道
白糸滝(13:30、13:36) 迫力イマイチ。
南精進滝(14:21、14:30) 確かに大きい、だがあまりに遠すぎる。迫力があまり伝わってこない。この滝から30分程下ると、道が二手に分かれる。山沿いと川沿いのル-トだ。川沿い(右側)を選択するも、こちらが正解かもしれない。やがて林道に入り、どこかで見かけた地図看板が。今日の再出発に至った看板だ。完全に訳が分からなくなってきた。暗闇の中、方向感覚全くなしで彷徨っていた為、このあたりの位置関係が全く把握出来ていない。ま~いいか。無事全部登れたから・・・

南精進滝

正しい地図看板には道標の横板が2枚張り付いている、下流の地図看板はデマ
青木鉱泉(15:32) 思いの外、早く帰ってこれた。撤退しないで良かったという満足感と共に、狐にかまれたような不思議な気分が深く残った。車の窓にはしっかりと駐車料金催促の紙切れが差し込まれていた。

青木鉱泉
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【日時】平成21年9月27日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小4)、僕
青木鉱泉(4:00) 前夜山梨県入り、道の駅白州にてフィット泊。翌朝青木鉱泉へ移動。国道20号からは旧道(小武川林道)よりも桐沢橋、射撃場経由の新道の方が舗装されておりベタ-。前夜現地入りするとその日も駐車料金が取られるので注意。ヘッドライトを装着してスタ-ト。慎重に道標を探し、足を進めるが川原で立ち往生。小武川を渡渉し対岸に渡り崖をよじ登るが林道がない。何度かそれを繰り返すが、どこにも林道が見当たらない。辺りはまだ真暗、全身ずぶ濡れ。よわったな。岳登と川原に腰を降ろし緊急会議。日が昇ってから出発では遅すぎる、撤退して入笠山でも登って帰ろう・・。話がまとまり足を戻す。これが初めて訪れる南アルプスの洗礼か、厳しすぎるナ。今度はもっと日照時間が長い時期に出直そう。そう思いながら歩いていると偶然見つけた、地図看板に薬師岳の文字。

暗闇の川原で立ち往生
中道、ドンドコ沢分岐(5:11) 出発には遅い気がしたが最低三山、二山でもいいや。気を入れ直し再出発。遅れた1時間を取り戻せ!意外に道標はよく整備されている。青木鉱泉から林道に出て右に行くところを左に行った為起きた惨事。全く関係ない場所にあった地図看板がそれに追い討ちをかけた。橋を渡り、対岸の林道をせっせと歩く。
登山道入口(5:40、5:50) ここからも飛ばすぞ!樹林帯の急登に喰らい付き黙々と高度を稼ぐ。
御座石(8:11、8:20) 見えたぞ巨石。ようやくここまで登り切った、後もう少しだ。

御座石
薬師岳(9:03、9:13) ヨ-シ、一つ目到着。遅れた1時間はもう取り戻した。絶対今日一日で全部片付けるゾ!おお、あれが北岳か。さすがに近いな。ここからは楽しい縦走だ。

薬師岳、バックに北岳

観音岳へと続く縦走路、まるで北ア燕岳
観音岳(9:33、9:40) あっという間に二つ目到着。お賽銭の小銭がたくさん石の上に置いてある。

観音岳

山頂標識裏、このような方のお陰で記念写真が撮れる事に感謝
鳳凰小屋分岐(9:53) 最悪の場合はここから鳳凰小屋に抜け、ドンドコ沢を下る事も考えていたがその必要もなさそうだ。
赤抜沢ノ頭(10:25、10:35) 見事な地蔵岳のオベリスクが視界に入った。日帰りの人は大抵鳳凰三山くらいだろうが、僕等は更に百高山の高嶺まで足を延ばす。

地蔵岳のオベリスク
高嶺(11:08、11:18) 既に上空は雲に覆われ眺望は全くない。本当なら甲斐駒や白峰三山も間近に見られるのだろうに実に残念。

高嶺
赤抜沢ノ頭(11:44)
地蔵岳(11:54、12:00) 賽ノ河原には多くの地蔵仏が置かれている。時間もないのでオベリスクは遠慮。

地蔵岳

地蔵仏
鳳凰小屋(12:20、12:32) 今回初めての水場だ。この先ドントコ沢沿いでは給水に困ることはない。これから最後の長い下りだ。
五色滝(13:01、13:14) ドンドコ沢は評判は悪いらしいが、そんな事は全くない。登山道も荒れておらず、道標もよく整備されている。その上、滝巡りも非常に楽しく苦しい下山もなんのその。この滝は唯一滝壺に降りられ、滝しぶきを直に浴びる事が出来る。是非お試しあれ。

五色滝

ドンドコ沢登山道
白糸滝(13:30、13:36) 迫力イマイチ。
南精進滝(14:21、14:30) 確かに大きい、だがあまりに遠すぎる。迫力があまり伝わってこない。この滝から30分程下ると、道が二手に分かれる。山沿いと川沿いのル-トだ。川沿い(右側)を選択するも、こちらが正解かもしれない。やがて林道に入り、どこかで見かけた地図看板が。今日の再出発に至った看板だ。完全に訳が分からなくなってきた。暗闇の中、方向感覚全くなしで彷徨っていた為、このあたりの位置関係が全く把握出来ていない。ま~いいか。無事全部登れたから・・・

南精進滝

正しい地図看板には道標の横板が2枚張り付いている、下流の地図看板はデマ
青木鉱泉(15:32) 思いの外、早く帰ってこれた。撤退しないで良かったという満足感と共に、狐にかまれたような不思議な気分が深く残った。車の窓にはしっかりと駐車料金催促の紙切れが差し込まれていた。

青木鉱泉
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| '09山行記録 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑