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我が家のハ-ブ園

何を隠そう、僕の一番の趣味は顔に似合わずハ-ブなんだろうと思う。何かと広く浅く手を出してはいるが、毎年子供を連れて行く海外旅行(バックパッカ-)は、僕のライフワ-ク。ウルトラマラソンは目標をさくら道としてしまったが故の試練。山登りはその練習と子育ての一環。家庭菜園は食費節約の為。山菜採りやホタルイカ捕りは近くにあるから。ハ-モニカは最近全然。・・そう考えると、やっていて一番楽しいことは必然的にグリ-ン系となる。外国もウルトラも山も辛いことが大半なのに対し、グリ-ン系は楽しいことでしかない。それはハ-ブだけでなく、観葉植物にしても同様だ。土を構うことは嫌いではないし、植物を眺めているだけで幸せな気分になれる。かと言って、別に花が好きな訳ではない。ハ-ブや観葉植物に共通して言えること。それは強い生命力と、恐ろしい程の繁殖力。何だか自分に似ている気がする。一度苗を買ってしまえば、放っておいても何年でもきっと何十年でも楽しめてしまう。そんなお得感が好きなんだろう。
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我が家のハ-ブ園  ※眺めているだけで幸せになれる

数年前に母が持ってきたレモンバ-ムのことを、僕は『ハ-ブ』という名前だと思っていた。いつしかそのハ-ブは庭のそこら中に蔓延し、やがて、それは『ハ-ブ』という名前ではなく、『ハ-ブの一種』であることを知った。続いてアップルミントとペパ-ミントが持ち込まれ、同じく増え続けていく。カモミ-ルやスイセンノウについても同様で、無造作に散らばり見苦しくなっていることに頭を抱えていた。そしてこれらを一箇所にまとめようと、数年前に枕木を買い、念願のハ-ブ園を造った。・・それから数年、今ではかなり多くの品種が揃っている。ハ-ブは眺めていても楽しいが、何より匂いを嗅いでいてすごく癒される。料理に使う程まだ深入りはしていないが、それでも十分に楽しめている。地元で売られているものには限りがあるが、ウルトラで遠征に行った際、珍しいものを見つける度につい買い込んでしまう。
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チャイブ  ※花期は終わったが、今年ようやく花が付いた 
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ク-ルミント  ※匂いが実にク-ルで、爽快感抜群
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ラムズイヤ-  ※ふわふわの葉が羊を連想させる
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センテッドゼラニウム  ※匂いはいいが耐寒性がなく、冬は鉢に移して室内で管理
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カモミ-ル  ※1年草だが、種がこぼれて毎年畑に散乱(それを移植)
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アップルミント  ※繁殖力が凄まじいので、適時除去しないと追いつかない
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ペパ-ミント  ※これも繁殖力が凄まじく、少々迷惑
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オレガノ・ケントビュ-ティ-  ※ピンクの小花が可愛い
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コモンタイム(中央)とクリ-ピングタイム(枕木上)  ※這うように伸びていく
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パイナップルミント  ※斑点模様が可愛く、他のミントより格が上
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ロ-ズマリ-  ※僕はこの匂いが堪らなく好きだ
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ラベンダ-  ※この匂いも大好きで、吊るしてドライにも
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イタリアンパセリ  ※最近毎日(昼食時サンドイッチで)食べている
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スイセンノウ  ※ラムズイヤ-にそっくり、かなり増えて困る程
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レモンバ-ム  ※ハ-ブの代表格。レモンの匂いが心地良く、氷水やお湯やワインに入れて飲む
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チェリ-セ-ジ・オ-キッド
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チェリ-セ-ジ・ピ-チ
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スピ-ドリオン  ※ハ-ブではないが隅の縁取りに
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スイ-トハ-ブメキシカン  ※耐寒性がなく鉢で管理
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ブル-キャットミント  ※紫色の花が綺麗で、葉も面白い
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ワイルドストロベリ-(右)  ※果実(小イチゴ)は食べれるが、耐寒性がなく鉢で管理
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ハ-ブ寄せ植え(左)

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ハ-ブガ-デン造り

ずっとハ-ブガ-デンが欲しかった。僕は顔に似合わず、ハ-ブがすごく好きだ。その甘い香りに癒されるところが、その理由として大きい。ラベンダ-は収穫を兼ねカットし、ドライにして香りを楽しんでいる。レモンバ-ムやロ-ズマリ-は香りが抜群に心地良い。カモミ-ルは白ワインに入れれば、ゴ-ジャスな気分が味わえる。タイムやオレガノは可憐な花が美しい。ラムズイヤ-はふわふわの毛が特徴的で、各種ミントと共にどれだけでも増えて困るくらいだ。そして僕がハ-ブを好むもう一つの大きな理由は、あの雑草的な生命力にある。どんな頑強な地盤でも強く生き抜いていくし、繁殖力も半端でない。暑さ寒さも意に介せず、何とも頼もしいこの力強さ。雑草のような一人の人間として、自分の代名詞のようなハ-ブに僕は魅せられている。

ハ-ブはこの土地に家を建てて以来、鉢に入れたり、畑の片隅で育てていた。ハ-ブが好きになったのは母の影響で、レモンバ-ムが僕にとってのハ-ブだった。その後ラベンダ-も実はハ-ブであることを知り、シソやヨモギ、パセリまでもが立派なハ-ブの一員であることを知った。次第に管理する品種は増えていき、地植えのものはその繁殖力からそこら中に化身が増えていった。こうして増え続けるハ-ブを、どこかに一まとめにしたかった。庭区画に専用ガ-デンを造ろうとも思っていたが、芝をめくるのは何だか気が引けるし、適当な場所もない。そこで畑区画の片隅、玄関前の角に造ることにした。

まずは、枕木の購入。枕木以外は考えていなかった。地元のホ-ムセンタ-には置いてなく、購入先はWEBで国鉄産業㈱に決めた。枕木自体の値段は安いのだが、送料がかさんでくるのが痛い。中古の枕木には痛みの程度から等級も付けられており、選定にあたっての判断は難しいところ。結局僕は反り具合に魅せられ、曲がり(B等級程度)を2本注文した。訊くところによると、あの曲がり具合は故意ではないようで、自然の成り行きらしい。直(ちょく)に比べ人気はなく、その分値段は安くなる。実物を見るまでは実際にレイアウトが出来ないので、長さ調整の為に短木も2本、それにかすがいも2本頼んでおいた。

後日、枕木が自宅に運ばれてきた。力持ちの嶺花に手伝ってもらい、早速適当に置いてみる。長もの2本は多かったかな・・と心配していたが、丁度いい感じに納まり僕は思わずにやけてしまった。曲がり具合も最高。一番曲がっているものを・・と頼んでいただけに、こちらの主旨も十分伝わっていたようだ。直ものだと、ここまで自然な形には仕上がらなかっただろう。1本当り50kgの重量があるので、地面の上に置くだけで設置は完了。レンガのように面倒な工事はなく、元に戻すのも楽勝。木材には防腐剤クレオソ-トが注入されている。この為耐久性は向上するが、発ガン性のリスクが伴ってくるのが少々ネックだ。
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枕木レイアウト、石除去済み  ※曲がりを選んで大正解だった
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国産中古短枕木(L600×W200×H140)  ※短木は何かと使える
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国産中古曲枕木(L2100×W200×H140)  ※傷は多いが、これでも綺麗な方の面

そして1週間後、いよいよ土を入れることになった。当初黒土か赤土をまとめて仕入れようと思っていたが、結局はホ-ムセンタ-で購入。色々調べていたらハ-ブの土には水はけ・水持ちに優れた赤玉土が良いらしく、微生物の住処として腐葉土も混ぜ、その割合は7:3とした。赤玉土と腐葉土を1袋ずつ混ぜ、順に花壇に撒いていく。30袋くらいは覚悟していたが、24袋で何とか納まった。赤玉土は当初全て中粒を使うつもりでいたが、粒が大きいような気がして途中から小粒に切り替えた。しかし結果として中粒でも苗は十分固定され、問題はない。ハ-ブは弱アルカリ性を好む為、酸性の混合土に石灰を少々混ぜ、土壌改良を施す。そして植え付けに備え、元肥も加えておいた。
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土入れ前  ※頑強な地盤も少し耕しておいた
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腐葉土、赤玉土(小粒)、赤玉土(中粒)

枕木は土入れの前に予めかすがいで固定しておいたが、ヒビが余計に広がり、これにはかなり後悔した。これだけの重さなので、2mものにかすがいは必要ない。それにこのかすがいも中古なのか、錆がひどいのが気にかかる。木製フェンスは枕木と同じ色合いで、花壇の雰囲気を損ねず、中々グットな代物だ。もう2個3個欲しかったけど、値が張るので敢え無く見送った。そしてここに、ハ-ブガ-デンの完成。ずっと、こんなのが欲しかったんだ。家族の評判も中々宜しく、僕も大満足であった。後は主役となるハ-ブの登場を待つだけだ。
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枕木はかすがいで固定  ※余計にヒビが広がった
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ハ-ブガ-デン完成  ※枕木連結、土入れ後

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