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竹の子のシ-ズンは淡竹から

今年も竹の子のシ-ズンがやって来た。
3月のホタルイカから始まって山菜、竹の子と僕もそれなりに忙しい。
先ずは簡単な淡竹(ハチク)から・・

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4/30収獲分
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不味そうで美味い

まだほとんど出たばかりだったが、この時期としてはまずまずの収獲だろう。
淡竹は成長が尋常でない程早いので、これからは頻繁にチェックが必要となる。
この日は嶺花が大変な皮剥き作業を手伝ってくれた。

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5/3収穫分

淡竹は採るのが超簡単でストレスゼロ。
ケガや遭難の心配はないし、自己主張が強過ぎるので、こちらから探す必要もない。
正に、竹の子界のダ-クホ-ス的存在。

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5/7収穫分

ただ、ある日母が言った。
『お願いやで、もう採らないで・・』
それが母の偽りのない本音で、竹の子全般に共通して言える悲しい性(さが)。
採る側以上に調理する側の手間が相当な度合いでかかってくる。

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5/12収穫分

だけど、僕もあえて言い返した。
笹の子に比べたら淡竹は楽勝やで、お願いやであと一回だけ採らして!
そしてこの日の収穫を最後に、今年の僕の淡竹は終わった。


笹の子編に続く・・

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| 淡竹 | 17:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これでもか!ってほど淡竹が採れる

今年に限ったことではないけれど、淡竹(はちく)の収穫量が尋常でないほど多い。里に初夏を告げる、タケノコ(竹の子、筍)。この辺りでは笹の子(根曲がり竹、姫竹)が飛び抜けて有名だが、淡竹も意外とよく採れる。しかし淡竹は市場にほとんど出回っておらず、知名度はない。知る人ぞ知る・・という、微妙な立ち位置に置かれている。実際に笹の子と淡竹を比較した場合、僕は迷うことなく淡竹に軍配を上げるだろう。採るに良し、剥くに良し、味も良しと三拍子揃った淡竹は、タケノコの王様だと僕は思っている。タケノコと言えば誰もが想像する孟宗竹は、残念ながらこの地方には存在しない。一度くらいは自分で掘り起こしてみたいものだが、毎年豊田の親戚から実家に送られてくるその大きなタケノコが、僕と孟宗竹との唯一の接点となっている。
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淡竹57本(5/23収穫)
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淡竹116本(5/25収穫)  ※予備軍は多く、まだまだ採れそう
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見た目で判断しないで

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| 淡竹 | 13:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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やっぱ、淡竹でしょ!

今年も淡竹(はちく)の季節がやって来た。淡竹を知って以来、笹の子から完全に目移りしている今日この頃。笹の子を採りに母と何年か山に通ったが、今年からはもう行かないと母は言う。親孝行のつもりでいたが、母にとってはかなり苦痛だったようだ。それだけ笹の子に費やす労力は大きく、危険も少なからず付きまとう。そして、これと正反対なのが淡竹採り。『収穫』なんていう立派な表現を使うのに、少し恐縮してしまう。まるで雑草でも取り除いているような軽い感覚で、労力は無いに等しい。笹の子でこれだけの量を採ろうと思ったら、移動を含めれば下手すると半日はかかってしまうだろう。それに淡竹の生命力というのも大変魅力だ。同じ節からの2度目の収穫だって、ゾンビのような彼等なら十分可能だ。
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今年の初収穫(5月8日)
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本収穫(5月15日)  ※5分とかからない
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淡竹の創作料理

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| 淡竹 | 10:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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淡竹に真竹、そして孟宗竹まで一堂に集う

これでもか淡竹。そう言えるくらい、わんさかと淡竹が採れる。今年3回目の採取は6月9日、僅か10坪にも満たない廃竹の藪林。さすがに前回で採り尽くしただろうと思っていた。しかし長雨の影響もあってか、淡竹の新顔が凄い勢いで伸びていた。さすがにもうこの後はないだろう。淡竹には、いい意味で期待を裏切られ続けている。ゾンビのように蘇る淡竹に、今年は随分と楽しませてもらった。探すのは容易だし、採るのも容易(ただしこの時期、少し折りにくかったが・・)、今ではグロテスクな顔立ちにも慣れてきた。そして何と言っても特記すべきは、この生命力。淡竹・・、間違いなく竹の子の中でNo.1である。
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今年3回目の収穫でも135本  ※虫に喰われていて、この内20本程はボツ

6月8日、岳登が出場した県柔道体重別選手権大会。道中とある道の駅の駐車場で休憩していたら、河川敷方角に何やらニョキニョキ伸びる物体が目に入った。刈り払われた荒地の中で、一際異様に目立つ物体・・。正体は直ぐにひらめき、袋を持って河川敷へ下りる。予感は的中。本格的に藪に入ればかなり採れただろうが、今日はそんな暇はない。ほんの2、3分で軽く18本を採取した。採取をしながら、いつも見ている淡竹とは少し違うなと思っていた。時期が過ぎたからか・・、とその時は結論付けていたが、帰宅後淡竹と見比べてみると明らかに淡竹とは違っていた。

時期を同じくして遠方の親戚から送られてきたのは、孟宗竹25本。この場に根曲がり竹(笹の子)があればよかったが、主要な竹の子が珍しく一堂に会した。孟宗竹(もうそうちく)、淡竹(はちく)、真竹(またけ)。こうして並べてみると、その違いがよく分かる。孟宗竹と真竹は皮質がそっくりで、ツルツルのピカピカ感はやや気色悪い。皮を見る限りでは、淡竹のザラメ質が最も美味しそうに見える。最初違和感があった淡竹の不気味な先端(緑の部分)は、知識のない者を容易に寄せ付けない人に対する一種の防御機能なのかもしれない。これに根曲がり竹を加え比較してみると、味にたいした差はない。しかし今回初めて食した、孟宗竹の天婦羅と田楽。これは今まで食べた竹の子料理の中でも、トップレベルの美味しさであった。孟宗竹は僕等の地方では採れないから、これからは淡竹中心に初夏の竹の子採りを楽しんでいこうと思う。
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写真上から、真竹、淡竹、孟宗竹

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| 淡竹 | 15:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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淡竹料理に舌鼓~人生こんなもんだ!

5月下旬の日曜の朝、娘二人を連れていつもの笹の子山に入った。例年平日の早朝に母と来ているこの山だが、子供達にも笹の子採りの楽しさを教えてあげたい。自宅から車で30分程走り、峠の空地に車を停めた。既に先客は2台。山中で男性の単独行、年配の夫婦連れの2組に出会った。井出達からして、両者とも見るからに地元のプロのようである。頑張って山頂まで登り切った娘を後続に並べ、意を決して笹藪に入り込む。あれッ、へんだな・・。思うように、笹の子が見つからない。それは”思うように”のレベルではなく、ほぼ無いに等しい。

例年目が笹の子に慣れるまでには、幾らかの時間を要している。だけど、今回は明らかにそれとも違う。先程単独行が下山際言っていたように、今年は随分と冷え込んだようである。その為笹の子の成長が遅れており、あるべき時期にあるべき物がない。頭を出しているものがほとんどない中でそれでもしぶとく探し、何とか数本だけ手に入れることが出来た。妻をあれだけ脅かしてきたのだから、さすがに手ぶらでは帰れない。山頂で朝食用のおにぎりを食べ、周囲に広がる目一杯の大自然を満喫。何かと沈みがちな心は、ここで一気に洗われた。山頂でワラビを掻き集め、下山もしぶとく所々藪に入ってみるがほぼ坊主。泣く泣く、家路へと就いた。
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今年は随分冷え込んだようだ  ※折角娘二人を連れて行ったのに・・

しかし、人生とはこんなもんだ。捨てる神がいれば拾う神もいる、悪い事があればいい事もある。笹の子山に入った2日後、実家裏庭で何気なく草花を眺めていたら、ある物が目に留まった。”グロテスクな竹の子”とでも言うべきだろうか、昨年それが食べられるということを初めて知ったのだが、年を跨ぎその存在すら僕の中から完全に消えていた。こうして再びこのグロテスクな竹の子を目にし、思い立ったようにその一切をかっさらった。全く手入れのされていない竹藪は無造作に大きく伸び、僕の実家にも大きな被害が及んでいる。その為切除の了解は得ている。
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おめぇ、不気味な面してるな

はて、味はどうだったかな。昨年のことはあまり覚えていないが、腹を壊さなかったことだけは明確に覚えている。こうして採取した大量のグロテスク・・、もし美味しく食べれたとしたらそれはかなり脅威である。フェンスをひょいと飛び越えて、僅か2、3分。たったそれだけの時間と労力で、笹の子採り半日分、いやそれ以上の成果が楽して得られる。何とも信じ難いこの事実。笹の子採りなんてアホらしくてやってられないな・・。そんな戦意喪失にもなりかねない衝撃の事実を、母とまじまじと受け留めていた。(笹の子採りは楽しいから、これからも行くつもりだけど・・)
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5分かからずしてこの成果  ※先日笹の子採りにかけた4時間は一体何だったんだろう
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これが食べれるなんて
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皮剥きも笹の子に比べ随分と楽
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剥いた皮

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| 淡竹 | 12:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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